航空自衛隊2 | 元自衛官の独り言

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航空自衛隊は日本を下記の4ブロックに分割して防衛している

○北部方面航空隊
○中部航空方面隊
○西部航空方面隊
○南西航空混成団



各プロックの基地配置は下記の通り

◎北部航空方面隊


中部航空方面隊



首都圏地区


◎西部航空方面隊


南西航空混成団


補給処・レーダー施設も合わせると結構な数だが第二の都市大阪がある関西には航空自衛隊の航空基地が無い、何故?しかし関西には他と違って特殊な点がある下記の図を見たらお分かりだろうが民間空港が多数ある。

関西の周辺の民間空港


特に異様なのが大阪湾を囲む様に配置された神戸・伊丹・関西の3空港で神戸の時は「また空港造るんかい(笑)」と言っていたが有事になれば軍事転用されるだろう大阪湾は太平洋側に位置しており到達するには陸・空部隊では日本海側から侵入するしかない海上部隊にとっては本州と九州の間の関門海峡を抜けて侵入するか国際水域である公海の津軽海峡を抜けて侵入するしかない。


国際水域(公海)津軽海峡

東京湾・三河湾ともそうだが大阪湾は四国と小島が多数ある為潜水艦でも防衛網を敷かれれば容易に突破出来ないだろう、と言う事は神戸港・大阪港があり三空港で囲まれている大阪湾は軍事拠点としてはうってつけの条件だろう。

そんな航空自衛隊だが搭載する兵器は意外と少ない、攻撃する事を想定しているためであろう。

数少ない兵器から昨今の国際意見を取り入れ非人道的兵器とされたクラスター爆弾が廃棄された、そんな航空自衛隊機が搭載する兵器は下記の通りである。

90式空対空誘導ミサイル

99式空対空誘導ミサイル

04式空対空誘導ミサイル

AIM-9サイドワインダー対空ミサイル


AIM-7スパロー対空ミサイル


AIM-120 AMRAAM対空ミサイル


80式空対艦誘導ミサイル


93式空対艦誘導ミサイル

Mark82自由落下爆弾

91式爆弾用誘導装置

GBU-38JDAM誘導爆弾

Mk40 FFAR空対空ロケット弾

LAU-3/A70mmロケット弾

対地兵器が少ないです、専守防衛で攻撃する事を想定していない自衛隊だから少ないのでしょう航空兵器は空対空・空対艦ミサイルが充実しています。