術後より1か月。
病理結果が出ました。
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簡単にこれまでの経過をまとめると
子宮頸がん検診は毎年受けていました。
2015年3月に受けた検査では陰性
その後妊娠。
同年、8月の妊婦検診で陽性。
ASC-H 3b 中度異形成
妊娠中は1ヶ月毎の検査。
産後から3ヶ月毎の検査。
この間
軽度異形成になったり
異常なしになったり
最初に行ったHPV検査は陰性だったため
医師には「自然治癒に向かう」と言われていたのに
経過観察から3年経った
2018年9月
HISL(高度異形成~上皮内がん)の結果が出て
円錐切除手術へ。
円錐切除してみた結果
・上皮内がん(CIS)に加え
・上皮内腺癌(AIS)が新たに発覚。
しかも
・上皮内がんは断端陽性で取り残しあり
・上皮内腺癌は断端陰性で取り切れたものの
20%の確率でスキップリージョンをする可能性があり
その場合の標準治療である
単純子宮全摘出手術(子宮+卵管)を受けました。
で!その結果!
摘出した子宮からは何も見つからず
円錐切除で取り切れたと考えて良い。
追加治療なし
20%で起こるスキップリージョンも
していなかった、という事になります!
※ちなみにスキップリージョンしていた場合の多くは
上皮内腺癌の状態、
もしくは1a1期で見つかる事が殆どだそうで
その場合も子宮摘出手術で治療は完了。
追加治療もないそうです。
今後は半年に一度の検査をして(CTを含む)
5年経過観察して問題がなければ卒業です
再発について
全摘出後でも2~3%で再発するが
大部分は前がん状態や上皮内癌の形で
膣や、膣断端に再発。
その為の5年経過観察(細胞診)だそうです。
(膣断端とかどこだろうという感じだけど)
この検査のやり方とかは今までの細胞診と特に変わらず。
ですが、細胞診なので
検査後に少量の出血がある場合があります!
(ナプキンを捨てないで!)
今からでも子宮頸がんワクチンはすべき?
子宮はないけれど、
膣がんの発症にもHPVは関係しているし
ワクチン接種はするべきですか?と聞くと
「確かに40歳前までは効果はあるとされるけど
HPV感染=がん発症ではないし
それに関してはあまり気にしなくても良いかな」と
でも実際今後絶対に感染したくないと思ってしまう
子宮頚部異形成の患者さんって結構多いけど
HPVってほんとしつこいというか
どうやって自然治癒するの!って思う。
例えば1回前で異常なしが出たのに
次の結果で中度異形成とか全然あるし
とにかく精神的ストレスが半端ない
いくら自然に排出する方が多いと言われても
それに対する特効薬や治療がある訳でもないし
免疫力をあげるとか言われても
いまいち分からないしなぁ。
ワクチン接種に関しては
医師的には本人の納得がいくように、という感じで
特にオススメはされませんでした。
性生活は
再開してません(する気にもなれない)
一度ガンになったらガンになりやすい?
なんとなく気になってました。
医師の回答は「それは関係ないと思うよ」
保険に提出する診断書に
高度異形成と書いてあったけど
ちょっと納得がいかない
私、これまで一度も
高度異形成の診断はもらわなかったんですよ
なのに、診断書には高度異形成。
それに対して先生は
「高度異形成も上皮内癌も上皮内腺癌も
くくりとしては同じだからね~」と。
class 3 高度異形成
class 4 上皮内癌(上皮内腺癌)
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class 5 浸潤癌
このクラス3とクラス4は分けて考えてないそうです。
でも確定診断で
上皮内癌+上皮内腺癌と書いてあったのに
高度異形成はちょっと違和感が・・・
としつこく言ったら(上皮内腺癌)と付け足してくれました。
とはいえ、
私はがん保険に入ってなかったので
極論どっちでも良いのだけどスミマセン~
保険は大事だよ~。のアヒルじゃないですが
女性特約の保険なんか凄く良いなぁ!と思います。
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上皮内癌+上皮内腺癌 (腺扁平上皮内癌)
・クラスでいうなら4
・ステージでいうなら0期
子宮頸がんは進行すると
症状が出ると聞きます。
逆に言うと初期(0期を含む)なら
症状はないと。
ですが、私には症状と思われるものが
経過観察の途中からではじめました。
症状あるし、
これってかなり進行してない?
と何度も何度も思いました。
私が不安定だった一番の理由がそこにあると思います。
次回記事にてその症状をまとめたいなと思います。