2020 09 18 Nゲージ製作 旧型客車キット製作 02 窓抜き
急に涼しくなり、過ごしやすい日が続いています。Nゲージ工作でこもり気味生活の私にとって大変有難いことです。
旧型客車キットの製作は、まず窓抜きから開始しました。
本体側板、側板内張り(窓サッシ)の窓抜きをしました。
窓間柱は広く、切り落としてしまう心配は無いので、案外スムーズに抜くことができました。
窓抜きしたら当然内張りの位置確認です。
両端窓の位置を合わせてピッタリ合うか確認。
ちょっと内張りが長いでしょうか。型紙の寸法間違いではないはずなので、窓抜き作業中に外気の湿気等で伸びることもあります。0.25mmでサッシ片側一つ分程度なので、張り合わせの再にしっかり固定して張り合わせ、長さ合わせしていきます。
次に妻板の切り出しです。製作の取説やガイド等は無いので、「美軌模型店」店主の製作記を拝見しながら作業を進めていきます。
全体の切り出しや細かいパーツは後にして、貫通部だけ切り抜きしました。
次は、乗降口です。Hゴムの窓抜きをして、パーツの型紙を眺めるとHゴムとケガキされたパーツが有りました。「Hゴムまでケガキされているのか」と驚きましたが、これを切り抜いて作る自信が無かったので、別の方法でHゴムを作ることとしました。
同じ美軌模型店から購入した「ポリウレタン銅線0.16mm」です。
過去に103系のHゴムでモールド引き延ばし線を貼り付けてHゴムを作りましたが、曲げている最中に折れたりしてなかなかてこずったものです。
まずは、銅線をしっかりと直線に伸ばして、一辺に位置合わせしてテープで固定した後、瞬間接着剤を窓切り口と銅線に塗り(窓切り口側)暫く固着を待ちます。
接着が固まったら接着部に続くR部をピンセットで徐々に曲げて2辺目、3辺目に合わせてセロテープで固定と接着を繰り返します。
この後も同様にR曲げして、4辺目は両側が重なる部分で長さを合わせて切断して接着します。
引き延ばし線ではプラセメントで接着できるので、余裕を持って工作できますが、折れやすいし、曲げなおしも困難です。真鍮線では曲げるのに力が必要で戻りも出てしまい工作が難しいです。
素が銅線なので曲げ等も扱い易く、塗装も可能とのことで、次の113系の製作では大量のHゴムをこの方法で乗り切っていこうと思います。
明日からの連休は殆どが仕事で出勤の予定です。平日並みに毎日少しずつ工作を進めていきたいと思います。
今日も最後までご覧いただきありがとうございました。