2013 08 05 E331自作 あらためて紹介 Ⅰ
 
昨年4月頃から構想を初めて、十何年ぶりかでNゲージ自作を再開しました。
題材は「京葉線車両の歴史」として自作やGMキットで京葉線を走った車両を製作することにしました。
103系、205(メルヘン)201系等はGMキットでなんとか製作出来るのですが、E331205(田窓)209系は自作することとしました。
 
リハビリがてら小湊鉄道キハ200KATOのキハ25Bトレキハ26の切り継ぎで製作や1036両+4両をGMキット製作しながら自作第一候補のE331の資料集めと製作準備を始めました。
 
最初はE231切り継ぎを考えていて、ライト不点灯でジャンク品のクハE231を入手しました。
切断加工・改造のため分解したのですが、E331に使うには何となくスリムな気がして、納得できずに結局自作することとしました。
E331E231では車幅の関係で断面形状が異なるため、E231は少しスリムになります。
 
製作の過程は昨年からのブログ記事で細かく記載していますが、もう少し要点だけまとめて今回から何回かで紹介します。
 
イメージ 1
蘇我駅 4番線に停車中のE331系 先頭は東京寄り クハE330
 
イメージ 2
上の蘇我駅で撮影した画像と同じようなアングルで撮影してみました。先頭はクハE330
 
イメージ 3
車両を反転させて先頭はクハE331で撮影してみました。
2枚のNゲージ画像は、被写界深度を深く撮影するためマクロレンズを最大絞り値で撮影しています。
CANON 40D レンズ:EF60mmマクロ シャッタースピード1.3秒、絞りf32ISO200
 
 
私のNゲージ自作は、ケント紙(約0.2mm)を使ったペーパールーフ式です。
表面の平滑感や細部の切削加工はプラ板の方が優れていますが、屋根の削り出しや罫書きの精度を向上させるのにはペーパーの方が作業性に優れているので、私はこの方法が主体です。
 
<編成>
部分的に短い編成にはせずに14両フル編成としました。
過去に自作した481系等は将来自宅にレイアウトを作った場合を考えて8両編成としましたが、自宅のレイアウトは断念(レイアウトを作る時間を車両製作にあてたい)したのとレンタルレイアウトの利用できる場所が増えたので念願のフル編成としました。
駆動用モーターは8号車サハE331 10007号車寄り台車の1台車としました。連接構造の台車に動力を組み込むのは難しい工作となるので、このようにしました。動力車はGM DT50GMモハ211に取り付けたグレーの台車のものがモーター不回転でジャンクに出されていたものを購入して整備、改造、塗装して使用しました。
単独一台車でも十分にスムーズに動くように改造できましたが、カーブ、分岐等で集電不良を防止するため7号車の8号車寄り台車へモーター車で切り落とした台車とウエイトを使い、コードで繋ぐユニット構造の集電方式としました。
 
イメージ 4
8号車を被せる動力車。左の台車とウエイト部は7号車に取り付ける集電台車
 
ペーパー製で車重は軽量で14両ですが、トレーラー台車14個、集電台車1個なので非常に軽量で、多少の上り勾配でも問題無く運転出来ています。