コンビニ最大手のセブンイレブン。
上半期の既存店売上高がコロナ前(2019年)を上回ったそうです。
よくよく見てみると、売上高は1.1%増ですが、顧客数11.0%減という実情があります。
コンビニは元々「ちょっと高いけど便利だから」という理由で利用する方が多かったですが、昨今の物価上昇などから、同じものなら安いスーパーなどで買うというように、経済的に合理的な行動を取る方が増えてきたのでしょう。
それでも売上高が回復したのは、客単価が15%増えたからです。
コンビニでは3つの価格帯の商品が混在して売られるケースが多く、
カップラーメンだと
・プライベートブランド品の安い商品
・カップヌードルなど一般的な価格帯の商品
・ラーメンの名店とコラボした高い商品
このように、低価格商品を好む客層も極力逃さないよう、客単価を上げる策を打っています。
セブンイレブンの場合は、客離れを防ぎ切れていないのが数字に表れていますが。
動物病院様でも動物飼育数が増えない中、また昨今の物価上昇の中で、いかに顧客数を減らさず、売上を維持・上昇させていくかが大きな課題です。