S.N.C.不動産コンサルティング株式会社の長野です。


最新のニュースではないのですが、不動産関連の記事をご紹介いたします。


ダイア建設が民事再生手続き、レオパレス21は特損計上


「ダイアパレス」ブランドでマンション分譲を手がけるダイア建設は12月19日、東京地裁に民事再生手続き開始を申し立て、同日付けで保全処分命令と監督命令を受けたと発表した。負債額は9月末時点で300億円。帝国データバンクによると、上場企業の倒産は2008年に入って34社目。


 またダイア建設株式の16.4%を保有する賃貸アパートのレオパレス21は12月22日、持ち分の簿価は9月末時点で5億400万円だと発表した。2008年4―12月期に特別損失として一括計上する予定。2009年3月期通期の業績に与える影響は軽微としている。

 
ダイア建設は1976年に設立。1989年に東証2部へ上場し、1991年3月期には売上高約2306億8100万円を計上した。マンション分譲の事業規模を拡大する一方、リゾートマンションや海外でのコンドミニアムの販売にも進出したが、バブル崩壊後はこれらの在庫が重荷になり、2003年に大幅な債務超過に陥って、産業再生機構の支援を受けた。
 


その後は非中核事業を売却して再建に取り組んだが、マンション販売高が落ち込み、2008年3月期の売上高409億7600万円、経常損益は31億9500万円の赤字となった。3月に不動産管理/修繕子会社3社を売却し、完成在庫の処分を進めて資金繰りの改善を図ったが、10月以降はマンション販売が急減し、12月の支払いが困難になって自主再建を断念した。




上場している会社でも、倒産する時代です。



経営努力をしていかなければ、生き残れない時代です。



真摯な取り組みをしている会社はお客様に支持され、生き残れるし、



お客様を馬鹿にしている会社は遅かれ早かれ、倒産の憂き目にあいます。



今回のダイア建設の倒産はお客様を馬鹿にしていたとはいいませんが、もう少し



経営努力をしてもよかったのかもしれません。



大手の都合もあると思うので、あまり正確なコメントではないかもしれません。



他人の癖見て我がふり直せということわざがある通り、しっかりと舵取りをしていきたいと思います。