モヤっとした宗教の話①


モヤっとした宗教の話 ②






宗教団体嫌いだった私が
新宗教に入信した理由


今回は最初に所属した
宗教団体のお話



それは
初めての子供を流産してしまった

それが大きな原因でした



不妊治療の末に
やっと恵まれた赤ちゃん


本当に、本当に嬉しかった



あれも、してあげたい
これもしてあげたい


どんなお洋服を着せてあげようか


楽しい想像をしながら


旦那さんと
ふたりで喜びあいました




でも、その赤ちゃんを
私が抱くことはありませんでした




初期流産




何が悪かったのか



あれが、原因だったのか
それとも、あの事が
原因かもしれない



あれこれ考え続ける



せっかく宿った命を
産んであげる事が出来なかった




ごめんなさい



ごめんなさい



ごめんなさい




赤ちゃん、産んであげられなくて
ごめんなさい



原因探しをして

毎日、毎日、自分を責め続ける日々



何も手につかず
ボロボロの状態でした





そんな私の様子を見かねた
おばあちゃんが
宗教団体の
集まりに誘ってくれました






流産してしまったことは
あなたは何も悪くない

でも、いつまでも
このままじゃダメだよ
赤ちゃん、ちゃんと供養してあげよう


あなたのお腹に来てくれたことも
生まれてこなかった事も
意味があるんだよ
それを一緒に考えよう




おばあちゃん自身も
私が流産してしまった事
ショックで、一緒に泣いてくれました





それから、しばらくは
おばあちゃんと一緒に
宗教団体の支部に通いました





赤ちゃんが生まれてこなかったのは
初めからそう決めていたから
あなたに
妊娠という体験をさせてあげる事
失うことのつらさを体験させて
あげる事

その事であなたが成長すること
それが神様のはからい

失った事で
沢山の優しがあなたの周りに
ある事に気がついたでしょう?


そんな風な事を
色々と教えてくれました




赤ちゃんを失った時
周りの人たちが、支えてくれました


一緒に泣いてくれた



悲しみに寄り添ってくれた




子供時代の誤解から


自分は愛されない子供


と、思い込んでいた私でしたが




ああ、こんなにも私は
大切にされてたんだなと



流産を通して気がつく事が
出来ました





そして、それを言語化して
気づかしてくれたのが



おばあちゃんが
勝手に私の名前を入れて
入信している事になっていた



宗教の人たちだったんです




この時の、宗教の人の考えかた
大きく間違ってはいないと思ってます



この体験は私に必要だったんだ



そういう風に考えた方がいいって






のちにケンカ別れするような形で
脱会した宗教団体でしたが





あの時の私を救ってくれたのは
あの場にいた
宗教の人たちでした






まぁ、今から考えると
宗教でなくても



精神科、心療内科の
カウンセラーや




話を聞いてくれる友人達や
家族に、自分のつらい思いを
ぶちまけても
良かったんですけどね




自分だけが悲しいんじゃない

いつまでも泣いてちゃダメ

立ち直らなきゃ


早く立ち直らなきゃ



と、早く立ち直ろうと
中途半端に頑張ったのが
大間違いでした






人間、悲しいときは
思いっきり悲しんだ方がいいです


涙枯れるまで
声が枯れるまで
わんわん泣いた方がいいです



なんでこんな目に合わないと
いけないんだ〜!!!



って、いっとき天を恨んだって
全然構わない


そんな事 
天は全然気にしないから



思いっきり泣いて
わめいて、天を恨んで
ジタバタあがいて、泣き尽くしたら



ああ、そうか
この体験はこういう意味か



って自分の内側から
答えが出てきますから


答えは必ずか内側から
出てくるって
自分が信じていたら
出てくるから




宗教や
病院やカウンセラーの人に
聞かなくても



答えは自分の中にあるんでね


色んなヒントをもらいながら
最終的には
自分で答えは探し出せる





今はそう考えられるように
なりましたが





当時の私は
外に何か支えが欲しかった


外からの答えが欲しかったので





流産を、きっかけに通いだした
宗教の集まり



これ以降、しばらくの間
とっぷりとこの宗教に
つかることになっていきます





正直、とても居心地が良かった
みんな優しくて
よく話を聞いてくれて



否定ばかりされてきた
(と、思い込んでた)

子供時代だったので


自分に、自身がなかった
自分の存在を肯定しきれなかった
私には




自分を否定されない
ここが安心できる場所になって
いきました







でも、年月が経ち



中で活動するうちに


団体に対する疑問が
ポツ、ポツ、出だして





私が生きてる間は
籍を入れておいて欲しい


という、おばあちゃんのお願いを
破って、この宗教団体から去る
ことになりました






ここの団体の全部が悪いって
言ってるわけじゃないですよ



ここで救われて
幸せに暮らしてる人
たくさんいますから



自分がここに所属して
幸せだと思える人は
それでいいと思います



私が変化していく課程で
ここが、私に
合わなくてなっていった



ただそれだけの話なので







次回は
懲りずに2回目の別の
新宗教団体に
入信したお話しです笑い泣き









ミルもチビちゃんと面会〜

あの・・
そこボクの専用トイレなんですけど










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