我が家の猫のご紹介 其の二
強(キョウ)ちゃん12歳
この子達は、すでに虹の橋に行った
最(サイ)と風(フウ)と共に
12年前に4匹で
我が家にやってきました
小学生だった娘が
公園でダンボール箱に
入れられていたこの子達を
見つけて、家に連れて帰ってきました
子供達には、外で子猫を見ても
拾わない!触らない!を
言ってたんですけどね
ウチにはもう3匹いるし
外にいる子猫はお母さん猫が
運んでる途中かもしれないから
絶対さわらない!って
あの日は、昼から雨が降り出して
遊びに行った娘がなかなか
帰って来ないんで、
むかえに行こうかと
思ってた所に
ぴんぽーん!
ぴんぽーん!
ぴんぽーん!
玄関のチャイムがやかましく鳴って
慌てて、出たら!
「Nちゃんが~!
Nちゃんがカゴに入れたの
ウチじゃない!Nちゃんが~!」と
泣きわめく娘と
「猫が~!」
「猫が死んじゃう!
おばちゃん!猫が死んじゃう!」と
これまた泣きわめく
娘の友達のNちゃん
おそる、おそる、
本当に、もうおそる、おそる!
娘の自転車を見ると
あ~
自転車のカゴに
ダンボールに入った子猫が❗️
ザザ降りの雨の中
びしょ濡れの子猫と
びしょ濡れで泣きわめく
子供たち
「元いた所に戻してきなさい」
とはさすがに言えず
「とりあえず、中に早く入りなさい!」
ああ
また、また、とりあえずが出たわ
とりあえずが、とりあえずに
ならない予感がビシビシ
ダンボールに入れられた
子猫たちはピクリとも動かない
とにかく暖める
エアコンの室温を最大にして
子供たちも体が冷え切ってる
タオルで体を拭くように言って
びゃゃゃゃ~と
泣きわめく子供たちに
「大丈夫❗️なんとかするから❗️」と
な、なんとかなるのか?
これもう無理なんじゃ?
頭の中で、この後、子供たちを
どうなぐさめようかそんな事が
頭をよぎりながら
ふっと、もう一つ頭をよぎる
小学生の頃の記憶
友達のハムスターの話
冬の寒い日、うっかり
ベランダに出してたら
動かなくなって、死んじゃったと
思った友達が、ドライヤーで
温めたら生き返った!って
言ってたのを思い出した
(ハムスターは死んでた
わけでなく、多分、寒さで
冬眠?休眠?でもしていたんじゃ
ないかと、思うのだけど)
とにかく、ドライヤーだ!
ドライヤーの温風を
子猫にあてる
あてる
あてる
ピクッ❗️ 動いた❗️
良かった❗️
とりあえず生きてる❗️
もう泣き止んでる
子供たちの横で
ホッとした私が泣きだす
その日の夕方
ノア達を診てもらった
病院に連れて行き
またまた、乳飲み子の
育児が始まりました