活況に湧いたロンドンオリンピック。日本も38個のメダルを獲得し、中でも団体競技で良い結果が出るなど、日本らしい、和やかな、和を重んじる気持ちが全面に出た、或いはそれを感じさせるような大会だった。そういう私はあまりみる時間もなく、且つTV視聴の制限から殆どがニュースの結果とコメントのみだったが…。

政治的な言動や亡命、宗教問題、様々な事があった大会ではあったが、先日の新聞にでていた記事を紹介したい。サッカー男子U23日本代表が宿敵韓国に負け、且つ政治的メッセージのプラカードを持って歓喜に湧いたその試合の後、日本のサポーターが黙々と自身の観客席を掃除している姿だ。前回W杯でも日本のサポーターの礼儀正しさは賞賛されたが、これが本来私たちが持つ輪の心であり、姿だ。

海外にいると特に思うことだが、日本の礼儀正しさ、姿勢、整理整頓、順番を守るなどの秩序。どれをとっても他の国には真似できないことだ。東日本大震災の時に賞賛された、お店でできる列。これはまさに私たち日本人の性質をよく表していると思う。長く海外生活をすると、ともすれば忘れがちになるとだが、これは是非忘れないように努力したい。

さてさて、搭乗時間が近づいて来ました。

ひろ
またか、という声が聞こえてきそうだが、尖閣諸島、竹島を巡り、東アジアの反日感情がまた高まりを見せている。国土の主張だから当たり前なのかもしれないが、相手さんはあれやこれやと言う手を使う。ある意味で日本も学ぶところがあるが、お国柄、国民性の違いもあり、じゃあうちも…とは簡単には行かない事は皆百も承知だろう。

それにしても、日本が今だに軍国主義になるという主張を繰り返す人達がいるというのは私達にとっては余りにも滑稽に映る。ただしこれも教育や報道の賜物であり、彼らからすればそれは正しい主張なのである。このような問題に方を付けるのはいささか簡単な事ではないし、だからこそ、これまで結論が出なかった。個人の問題やビジネスであれば決着をつけるという事もあるのだろうが、この様な領土問題は先送りをした方が賢明と考えた先人も気持ちも分からなくは無い。取り分け日本人はこの手の話が苦手だ。敗戦国であり、「領土問題」に大きく出れば、「また日本が戦争をしようといている、軍国主義の復活だ!」と抜かす輩がでるからで、これは完全に戦争の後遺症と言える。

かつて韓国人の友人とこんな話をしたことがある。「何で俺たちの国はこんな位にも仲が悪いんだろう。」すると彼は「ほっとけよ、俺たちが考えることじゃない。国同士のいがみあいだ。俺たちはこうして仲良くくやってる。それでいいじゃないか。」そうとう酔っ払っていたが、政治や国と個人は別物と考えていいと感じた瞬間だった。丁度W杯日韓開催されたその年だった。

もとい、このような問題に方をつけるのは簡単な事ではない。しかし、我々は我々。個は個。平和的な考え方とやり方で、明日につながる関係を作って行きたいものだ。そうそう、その友人と先日SNSで繋がった。ほぼ10年ぶりのコンタクトだ。これ本来のSNSの良さではないかと感じる瞬間だった。その彼、某大手韓国企業への入社が決まったらしい。久し振りにまた会って色んな話がしたいと思う今日この頃。。。

ひろ
いろいろなことがある毎日ですが、それぞれに皆人生を一生懸命生きてるわけで。

それがどんなに平坦でも、山登りでも、毎日が谷続きでも、はたまた山あり谷ありでも。

やる気があってもなくても、生きてる限りは必ずず今日は終わるし、明日はやって来る。

時間だけは誰に求められないし、この世の中で唯一僕らに与えられた平等。

もちろんそんな平等も、長い、短い、それぞれに差があって。

そう、この世の中は、物凄く不平等で、差別や偏見や、カラダの作りや性別や、なに一つ同じものを持った人も、100%同じ環境で育った人もいない。

だから?

自分が嫌いですか?
友達が嫌いですか?
上司が嫌いですか?
外人が嫌いですか?
日本が嫌いですか?

恋人が好きですか?
子供が好きですか?
異性が好きですか?
同性が好きですか?
人生が好きですか?

前を向いても、右を向いても左を向いても、もちろん後ろを向いても、沢山の不平等と、沢山の選択肢が待っています。

それでいいじゃないですか。

だって、それが人生。

それを楽しめる。
そんな風に思えば。

今よりも、明日は楽しい。

たまには上を向いて見るのもいいかも知れないね。

Poemer ひろ
※Poemerは造語です。




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今世界経済を引っ張っているのは中国を中心としたアジアである事は言うまでもない。その中で、ASEANの重要性が増して来ていると言えるだろう。


中国一極集中の危険性はもちろん、世界中にとっての脅威があるところは大きいと考える人も多数だ。だが、それ以上にASEANの成長が著しく、それを無視する事ができなくなりつつある事が、この地域の勢いが増している理由のような気がする。


ASEANは2015年までに同地区のブロードバンド環境の統一を目指しているとの発表があった。既に経済界ではFTAの導入や、一部でのVISA無しでの渡航など、ボーダーレス化が進んでいる。今では生活・経済活動の一部となっているインターネット。ネット環境の統一は、この動きにさらなる拍車をかける事になるだろう。


同じ共同体にEUがあるが、現時点では全く毛色が違い、同共同体のような失敗は見えていない。EUの大きな大きな失敗の一つにEURO政策がある。通貨価値・経済価値の大きな差がある国々が一つの通貨にしてしまった歪は如何様にも拭い難い。


それに対してASEANはあくまで各国の立場は変わらず、協力体制の身を引いている。今後についてはあまりよく見えていないが、現時点においての政策としては間違った方向性ではないだろう。ここでミャンマー、ラオス、カンボジアといった国々の経済成長が加われば、このつながりが中国に匹敵するような力を持つ事になるかも知れない。勿論、成長があれば衰退もある。従って一概には言えない事も事実だ。


翻って、我が国はどうだろう?非常に厳しい経済環境のなか、東日本大震災での大打撃。全く方向性の見えない政府。日本を牽引してきた大企業たちの衰退。少子化、国全体が暗い雰囲気になる一方で、危機感が感じられない政治家や官僚、メディアもそうだ。


それでは、今私たちができる事はなんだろう?批判?論争?クーデター?それとも静観?


外から見る日本は本当に歯痒く、自分や家族の将来さえ不安を感じさせる。とは言え海外生活の自分は日本に帰る事すらリスクと感じてしまうのもまた事実だ。


大きな“功労社”達が軒並み赤字を出した。リストラが進み、ますます日本離れが進むだろう。20年後、いや、10年後、私たちが住むこの環境はもしかすると全く違う構図になっているかもしれない。アメリカのリーダーシップの影響力の更なる低下、中国の進む道、世界平和…。


少なくとも、今の日本政府に頼る事は非常に難しく、それは自らの首を絞める事になりかねない。少なくとも自国民にそのような考えを持たすような政策だけは進めて欲しくないものだ。


話が飛んだが、ASEANの成長。これからも続いていくだろう。その中で日本人である我々ができる事は少なくないはずだ。


ひろ




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おもひで


大切な人、大切な出会い、
素晴らしい思い出たち
いつの時代も、
誰にとってもやっぱり大切で、

それはいつまで経っても
色褪せる事はなく
心の中にあるもの、
有り続けるもの。

花の散る景色、
小鳥のさえずりや虫の鳴き声。
すれ違う人の微かなな香り、
懐かしい音楽。
ふとした瞬間、些細な事で
顔を出す甘い記憶。

夏の碧さは、
僕らの体を煌煌と照らし、
追いかけた夢も、
あの日の想いも、
全て洗い出す。

甘い想い出も、苦い思い出も、
全てに意味が有り、
全てに理由がある。

その先に待つ、
僕らの未来には、

変わらないものも、
変わりゆくものも、
繰り返す歴史も、
一瞬の煌めきも、

それだけでは語れない、

もっともっと大切な、
大切な未来が、

きっとそこにある。

乗り越えた季節の数だけ、
僕らは強くなり、
傷ついた分だけ、
僕らは優しくなる。

たくさんの”おもひで”が、
僕らを大きくしてくれる。

それを信じて、
また前へ。明日へ。


Poemer Hiro

※Poemerは造語です。




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