「国際的な会社」
ベトナムのスタッフをタイへ呼んで、
タイ人、ベトナム人、日本人で食事をした際、
15名程なるその中から誰かが言った。

あまり気にしたことも無かったが確かに。

代理店に任せる市場はあるとしても、その拠点は一応はほぼ全世界を網羅している。
言語の違う三カ国のアジア人が集まってタイで食事をしているのだから、
確かに国際的な会社と言えるのかもしれない。

ベトナムにしてもタイにしても、
自国産業がそれほど成熟している国ではない。
60年近くも日系企業が車を作っていても、タイではメーカーすら現れない。
基本的には自発的にその産業を発達させようという気は無いのだろう。

その一方で、外国投資、つまり私たちのような外資系企業に務める、
大学卒の優秀な人材が数多くいる。
日本ではあまり見ない光景だ。
それは、前述の通り自国の産業がないという裏返しとも言えるだろう。
日本は優秀な民間企業が多くあり、外資系で務める日本人は相対的にその割合は低くなる。

東南アジアの人々は知らず知らずのうちにその様な環境の中に身を置き、
逆に日本ではそのような環境を手に入れることは容易ではない。
もちろん可能だが、比較をすると少なくなる。
排他的な国民性もそれを助長しているのだろうか。

今日もベトナムからの帰り便の中、
ワインを飲みながらそんなことを考える。

さて、私たちの子供の世代は、
益々生き難い時代を迎え、乗り越えなくてはならない。
其の為の道標だけでも、作ることができれば。
そんな事を少し考える時間。

ちょっと酔ったかな…。
ってゆうか僕も歳をとったもんだ…。

ひろ