トランス脂肪酸の誘惑-アンブレイカブル


UNBREAKABLE アンブレイカブル

時には映画の話を・・・。

僕の個人的映画ランキングTOP10を時々書いていきますよ。

と、言っても明確に第何位!とかってランク付けしてないけど。

サミュエル・L・ジャクソンが凄く好きで、彼の出ている映画はほとんど見てます。

バカな映画のバカな役が多くて「この人はこころからコミックが好きなんだな」って

感じる事が多いですね。

そんなコミック好きのサミュエルが大天才シャマラン監督の仕掛けるコミックキャラクターに!

ハマリ役過ぎる・・・。

そしてシャマランのコミックの読み込み具合にも唸らされるすごい映画です。

大好き過ぎて写真の通り、通常版とプレミアムエディションとDVDを両方買ってしまいました。

兎に角、アメリカンコミックの文化を理解して愛している素養があれば、

この映画はすさまじいまでの完成度で「ああっ!」と思わせられるシーン、仕掛けが満載なのです。

シャマラン監督の独特の空気感、ヴィランらしからぬヴィランが独特の悲しみを持って

世界を青く、彩っています。

そのヴィランに青色に染められた世界に、

ヒーローらしからぬヒーローが、静かに、深く、黒く、足跡を付けて行く感覚!

たまらない!



しかし!

この映画は観客が「アメコミ文化の知識と深い理解と愛情を持っている」事を前提としているのが

致命的で、日本人にはほとんど理解されないのがすっっっごく勿体無い!

こんなに凄い映画なのに!

分かる人は分かる、なんて偉そうに語るのが勿体無い、人類全員に分かって欲しい素晴らしい映画。

何回も見てますがラストシーンでいつも涙が・・・。

サミュエル・・・最後の一言凄い演技だぜ・・・あんた・・・。

アメコミを読んだ事が無くても、

映画の「スパイダーマン」や「バットマン」シリーズを全部観て楽しめた人ならオススメです。


勿論、アメコミ好きなら必見!すよ。