歯科矯正でも子宮筋腫でもなく、新たな通院記録(1回で終わるかもしれない)。
もはやこれは病院日記だ。^^;
ず~っと、自分は胃腸が弱いのかも…とは感じていた。
食べ過ぎたり、冷たいものや、合わない水でよくお腹を下すし。
最近は週1ぐらいで下痢をする。
というと、周りから一度病院行ったら?と言われる。
実は、7-8年前にピロリ菌の有無を調べるために胃カメラを飲んだことはある。
拷問だった。
二度とやりたくない。
結果は、軽度の胃炎あり。しかし、ピロリ菌陰性。
ラッキー。もう二度とカメラ飲まない。そう思って今に至る。
最近なんとなく胃が痛くなる時があるし、ちょっと食べると胃あたりが膨れるし,
下痢の頻度が高いし・・・でやはりもう一度検査せねばと。
周りに押され、腕がいいと噂のクリニックへ。
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診察を受けて。
なんとも言えない気分になった。
医師の言うことは正論なのよ。正論ではある。
けどなぁ・・・。
問診表で、希望する項目に「血液検査」「胃カメラ」を選んで、できれば胃カメラは避けたいですと書いた。
すると、こちらの思いを聞くこともなく
[医師]
胃カメラ避けたい・・・そりゃそうでしょう笑
(え、何?馬鹿にされた?)
けどまぁ、ここまでは別に流せる。
そして
[医師]
何が知りたいんですか?
ピロリ菌があるかないかですか?それならABC検査(血液検査)でもいいですが。ピロリ菌があるとわかったところで今出ている症状の説明にはなりませんよ。
(うん。正論。)
[私]
同じような症状の人がピロリ菌を除菌して楽になったと聞いたので、単純に私もそうかなと思ったのですが…(恐縮)
前に陰性と言われたんですが、本当にそうなんですかね。こういうのって間違っている可能性ありますか?
[医師]
わかりません、それは。僕が見たわけではないので。(半笑い
(言い方よ!笑)
[私]
・・・。そうですか。
[医師]
ま、擬陰性ということもあり得ますし、その時たまたま出なかったということもありますからね。
(それが聞きたかったんだよ。はじめからそう答えてよ。こっちは専門家じゃないんだから検査の精度とか、何が一般的かとか、いろいろわからないんだよ…。)
[私]
ABC検査をして例えばA群だった場合は(リスクが低い順にA→B→C→D群に分けられる)、胃カメラ飲まなくても胃に問題はないと考えられますか?
[医師]
わかりません。あなたは胃痛という症状が出ているので。ABC検査はリスクを見るもので、症状が出ている場合は普通はまず胃カメラで見ますので順序が逆ですよね!
(確かに。おっしゃることは正しい。
わかった。わかったよ。今ある症状の根本を明らかにするには胃カメラで見ないとわからないことはわかった。けど、拷問にすら感じた胃カメラはどうしても不安なのだ。)
[私]
前に胃カメラを飲んだ時とても辛くて・・・
[医師](かぶせ気味に)
うん、だから、胃カメラするか血液検査するかどっちがいいかは自分で決めてください。こちらから絶対やれとは言いませんから。あなたがどちらをやりたいかです。
一切不安に寄り添おうとせず、相談してくれるなと言わんばかりの言い方。決めるのは患者側、意思決定には関与しません!てか。
そもそも、胃腸に不安があって、どうしたらいいか相談に来ている身である。
選択権もある程度欲しいが、こちらは素人だよ。私のような症状で何をすべきか、少しは引っ張ってほしい。だって、専門的なこと知らないもん。丸投げされても・・・と思うのはわがままだろうか。
さらに、
[医師]
下痢をすることと胃は別問題です。
(排便時出血があると伝えると)大腸カメラで見てみないとわからない。
(出血があることが当たり前だった私からすると、この重大性がどの程度かわからない。)
[私]
大腸カメラは強めにお勧めされてますか。
(医師の話し方の傾向が見えてきたのでもう恐る恐るです…)
[医師]
出血があると聞いて、カメラしなくていいですよとは言わないですよね。
[私]
そうですね…(いや、なんか、そうじゃなくて感がすごい…)
もしこのまま検査せずに放置したらどうなりますか?(ねばる私)
[医師]
それはわかりません。検査してないので。
[私]
ですよね・・・。(この医師からは期待する回答は得られないと諦めの目)
[医師]
まぁ、もし大腸炎とかなら炎症が広がったりもっと腹痛が強くなったりしますよ。
[私]
そうですか。(それが聞きたかった)
・・・
いろいろ、持ち帰って検討します。
ありがとうございました。
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診察代¥860
これならyahoo!知恵袋の方がよかったんじゃなかろうか。
わかりますよ。見てもないものを無責任に言えない。わからないものはわからない。
患者が検査してくださいと来るから検査してあげるだけ。そうでしょうとも。医師側から“検査させてください”ではない。
胃カメラやる気がないなら来なくていい。そうですよね。
けどさ、
言い方ってもんがある。
医師を志したころは「多くの人の命を救いたい」って思ってたんじゃないの?
このままだと、私みたいに「ま、いっか」が増えるよ。大した自覚症状じゃないし、嫌な思いをしてまで検査しなくていいかって、今思ってるよ。
そういう人が増えると、医療で大事な"早期発見"ができなくなるよ。
面白いのが、このクリニックのHPに”患者に寄り添い”という文言がある。“気軽に相談してください”とも。笑
いやいやいや、全く逆じゃないか。
いろいろモヤモヤしたままネットで検索していると、とある医師のブログに辿りついた。
そこに書いてあったのが、
「一般的に医師はどうしても早く結論を出したがる傾向があり、その結論から外れる情報は軽視しがちです」
まさに!と妙に納得した。
激務だもんね。頭いいもんねー。結論以外興味ないよねー。
まぁ…今になって冷静に考えてみると…
表情や話すスピードからして、ただコミュニケーションが下手くそな人だっただけかもしれない。
普段、医学科生を見ていても思う。コミュニケーションがとりづらい学生が一定数いる。他学部より割合多い、気がする。
そんな子が開業医になるとこうなるんだろうか…。どうにかならんもんか。
最近のカリキュラムにコミュニケーションの講義が入っているのも何だか納得だわ…。
さて、これからどうするか。
評判によると腕は確かっぽいからなぁ…。
このままフェードアウトするか。一歩踏み込んで検査してみるか。
迷う…。
ほかに通っている歯科や皮膚科ではこんな嫌な思いはしないんだけどなぁ。
今思うと、子宮筋腫の時の先生も良い先生だったな。