紹介状を持ってA病院へ。
(MRIデータもクリニックから転送されています)
クリニックは女医さんだったけど今度は男性医師(ベテラン風)。
ここまでくると、腕のいい医師であれば性別は問わん。
紹介してくれたのだからきっと良い医師なのだろう。と期待を込めて問診へ。
MRIの画像を見て
んー、これは・・・。
と、
最初のクリニック同様、難色を示されました。
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(左:私のMRI画像、右:模式図正中断)
子宮下方にある赤点線で囲んだ球状構造物が筋腫です。
本来、子宮頚、膣があるところにドデーンと。
手術は
「子宮鏡下手術」
この1択だそうです。
膣からの手術。お腹を開けずにすみます。
ただ、“難しい”とのこと。
(今後この単語を何回も言われることになる・・・^^;)
問題点①
子宮入口に大きい筋腫があるため視野が確保できるかどうか。
子宮体にあればそれなりに隙間ができるみたいだけど、
頸~膣にかけてのさばる5cm大の筋腫はだいぶ邪魔のようです。
経産婦でないので、なおさら狭くて難しいだろうとのこと。
麻酔かければある程度拡がると思うけど、それでもどうかな~って。
問題点②
筋腫の根元がどこか(子宮体か頚か)、わかりにくい。
子宮体からの筋腫分娩(下図)ならまだやり易いようで、
もし、根元が子宮頚だとやっかいみたいな言い方をされた。
子宮頚をけずらないといけない?血管が云々・・・?なんかよくわからなかったけど。
なんやかんやと説明され、
これはちょっと、普通じゃないよ。
と言われました。
どのくらい難しい手術になりそうか、
筋腫根元(栄養する血管)を正しく把握する必要があるので
造影剤をいれてMRI撮りましょう
だって。
またMRIか・・・。
すぐにその場で造影剤の同意書を書かされました。
紙を見ながら副作用の説明をされて
軽度な症状については読み飛ばしていたのに、
“ごく稀に死にいたる場合がありますが、この病院では例がありませんから。”
と。ここだけ言わなくていいのに(^^;)
印象としては悪い先生ではないのだけど、
ちょっと不安を煽るような言い方をされるので、任せて大丈夫なのかなという思いがぬぐいきれず、
大学病院の選択肢が頭をよぎりました。
私は今、大学の医学系研究室にいるため、
大学に戻り教授に相談し、
大学病院の婦人科の先生に探りをいれてもらいました!
その結果
現時点ではA病院のその先生に任せても大丈夫だとのことだったので
(難しい症例であれば大学病院に来ることになるでしょうって)
ひとまずA病院ですすめてみようと思います。
このお墨付きひとつでだいぶ気が楽になりました。
不安はひとつひとつ解消していった方がいいですね。
次は造影剤MRIについて書きます。