朝、ときどき会う親子がいる。
男の子三人の兄弟とそのお母さんだ。
ひとりはまだ乳飲み子で
いつもスナグリで前抱っこ。
上のお兄ちゃんたちは
保育園のおカバンを下げてる
とてもかわいいご一行さま。

今朝もちょうど公園のところで会って。
先頭を歩くお兄ちゃんはご機嫌が悪かった。
なにかやなことあったふうな。
なんだかんだと悪態をついてる。
おもしろくないって顔をして。

ママはわたしにおはようございますを言って。
わたしは、ご機嫌ななめねーと声をかけた。
ええ、そうなんです、とお母さんは
お兄ちゃんに近づきなだめ始めた。

朝のよくある光景だけど。
そして、保育園に着いてママにバイバイすれば
きっと彼のいつもが始まる。

おかあさんがんばって
小さく声をかけて
その場を去ろうとしたら
見る見る彼女の顔が
くしゃくしゃになった。

ごめん。
決壊寸前だったんだ。


ご実家は近いのかな。
疲れたママの助っ人が
身近にあればいいのだけど。