一般的な、会社での5S活動の進め方を思い浮かべてみましょう。
5S事務局があり、各職場から5Sリーダーが選ばれます。
キックオフを行い、経営者から5S活動のスタートの宣言があります。
職場では、5Sリーダーが中心に、5S活動を進めていきます。
多くの会社では、「全員活動」と称して、時間を決めて、職場の全員で行っているではないでしょうか?
定例の5S報告会があり、5Sリーダーが集まって、活動の発表を行います。
5Sリーダーがパワーポイントを使って、改善前と改善後の写真を並べた活動内容を作成します。
最後に講評があり、優れた発表に表彰されることもあります。ひょっとすると、報奨金をもらえる場合もあるでしょう。
5S報告会で、経営TOPの講評があるかも知れません。
そこで、「写真が多くて、分かりやすい発表だった」などの発言があると、5Sリーダーの苦悩がはじまります。
5S活動の内容ではなく、発表の体裁が褒められたからです。
そこで、パワポの達人が登場しはじめます。
発表の分かりやすさの追求がはじまるのです。
時間をかけて、何度もパワポを修正して仕上げていきます。
すると、こんな会話が飛び出します。
「この内容は、次回に回そう」、つまり、発表のネタをキープしはじめるのです。
残念ながら、発表のための5S活動になり、マンネリ化することがほとんどです。
最悪の場合は、5Sがとまってしまうのです。
北海道 富良野・美瑛 にて
