販売実習での経験 <私の仕事人生に感謝> | 楽々改善コーチ から 伝えたいこと

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楽に楽しく仕事や人生を過ごして欲しいと願っています。私の歩みや失敗が、少しでもヒントになれば幸いです。

退職してから、NHKの連続テレビ小説を毎回、見ています。今の「エール」はとても好きです。
コロナの影響で撮影ができず、今週は第1話から2回目の放映になりました。はじめての経験です。
でも、これがなかなかおもしろい。登場人物を知っているので、色々な伏線が見つかり楽しんでいます。

再び、大好きなシーンも見られました。第5話だったんだと気がつきましたが、藤堂先生が裕一に言った言葉。
「人よりほんの少し努力するのがつらくなくて、ほんの少し簡単にできること、それがお前の得意なものだ。それが見つかればしがみつけ。必ず道は開く。」
心に染み入ります。

◇第7話 販売実習での経験

2か月間の販売実習での話です。
週に6日間、寮からバスに乗りJR宇都宮駅に行き、そこから東京方面に東北本線に約1時間乗って、販売店に通いました。
1時間半ぐらいかかったと記憶しています。

4名の研修生が同じ方面だったので、一緒に通いました。
みんな違う販売店に行くので、東北本線に乗って、一人ずつ下りていくのです。
私が一番遠かったので、全員を見送りました。

販売店では、店の掃除や店番、そして、販売店の社員と一緒にエアコンの取り付けや、テレビや冷蔵庫の設置を行いました。
社員の人はベテランなのでテキパキとこなしていきますが、私は初めてのことばかりで、グズグズしていました。
こんなことで役にたっているのかなと考えたことを思い出します。
私はメーカーの社員なのに、情けないことでした。

それも仕方ありません。
ほとんど研修もなく、販売店に行くわけですから、何もできないのです。
なかなか肩身の狭い2か月間でした。

今、考えると原因らしきことが想像できました。
以前は、もっとしっかりした指導を行った上で、販売店に送り込んでいたはずです。
しかし、私の入社した前年から採用人員が急激に増えたので、手が回らなくなったようです。

大勢の研修生を販売店に割り当てるだけで、精いっぱいだったのでしょう。
研修生同士、話しをすると、実習している内容がバラバラだったのです。
当時は何とも思わなかったのですが、たぶんそんなことだったのでしょう。

変化に対応できなかったことが、真の原因のようです。
今の時代では、変化に出来ることが、もっとも重要だと感じます。

☆私は1981年に仕事をはじめました。もうすぐ40年になります。
 その間に、色々とお世話になったこと、嬉しかったこと、感動したことなどを綴っていきます。
 気楽に読んで下されば嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。

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◇写真は、北海道の十勝川温泉にある「十勝慈悲観音」です。
その説明板には「十勝開拓の先人の霊を慰めると共に、荒れ果てた世相の立て直しに、何れの宗派にも属さない吉野山金峯山寺の別院として慈悲観音像を建立した」と書かれていました。
荒れ果てた世相… 本当に、何が真実なのか分かりにくい世の中になっているように感じます。