ん~
厳密には、ご招待を受けた夫
にくっついて行ったというほうが正しいけど
南極観測隊の南極での暮らしを描いたストーリーです。
主役は、堺雅人氏。
堺氏が演じるのは、その観測隊員の一人で、
彼自身を含む観測隊員8名分の食事作りを担当する調理人の役。
「観測隊」と聞くと、科学者や技師の集団という印象が強いけど、
氷点下50度の閉ざされた銀世界で1年以上をかけて研究するとなれば
機材の修理をする人や調理人、医者も不可欠なチームメンバーというわけです。
先週の情熱大陸 がちょうど、
この映画にちなんでだと思うんですけど、南極観測隊の調理人を追ってましたね。
正直、観測隊の中でも「調理人」っていうと
一見、脇役的なイメージがあるかもしれませんが、
人間(観測隊員)の生理的欲求を満たす役割があるわけですからね、食事を準備するって。
研究成果を出す以前に、隊員にとっては彼が生きていく上で
最重要メンバーなわけです

あまりストーリーを深くは語りませんが、
ジャック・ニコルソン氏主演の映画『Shining』を思い出しました

ホラーじゃないですよ、この映画はもちろん

でも、社会から切り離されて、一定空間に閉じ込められてる時の人間の心理というか、
精神的に追い詰められる様相というか。
休館中のホテルの管理人をするという設定が南極に代えられたようなもんです。
太陽も上らない銀世界で、家族や恋人はもとより社会全体から切り離され、
観測隊員8名だけで1年以上も生活していると隊員達は、精神的に滅入ってしまう。。。


ただ、それがホラーにならずに、コミカルなのは、
その隊員達を襲う心の乱れがそれぞれの「食に対する欲求」という形で
描かれているから。
そして、堺氏演じる調理人がそれぞれの「欲求」を読み取り、
食を通じて救いを与えて行く、というドラマ。
人間が人間らしいのは、やっぱり食事の時だね、って食いしん坊なら
誰もが納得してしまうはずです

***
で、タイトルの俳優:豊原功補は?
って、言うと、主役でこそありませんが
かなりいい味出してる役を演じておられて気になってしまったんです

あの人ですよ。
ドラマ「時効警察」に出てた人。
記憶に新しいところだと、去年の秋冬月9の「イノセント・ラヴ」で雑誌記者だった人。
保険のCMの人。
(「時効警察」より)
トヨハラ コウスケ氏。
見た目のクールさとは、まるで真逆

この映画では、かなり濃い~、一見するとめんどくさいおじさんなんだけど、
なんともおちゃめなキャラクターを演じておられます。
ちなみに医者役

豊原氏以外の面々も、それぞれものすごく個性が強いキャラクターなんですよ。
でも、どうしても気になってしまうんですよ

よくよく考えたらね、彼のキャラクターと
他の隊員との間には決定的な違いがあるんです。
食の映画にも拘らず、
彼の「生理的欲求」は「食」以前に、どうも「酒」だってこと


いや、そうゆうおじさんがいるもんでしょ。
みんながみんな「食」という共通項で絆が結ばれているなんて言ったらできすぎてるもん。
ちょっと優等生すぎちゃって、つまんないっていうか。
酒の方が好きな人がいたっていいじゃん、みたいな

だからこそ、設定がリアルというか、
笑えるというか、ふっと気が楽になるというか、、
酒好きからすると、なんとなく肯定してもらえた感があったというか

酒好きへの救いというか。
あの外見をもっての、
このおちゃめさが、なんともたまりませんでした

まさに、裏の主役ですよ、このキャラクターの役割としては。
そう意図されていないのかもしれないけど、
そんな解釈もできると思います。
共感してくれる人、いると思うけどな~
***
『南極料理人』は8月から公開予定だそうです。
個人的には豊原氏の演技に注目です!
ご興味のある方はぜひ

公式サイトはこちら。

ぢゃないですよ。



って思ったロールケーキでした。
ってなるかもしれないけど、


どんくらい?
もう限界?!)
「え?やっぱ、前の方がいいよね?!

