Ψミッシェル・ブランのガレット ブルトンヌ ♪82.0

クラブ ミッシェル・ブラン ~ Club Michel Belin

 
厚焼きクッキーです。
バターと砂糖が生み出す味わい、そして香りが秀逸。
バターの香ばしいフレーバーは、アーモンドを思わす温かみをも生み出します。
しかし彼の作品にしては、いくらかシンプルさが目立つのか、しかしそれでいながら素材の高さが見えにくい気も・・・。
食感も生地がドライゆえに、粉っぽい崩壊もみられます。
肉肉しさやそこから滲む旨みが少ないんですね。
淡白で単調な味わいです。
ロースト感もいくらか粉っぽさを増長させるかな~。
魅力はやや薄めですが、それもこれも他が凄すぎるからこそ。
高級ブランドにしては無駄なさすぎる内容に終始しすぎなのかもね。
もちろん美味しいんだけどね。

Ψミッシェル・ブランのマカロン フランボワーズ ♪86.5


クラブ ミッシェル・ブラン ~ Club Michel Belin


フランボワーズジャムの詰まった果実味がなんともフレッシュ。
この手の作品でこれだけフレッシュ感を漂わすのは凄身ですらありますよ。
生果実の良質さを感じさせる良い味わいです。
マカロンもフランボワーズのフレーバーを微かに滲ませ、甘さの中に見せる酸味がなんとも美しい・・・。
フランボワーズのうねる様な妖艶な色気具合は期待通りの素晴らしさ・・・、そこにマカロンのザックリした食感が気持ちいい!!
美味すぎです。
フルーツ系でもばっちりキメちゃいますね!!

Ψミッシェル・ブランのマカロン バニーユ ♪86.8

クラブ ミッシェル・ブラン ~ Club Michel Belin

 
マカロンはザラッとした甘味と、時折見せる潤い感のコントラストが秀逸です。
ミッシェル・ブランの名作マカロン ショコラに比べるとほのかな甘みを有しながら、いくらかボロッとした食感がみられます。
この軽い食感が美味しい!!
マカロン生地がバニラジャムを吸い込んでいるかのように思わせる味わいが素晴らしく、ミルククッキーの一番美味しいものって何って聞かれたら、「ミッシェル・ブランのマカロン バニーユのマカロン生地だよ」って答えるべきと確信させられるところ。
 
バニラジャムは、きもーちバターの個性で口どけさせ、ミルク&バターの風合いで締めるという味わい。
美味しいけれど、ややカジュアルすぎる気がするって思う人も多いのかも。
でも気のせいですよ。
それはマカロンショコラの個性との比較故。
世界最高のマカロンを基準にしてはいけません。
 
これだけわかりやすい美味しさにして、雑味のなさはまさに圧巻。
甘さと少しの酸味を楽しませる内容にして、この透明感は凄いですよ。
 
マカロン生地の温かみと、バニラジャムのいくらかの冷やかさのコントラストも面白いですね。
そしてマカロンが崩壊するときにジャムの甘味が滲んでいく感じは、是非とも集中して楽しんでください。
この瞬間は、もはやは感動的ですらあります。
甘味が緩やかにミルキーな性格に変わっていきます。そして食べ終えてからもふわり浮かぶ甘味が心地いい!!
 
いつまでもこの優しい風に包まれていたいという気持ちになりますよ、絶対にね!
ミッシェル・ブランのショコラ

クラブ ミッシェル・ブラン ~ Club Michel Belin
 
コテーィングのチョコレートの焙煎が特徴的。
時間をかけて焙煎したような雰囲気があるんです。
ジャン=ポール・エヴァンはもっと焙煎が柔らかい感じですし、ピエール・マルコリーニは高温でさっと焙煎した感じ。
作り方には詳しくないのでわかりませんが、そういう雰囲気が味わいに感じられるのです。
ガナッシュにも彼の個性が出ていますね。
きもーち滑らかすぎるほどにソフト。
いくらかミルクの個性が強めで、しかし甘みに走らないのも個性かな。
口どけを軽くさせないために、その滑らかな舌触りと同時に、厚みのある食感が際立つ印象です。
カカオの風味を粒子感を持って表現するという点では、他のライバルブランドよりも個性が弱めですが、逆にカカオの個性によらずに作り手の個性を前に出そうとする姿勢を感じます。
ミッシェル・ブランの穏やかな性格を感じるかのようです。
一流でもありながら都会ではなく田舎でショコラを作る職人らしいですよね。
パリの街で俺の実力を評論家連中に見せつけてやろうみたいな自己主張がないんですよね。
これが作品の性格からも伝わるところが凄いんです。
ちょっとほっこりしたいとき、間違いなく口にしたいのは彼のショコラだと思います。
クラブ ミッシェル・ブラン ~ Club Michel Belin

ミッシェル・ブランのシューは生地が凄いって話です!!

これは食べてもらわないと伝わらないですよ。
サクサクの表面と、穀物の旨味がしっかり残った内側・・・。
軽くって肉肉しい・・・、相反する個性がしっかり出ているんです。
なんて美味しいのでしょうか!!
世界中のシュークリームの生地がこれになっても・・・、っていうとちょっと寂しいけど、こういう作品が増えて欲しいなあ!!