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めんりすと非公式ファンクラブ ~静岡県東部の美味しいラーメン店だらけのブログ

静岡県の有名ラーメン店の名作500杯をレビュー。今はめんりすと(三島市)のラーメンに感動しまくった結果、勝手にファンブログを名乗ってます。紹介店舗を徹底して厳選しているのが自慢で拘り。ラーメンが唯一の恋人だから許してねw。

めんりすとさんの伝説の一杯 8杯目

☆ めんりすと に・ぼ・つ・け

めんりすと非公式ファンクラブ


 
淡麗醤油系の煮干しつけ麺です。
これが美味い!
淡麗系のつけ麺としては、これは圧倒的な存在です。
 
まずは麺の味わいがこれでもかと、その美しさを跳ね返してきます。
軽くスープをはじく平打麺が、醤油の暗い味わいとのコントラストにより、内包する生卵の明るく優しい味わいを口にふわりと広げます。
ぷりぷりと張りのある表面をした麺ながらも、その表面の一歩向こう側には口どけして舌にしみわたるような食感と舌触り、そして濃厚にして柔らかな味わい・・・。
 
これは美味い!!
麺の美味さを、真正面から感じられる名作です。
麺が美味いと言い切れる作品の中でも、その秀でたるものがこれですよ!
 

麺屋中川香抜店 黒豚 (DEBUT)

めんりすと非公式ファンクラブ


 
FEAT 2011/DECEMBER/06 20:21:03
 
ジャンルとしては、まぜつけって言うんでしょうか?
私の知っているものだと、この地域のまぜつけって、やくみやさんが今年夏に出された作品くらいしかわからないのですが、少なくともレアなジャンルなことは確かでしょう。
 
(ちなみに、めんりすとさんにも、ら・ぱ・す・たなるメニューがありまして、それはまぜかけ?(まぜそばとして食べて、途中でかけにしてくれる)ってのがあったんですが、これも是非是非ブラッシュアップ再発希望です。・・・と、ファンブログらしいフレーズを一文刺しときます)
 
で、この作品ですが、麺屋中川の大将様のブログによると、大将がほぼ駄目出しゼロでOKをした数少ない(前例は高梨さんの鶏白湯と高田さんの冷やしのみだとか)メニューの一つらしく、そりゃーもう、大将お墨付きの美食ってことなんですよ。
 
で、実際食べてみたんですが、なるほど納得。
私が大将の立場だったら、こんな作品を作ってくれた嬉しいよな~って思える内容す。
 
というのも麺屋中川さんは、近年は自家製麺を手掛ける製麺屋中川さんでもあるわけです。
きっと大将が製麺を完全に牛耳っているのだと思いますが、今回のこの作品は味つけに遊び心とレパートリー満載ながら、麺にたいするリスペクトに満ち満ちています。
 
今でこそ珍しくなくなった剛な麺に対し、ライバル店と差別化できる魅力・・・、スープを受けての麺の美味しさや、逆に麺の味を反動にさせてからのスープの旨味を引き出すという才を持たせているのです。
 
ではその内容。
 
まずはいきなり器が3つ登場です。
 
一つ目の大きな器はまぜそば。
二つ目は白のつけ汁。二郎インスパイアつけ麺風つけ汁。
三つ目は赤のつけ汁。辛味つのけ汁
 
で、まずはまぜそばを単体で頂きます。
 
と、書き始めて、3品の味わいが生々しく舌と頭に蘇ってくるね。
こういう作品って、リピートしちゃうタイプなんですよ。
 
なんかうすら記憶の奴ってのも多いからね。
 
で、まぜそば。
獣感しっかりも臭みのないオイルはこってりしっかり投入されています。
これにタレが結構なしょっぱガラさ。
醤油を燻した様などこかジリジリしたロースト感を覚えるのですが、この感じが見事!!
絶対に入っていませんが、それはどこか黒ビールを思わす様なじわっと暗さのある苦味でもあり、これがこの作品のキメ所なのかも。 
個人的にはロースト感とか香ばしさは多くの場合滑らかさを犠牲にして存在すると思っているため、正直好みでないことも多いのですが、この作品はそんな排他性をばっつり生かしてます。
 
全粒粉も使用していると思われる麺の固い穀物感がこの味わいによってさらに貫禄を増します。
麺は十分にゴワッとしながらも、まぜそばのオイルを纏うことで、ゴワッとしながら口の中を舐めてくる感じが秀逸!!
 
さらにはこのタレの塩辛さと香ばしさが麺の味わいを完璧に受け止め、これまた私が結構否定しがちなネギの存在をずぱーんと作品にはめ込みます。
風味のパズルの重要なパーツとして、ネギが君臨してますね。
 
ネギのハマリ具合では、わさらびさんの支那そば塩か、麺屋中川香貫店の黒豚かというくらいに決まってます。
全然キャラ違う2品ですけどねw。
 
そしてそんなタレの塩ガラさを和らげるのが、トッピングされた卵黄、ツナマヨ。
それらのとろ~りした味わいで、麺に絡む強いしょっぱさを圧力ある旨みへと変換します。
 
まぜそばらしい、ぐちゃぐちゃ混ぜて混沌とした旨味の洪水を楽しませる感じはきっちり狙い澄ましの再現がなされています。
一方ではまぜそば特有の、味が雑多に濁ってしまう感じが出てしまいがち・・・、になるのが当然なのですが、揚げ玉がキメ技!!
 
揚げ玉の食感の小気味良さで、常に味わいがリズミカル。
風味の展開そのものを楽しむ以前に、揚げ玉のカリッとした食感や、ぱちっと弾ける様なスナッキーな味わいが随所に走り、タレとトッピングがミックスされた味わいを雑多に感じさせず、それぞれで感じられる風味に、むしろパンチとキレを感じさせてくれます。
 
美味いな~と思って食べていると、あれ違う奴がいる??
 
大ぶりのフライドオニオンか、フライドガーリック皮か、カルビーベジップスのオニオンみたいな奴がいる。
今更口から出せないので、何だろか?
気のせいで、本当は入っていなかったらすいません。
 
でも揚げ玉の中で、この味わいが結構いけてます。
スナッキーな揚げ玉の中で、マジに素材感出すそのフライものが、なかなか心地よいのです。
 
卵黄はむろんどハマリ。
これが苦手だったら、卵かけご飯は食べられません。
 
ツナマヨは未知への挑戦。
意外にありありw。
魚介系のテイストというと、魚粉ばっかりでそーとー飽きがきてますが、まだまだ戦略あるんですね。
前の店長さんがブログで(当時新店就任直前の)Nさんはアイディアマンと語っていましたが、なるほどねって感じです。
 
いや~、それにしてもこのまぜそば、タレの味わいそのものは結構シンプルなんですよ。
特別リッチでもないし、極上の旨味成分に満たされているわけでもありません。
トッピングがもしなかったら、私なら砂糖と味の素をさらに大量投入したくなっちゃうくらいにシャープなパンチが効いています。。 
でもこれが麺を生かしているんですよね。
タレの香ばしさで麺にオーション系の麺がもつロースト感の心地よい部分だけを絡め、さらには塩気で麺の穀物感をぐぐっと引きしめ、さらには麺のゴワゴワ感や、食感に馴染む味わいを麺にトッピングします。
 
強烈なインパクトを残しつつ、やっぱり一つ一つの味わいに意味が持たされているから、過激なのに落ち着いて食べられるんです。
店長さんの大らかさやワイルドさに通じる安定感が、作品に息づいているんですよね。
 
で、この麺をつけ汁につけて頂いても美味い!!
 
一つ目は攪拌しなきゃ白っぽい方のつけ汁。
 
これは豚らーめんのつけ麺のつけ汁タイプなのでしょうか?
 
背脂の甘味と豚オイルの獣感をトップに、塩気も十分。
しかし酸味の使い方が綺麗。
店長さんから本店の豚つけを頂いたのは、もう1年も前ですが、それよりも酸味の入りがさら~りしていますね。
酢が尖ることなく、この個性がオイルと塩気を滑らかに繋ぎ、風味の展開もあれない印象。
酸味が軽やかで流麗に感じられるも、安っぽい薄さはなく、むしろ上品さだ出てるくらい・・・、二郎の癖にねw。
ここに麺をつけると、おっと来たね、これは凄い!
 
麺にはまぜそば用のタレが染み込んでいるのですが、これをつけ汁につけるとさらに塩気が引き締まり、麺の男性的な色合いや武骨さがぐいぐい響きます。
超筋肉質なやせ形のアフリカ人的な麺に進化しちゃうのです。
 
おーっ、これは女性客無視してる(爆)!
 
そしてもう一つの赤いつけ汁。
 
実は私、麺屋中川香貫店さんのカレーのつけ麺を食べていないのでわかりませんが、これはその流れにある作品なのでしょうか?
 
何が入っているかなんて全然知らないしあてにもなりませんが、私の貧乏舌の感じたままを書きますよ。
 
口当たりには豚のまろ~んとしたオイルの風合い。
そのオイルに野菜の個性が甘ーく入り込み、べたつかずにとろーんとした感じ。
そしてスープには亜麻色に炒めた玉ねぎを思わす熟成された様な深く暗いコクと甘味が感じられます。
その炒めた玉ねぎ風の味わいが故んなのか、醤油→カレーで一瞬まさかの味噌のような味も(笑)。
例えるなら和風オニオングラタンスープって感じでしょうか?
オニオングラタンスープにカレールーとそれ系のスパイスにラー油とニンニク、そして豚ガラと醤油少しと鰹エキス少々と塩気と万能タイプの旨味成分注入して和風に仕上げたような味わいなのかな?
何が入っているかは知らないけれど、舌の印象はそんな和風グラタンオニオンスープってとこなのです。
 
で、これに麺をつけると、先ほどの二郎系つけ汁とは異なる個性が麺に立ちます!
 
麺の締まった味わいの輪郭から、つけ汁が持つ玉ねぎの甘みがまろっと浮かび、つけ汁がもつ後味のスパイシーさによって、その甘みがブヨットすることがありません。
なくエッジの効いた芳香が、豊満なボディーある味わいに展開を加えるばかりか、重苦しさを残しません。
 
 
いや~、計算に計算が重ねられている作品でいたね、この黒豚は!!
しかもN店長の世界観ががっつり染みわたっていることが実に痛快でした!!
 
遊び心満載、アイディア一杯、満腹感MAXで、ジャンクでスナッキーでありながら、ホンモノのラーメンしてるんです。
 
そして・・・
 
麺をもっと美味しく食べてもらおうという姿勢が嬉しい!!!
 
ただでさえも美味しい製麺屋中川の麺に、スープやタレを作る側の人間が何をしてあげられるだろうかという気持ちに満ちた、麺リスペクト満載の作品なんですよ。
 
 
まぜつけという新ジャンル、最初に食べる作品としてはもってこいの逸品です。
 
だから皆さんにお伝えしたいことが一つ。
こんな長文のレビュー読む暇があったら、麺屋中川にラーメン食べに行きなさいってことだよ!!
 
 
<追伸>

それにしても、香貫店の作品はどれもインパクトがあってレビューが楽しいですね。
誰か麺屋中川香貫店ファンブログとか始めてくれないかな~。
実は書くのに忙しくって、他のブログをほとんど読んでいないのですが、そんなのあったら必読モードになっちゃうんだけどね。
 

めんりすと な・ん・ば・ん 2011 (淡麗系正油ver.、平打ち麺).

めんりすと非公式ファンクラブ

 
FEAT 2011/OCTOBER/XX 19:43:05
 
めんりすとさんの遊び心なのかの、蕎麦屋のカレーうどんインスパイアです。
 
スープは醤油の酸味がやや強めに出ますかね。
またタレの個性とカレーの個性が強いので、スープそのものの旨味が見えにくいのも残念かも。
 
まあ、カレーのラーメンって必ずそうではあるのですが、それを裏切るのがめんりすとクオリティーって、勝手に思っていますからね。
トッピングは玉ねぎ・・・なのですが、私は根深ネギにしてもらいました。
玉ねぎの方が、美味いと思う。
味にも、コクとキレが出そうな気がします。 
 
と、なんつー我がままなことをつぶやくなう。。。
 
 
今回のオイルは鶏油。
個人的には煮干し油の方が好きだったかな。
 
煮干し油ver.ではスープの味わいに、かちっとした旨味が立ちます。
 
海老油でもいいよね。
旨味にボリュームが出そう。
 
と、なんつー上から目線なことをつぶやくなう。。。
 
 
でもこれ、みんな食べてみたいでしょう?
めんりすとさんによるカレーうどん系のラーメン・・・、普段がまじめ過ぎるから、たまにこういうのが来ると気になっちゃうよね!!
 

めんりすとさんの伝説の一杯 7杯目
 
☆めんりすと 牡蠣の入ったカレーラーメン


めんりすと非公式ファンクラブ


 

これ、手が目一杯かかっているけど・・・いやだからこそがっつり美味いです。
旨味成分たっぷりのボリューム満点テイストでありつつも、細かな風味が凛と拡散する素晴らしい作品。
繊細さの積み上げと濁りなき複雑さを持ちながら、その味わいにスピードとキレがあるので、あたかもジャンキーにすら感じさせるほどに味の質に強さがあります。
牡蠣とカレーがここまで相性が良いと驚く反面、食べているとむしろこの組み合わせがあまりにも当然の、あるべきものであったかのような錯覚を起こします。
ラーメンらしさから一歩離れたようでいて、遊び心に肉があるという点ではこれぞラーメン!!
美味すぎたし、これはもう絶対に忘れられない作品であります。
 


めんりすと非公式ファンクラブ


今夜は、ちーっとジントニック飲み過ぎた。

ジントニック1.5リットルは、ちょっと多すぎだと思う。

 

だから明日の夜は、レビューしてっから飲むことにします。

20時位からちょこちょこ打って、目標22時前にUP。

 

あっちなみに私、一記事に1時間もかけてないですよ。

多分、君が思っているよりも入力速度は光速です。


高速の間違いか。


あと、文章を考えている時間事実上ゼロだし、しゃべるように打ってるだけだし



そして何より、読み返ししてないし(爆)!!




誤字脱字多くてすいません。



正直言うと、書くことで自分の食に対する理解を深めることが最大の目的なので、あんまり読み手を意識してないんですよね。


文章短くして読みやすくした方が、間違いなくお客様に喜ばれるとわかっているんですけどね。



でも、御免なさい。

 

できるだけ感じたことを書きつくすようにしないと、おいらが成長できないんです。




長文御免です!!



で、皆さんには今日はこいつを食べて欲しいと思うのです ↓



めんりすと非公式ファンクラブ


凄いっす!!


麺屋中川香貫店の豚らーめんです。


トッピングは、おそらくマンモスの肉だと思われます。

マンモス特有の男性的な貫禄ある味わいを口当たりに、余韻には大自然を戦い抜いた人生感あふれるアロマが溢れます。

 

男なら食え!!

 

とかいいつつ、麺屋中川本店の豚らーめんを先日食べて、やっぱりマンモス肉じゃない方が安心だな~(残すと申し訳ないじゃんね)とか思った次第。

 

 

つーわけで、肉食系男子はマンモスらーめん食べてこいっぺし!!



で、マンモス肉の豚らーめんを食べた上で、火曜日限定の黒豚が気になるという方は、明日の22時にめんりすと非公式ファンクラブに集合だ!!



・・・と書いたからには、書かないとね。





意外と、気軽に約束破るけどw





めんりすと非公式ファンクラブ

昨日のアクセス数はぴったり1000人

(正確には半分くらいの人が平均2回アクセス)

(正確には昨日じゃなく一昨日)

狙ってたけど、うれし~な~!!

(正確には狙ってはいないし、狙ってとれるもんでもない)

しかもラーメンブログの順位もぴったり70位!!

(正確にはそんなにぴったり感ない)

この勢いで、2011年の静岡県東部のラーメンブログ新人賞獲るぜ!!

(正確には超有名ラーメンレディー様も新人なので、狙うなら男性新人部門)

(正確にはそれも叶わぬ夢。なぜなら・・・)
 

本日、ラーメンろたすの親方こと、ge-c王子がブログ移籍です。




そして新ブログは、ろたすHPで:http://ramen-rotas.blogspot.com/


というわけで2011年1月21日にスタートし、


2011年静岡県東部の男性ラーメンブロガー部門新人賞を目指し、


今日まで頑張ってきましたが、


2011年12月6日をもって、


その賞も、ge-c王子に奪われる運びとなりました。
 
 
というわけで、夢も希望もなくなりました。


というわけで、2011年はやるきゼロです。


2012年に新しいブログを始めて、再び新人ブロガー賞目指して頑張ります。


では。



(正確にはいくつものブログを1年くらいで飽きてしまい


その都度、終わりにしてきてるので、あながちありえなくもないw)


(正確には2011年の新ブログって、もっと素晴らしい奴が一杯あると思います。


私、実はあんまり他のブログ見てないんで、知らないんです。


けして俺はあのブロガーさんより上だぜ~とか思ってるわけじゃないです。


ネタだからね、ネタ!!)


では、これからもよろしくねです!!




ってか、元々数カ月で更新止まると思ってたこのブログです。
 

めんりすとさんが、なかなか飽きさせてくれないんです。


どんだけレビューすれば、新メニュー終わるんだよって感じです。
 

では2012年もいくぜ、めんりすと非公式ファンクラブ!!

2年目のジンクス超えられるかな?




しょーじき老舗ブロガーの方の領域で遊び過ぎた感じがあるので


今さら飽~きたといって、逃げれない感じあるよね。



お店にも敬意を持っていますけど、


真面目に活動されているブロガーさんや、食べログのレビュアーさんにも


お店への敬意のほどじゃないけど、先輩に対する敬意はもっています。


何の話だっけ・・・?
 


そうだ、よーするにさ


ラーメンろたすのHPがどんどん面白いことになってるし、


狙い澄ましたインディーズっぽいデザインとか、


内容は超プロフェッショナルなくせに、脱力系を臭わす感じとか、


ちょっと無機質で、ちょっとハートフルな線のタッチとか色使いとかが、



まいぽぉ♪



だってことさ!!



だからラーメンろたすのHPに行ってこしってことさ!!






めんりすと か・き・ら・あ(淡麗の塩ver.)2011/DECEMBER

めんりすと非公式ファンクラブ

 
FEAT 2011/DECEMBR/02 20:36:04
 
牡蠣の旨味を安易に出すのではなく、牡蠣の魅力をラーメンの一部として感じさせつつ、牡蠣の臭みを感じさせない工夫を随所に感じさせる一杯でありました。
 
口当たりには、トッピングされた一味の個性がヒリッとはっきりと感じられ、調味料に依存しない作風のめんりすとさんとしては、ここはちょっぴり意外な展開。
牡蠣という、臭みを避けられない素材を使用したラーメンということで、いつもとは異なるアプローチが施されているようです。
タレも比較的強めに思えます。
一味の辛味を舌に背負わせつつ、塩ダレの塩気をじゅわっと滲ませます。
すると鶏の味わいに白菜の味わいが絡みながらふわりと浮かびあがり、油脂感を含んだ動物系の温かい個性に満たされます。
するとその味わいに続くように牡蠣ならではの風味が鶏同様のプリプリっとした豊満な個性で重なりを見せます。
 
トッピングされた牡蠣を噛むと、一段とスープに牡蠣の旨味が広がったかのように感じられます。
塩ダレによってしっかり押し出された牡蠣の味わいがどっと口に広がります。
 
そこで麺を頂くと、これが絶品!!
 
牡蠣の風味に、平打麺(通常は全粒粉入り細麺のめんりすとさんは、あえて玉子の入った平打麺をここでセレクトしています)がマリアージュ。
平打麺のプリッとした食感がトッピングされた牡蠣の食感からの流れにバランス良く調和し、何より牡蠣の磯めいた個性が、平打麺の綺麗な玉子の味わい(めんりすとさんの平打麺は乾燥玉子ではなく生卵を使用とのこと)に滑らかに繋がります。
 
改めてこの平打麺は美味すぎる!!
 
牡蠣の味わいのいくらかの陰湿めいた個性がフックとなり、平打麺が内包する玉子が見せるフレッシュで明るい味わいが、一段と華やいで感じられます。
 
牡蠣の旨味の濃度にすら、麺の味わいが負けることなく・・・、もちろん牡蠣ほどの濃い味を持った麺であるはずもないのですが、プリッとした食感を弾みにした麺の味わいに香り立つような快活さがあるために、牡蠣のボリューム感を前にしてもなお華奢な印象は与えないのです。
 
トッピングには今回、白菜とともに春菊が使用されています。
デビュー当時のか・き・ら・あがカブによって和のテイストを導いたのに対し、今回はさらに大胆な素材である春菊。
和の風合いをきっちり奏でると同時に、その強い個性によって麺と牡蠣の味わいとともに強い個性のぶつかり合いをみせつつ、最終的にはすっと整って感じられるこのバランス。
互いの個性を独立させすぎず、それでいて主体的に表現し、しかし結局はラーメンというコンセプトの中にきっちり調和させてくるこのセンス!!
 
やっぱりめんりすとさんは巧いなぁ。。。
 
春菊というと本丸亭さんや、その味わおさらに進化させた一匹の鯨さんなどが浮かびますが、それらが鶏の油脂感が持つ華やかな味わいの中に落ち着きあるコクを効かせることによって厚みある鶏の味わいを生み出すアプローチであったのに対し(個人的にそう思うってだけだよ)、めんりすとさんの春菊は、牡蠣という素材が持つ淫靡な世界観を殺さずに牡蠣の強烈な旨味を独立感を穏やかにし、スープの味わいにまとまりを生み出させているという印象。
 
トッピングとして最も強烈なアクセントを生み出すであろう魚介系と植物系を一つの椀にぶつけておきながら、それが整いを目指すものであるというところが、凄みでありますよね。
 
この素晴らしきラーメン、か・き・ら・あ、これから醤油や味噌、白湯系での展開もあるのだとか?
それぞれにおいて、牡蠣の個性をベースのスープや、タレの個性とどのようにハモらせるのか興味ありますね。
 
 
ラーメンとして、最も気難しい素材をどのように主張させるかという職人の腕の見せ所に溢れたシリーズです。
 
わさらびさんの秋刀魚のラーメンなどを好まれる方は、必食ですよ。
プロフェッショナルの料理人とは何かという問いに対する回答が、この2人のこの作品から満ちていましたからね。
 
早くも、次が気になる一杯でした!!

めんりすと なんばん 2011 (かけ+フライドオニオン別皿)

めんりすと非公式ファンクラブ


 
FEAT 2011/XX/XX 20:04:08
 
鶏の個性を、豚の個性で、立たせすぎない感じのスープ。
どろっとした味わいは、めんりすとさんではな・ん・ば・んならではの方向性ですね。
 
しかし以前とはカレーの味わいが本格的な印象になった気がします。
 
カレー味のラーメンの多くが持つ昭和のカレールー的な風合いがなくなり、しっとり炒めた玉ねぎとトマトの味わいを強く感じる欧州カレーの風合いが色濃くなって気がします。
これにより、スパイスの雑多な感じが見られず、動物系の風味とニンニクの個性を具材とするカレーとの印象の作品に仕上がります。 
カレーの味わいは強くはありません。
カレーの味わいは持ちますが、カレーライスのカレーじゃない所が大事。
 
このスープ味わい、麺によくあいます。
細麺が含む全粒粉の個性に、カレーのスパイシーさや燻し感がはまりますね。
 
 
そしてこの作品の最大の凄みがこれ。
 
最後の一口まで美味いスープであるということ。
むしろ最初の一口目よりも飲みごたえを感じます。
 
カレー系のラーメンを作ってもなお、インパクトに走らずに旨味に拘ったこの作品・・・、めんりすとさんらしからぬどろっとスープながらも、やっぱりその底辺にあるヴィジョンはめんりすとさんだと、認識させられました。


めんりすとさんの伝説の一杯 6杯目
 
☆めんりすと 魚介100

めんりすと非公式ファンクラブ

 
めんりすとさんの強烈な限定メニューの一つです。
私にとってはこれぞめんりすとクオリティーと言うべき最愛の逸品!
めんりすとさんの丁寧な出汁のとり方と、醤油ダレと細麺の相性の高さをこれ以上なく楽しませてくれます。
ちなみにこれ、後にめんりすとさんを代表する名作わ・び・さ・びになる前身のメニューでもありますが、知ってました?
確か、しずめん!さんにそう書かれていましたよ。
 
ちなみにこの魚介100、デフォルトですでにトッピングゼロ。
しかもオイルもなしという強力なレシピ。
さらには使用されている素材は魚介系のみという絞り込み。
オリジナルわ・び・さ・びもまたオイルなし魚介のみであり、この魚介100との最大の違いはトッピングにあるはず・・・、なのですが個人的には魚介出汁の選定にこそ違いを感じるところ。
わ・び・さ・びが豊富な種類の魚介類によって作られたスープであるのに対し、この魚介100の凄さは使用される出汁が、カツオ節、ソーダガツオ節、サバ節の3つに絞られているということ。
したがってシンプルではあるのですが、そのシンプルさが凄い!!
透明感溢れ、雑味不在のスープ故に、その3種の魚の味わいが違う音色を奏で、まるで3つの音からなる和音のように一つのハーモニーを奏でます。
基準の音はカツオ。どっしりと味の骨格を作ります。
そしてそのカツオと異なる立ち位置からしっかり互いを支え合うパートナーとなるのが5度上のサバ。
カツオのふくよかな女性を思わすような包容力ある甘みに対し、いくらか酸味と苦みを内包するサバ特有の男性的な枯れた味わいが、美しいコントラストを描きます。
さらにはその中間で、カツオの3度に立つのがソーダガツオ。
サバの酸味を拾いつつ、カツオの個性をサバと離れすぎないように歩み寄らせるその性格は、ちょっと知的で気が効いたもの。
この3つの個性の美しい和音・・・、堪りません。
ここまでまとまりある重なりを感じさせつつ、互いの個性が全くつぶれず独立しているのはまさに奇跡。
正直なところ、これまで味わった全てのラーメンの中で、もっとも知的な味わいを楽しませてもらったラーメンです。
 
現在のめんりすとさんのラーメンに使われる魚介スープは、わ・び・さ・びモデルとなり、多くの魚介類を複雑に絡めた逸品で、間違いなくリッチな味わい(実際コスト度外視の高級スープ)でありますが、時にはこのシンプルな魚介100スープが恋しくなることも。
いつか復活する時があったら、是非「常温」で頂きたいものです。
出汁の味わいを、深く深く感じたいのでね!!