めんりすとさんの伝説の一杯 10杯目
☆めんりすと か・き・ら・あ (2010/DECEMBER初代)
高角度から鈍器が振り下ろされたかのような衝撃・・・。
めんりすとさんの実力の高さを脳が揺れるほどに味あわせてもらいましたよ。
思わず前例のない超ロングレビューをしてしまったその味わいは、2度とこれと同レベルの感動を他の料理では体験できないのではないかと思えるほど。
牡蠣の入った塩ラーメンではあります。
しかしトッピングと麺の味をここまでマリアージュさせたラーメンは過去に存在しないと思います。
麺はこの作品だけは、なぜかつけ麺用の平打麺を使用。
通常・・・というよりはほぼ絶対的にラーメンには全粒粉入り細麺が使われているというのにです。
しかし今回なぜ平打麺だったかという謎は、一口食べれば一瞬にして解決されるもの。
平打麺に含まれる生卵の風合いが塩スープに溶け出し、一方では牡蠣の持つ磯の香りがスープに重なる。
すると磯の香りと玉子の香りの通じ合う個性が、スープの中で得も言われぬ共鳴を見せるのです。
牡蠣の持つ磯っぽさをより高めることで旨味を逞しく仕上げ、その上磯の個性が持つ独特の雑味を玉子の柔らかな風味が包み込むことで、終始滑らかかつコクの強い牡蠣の味わいをスープに広げるのです。
素晴らし過ぎる・・・。
さらにはその味だけでなく、伝票に残されたブログ読者限定アナグラム・・・。
知性をこれほどまでに感じさせるラーメンは初めて・・・、いや今後永遠に存在しないかもしれません。
このブログがグルメブログから、ラーメン専門、そしてめんりすと非公式ファンクラブとなった最大の原因・・・、それがこのラーメンとの出会いだったのかもしれません。
