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新たに味玉ラーメンレビューの一部を追加。レビューするラーメンが増えるとどんどん文章は削れていきます。既にアメブロの文字数制限がギリギリで文章を追加できませんので(爆)!オリジナルのレビューはもう少し長いはずですので、興味のある人はそちらもお楽しみください。
このページに詰め込めるだけ詰め込んでみたいな~と、思っています。
ラーメン ろたす (by ge-cさん)
ROTAS (Ramen Of Tasty And Smiley)
ちなみに・・・。
ge-c Ramen ROTAS を並べ替えると、
Man creates G-ro.(男は二郎を創る)になるんだぜ!!
ラーメンろたす
静岡県駿東郡清水町徳倉1881
定休日 木曜日
営業時間 11:30~14:30 17:30~21:00
RAMEN ROTAS ラーメンろたすのブログ
http://ramen-rotas.blogspot.com/
店主さん(ge-cさん)のブログ
http://sugoizoquruli.jugem.jp/
店主さん(ge-cさん)のツイッター
http://twitter.com/#!/ge_c_ramen
オープニングメニュー① 煮干ラーメン (あっさり鶏ガラ煮干スープ うま味調味料不使用)
超期待の煮干しラーメンを頂いてみます。
スープを一口。
げっ、これは美味いっ!!!!!!!!
今までのど煮干しラーメンと全然違うなんて言うつもりもないし、明らかに延長線上にあるのですが、え~、ウソだろってくらいに美味い。
にわかには信じがたい満足度の高さでちょっと困る。
ぶっちゃけるならば、沼津市清水町ブロックの今まで食べた全てのラーメンの中で一番美味いと思った。
ってか、ぶっちぎりで。
それも高梨店長にイメージする「個性の突き抜けた魅力」が故のトップというよりは、「欠点が何らあげられないラーメン」という意味でこそ一番美味い。
さらに言うなら、「化学調味料が大好きだけど、化学調味料使ったらもっと味がまとまるんだろうけどね~」とか、「化学調味料入れていいから塩抑えて欲しいな~」なんてことを一切思わなかった。
ひょっとしたら初めて「化学調味料を使っていないからこそできた美味しさなんだよ」って言いきれるようなラーメン。
煮干しって素材のできることってのが、まるで想像越えていて、ちょっと何なのよって感じ。
スープは煮干しの香り豊か。
浮かぶオイルには特別な分離感はなく、全体として穏やかな液面を思わせます。
スープは口当たりから煮干しのまるーく柔らかな味わい。
しっかりとした明るい表情には、魚の快活な表情が思い浮かぶほど。
そして後味に向けて磯めいた小魚の味わいや潮気を感じていきますが、この質感は神!!
磯っぽさ、潮っぽさを十分に感じながら、その風味を潮風が流れるように軽やかに感じさせ、余韻にエグミを一切残しません。
ザラツキのあるような味わいに一見似ていながら、透明感があり、制御されていない雑味はなし。
整然と存在させられた小魚っぽい旨味は存在すれど、雑多な表情がまるでないのです。
滑らかではない個性でありつつもキメの整い方に計算が行き届き、リズムを感じる風味の展開であるために、常に周囲の風味を感じ取らせてくれる・・・。
シンプルだからこそ美しい味わいがあり、キレのある魚介の風味が感じられます。
そしてこの作品が風味の十二単と語っても良いくらいに、繊細な風味が幾層にも重ね合わされた重厚な味わいであるということが素晴らしい。
大切に大切に仕立てられた、宝石のようなスープですよ、これ!!
高梨店主のブログだかツイッターだかでは、煮干しのエグミをどの程度残すかがポイント見たいなことが書いてあったと記憶しますが、ないよそんなもの。
小魚特有のザラッとした旨味もあるし潮気もあるし、磯ものの香りもありますよ、でもエグミじゃない。
どっかから勝手に出てきちゃった偶発的な苦味なんて存在していません。
余韻も、臭味は残りませんよ。
むしろこれを食べ終えた後の呼吸は、爽快さを増して感じられるほど。
このスープに当てる麺がまた凄い。
麺は断面円系の自然なストレート麺。
玉子を思わすかのように錯覚させるジャガイモめいたようでもあるほっこり甘味を口当たりから後味まで確かに感じさせます。乾いた苦味の存在しない柔らかでボディーのある味わいの麺ですね。
これ、小麦がいいんだろうなあ・・・。
違うかもしれないけど、国産小麦なんでしょうね。
日本の小麦なんて世界中で日本人しか美味いって言わないのに、何を有難がって使ってんだろって思っている、どっかのG高原パンマニアの脳天を鈍器で打ち破る美味しさ。
できればフランス産だと言って欲しいけど(笑)、このコシだけでなくモチッと感も見せるこの麺は、流石に国産なんでしょうね。
国産らしい個性が魅力的に感じられます。
麺の舌触りは穏やかで、スープを弾くものではありません。
しかし煮干しの味によって麺に苦味が出ることはなく、むしろスープの苦味の反動で麺のもる甘く緩やかな旨味が明るさを増して浮かびあがってきます。
スープだけを語るラーメンでもなければ、麺の固さだけを語るラーメンでもありません。
美味いです。
スープも麺も、徹底して上質なんです。
一つ一つの試作をも丁寧に丁寧に努めてきたことまでもが伝わります。
思い付きの積み上げにはない、日々のひたむきな仕事の延長にあることをしっかりと感じさせてくれるのです。
作品への愛情に満ち満ちた一杯です。
素晴らしいものを体感できました。
どまいぽ~でした。
オープニングメニュー② 味玉ラーメン (あっさり鶏ガラ煮干スープ うま味調味料不使用+味玉♪)
<麺>
麺の完成度がものすごいことになっています。
味わいは独特です。
玉子の甘味とジャガイモの甘味の中間めいた独特の味わいを内包します。
舌触りは人肌的で、べたつくこともなく、弾き過ぎることもないという非常に心地のよいもの。
これが煮干スープに干渉してもなお保たれるのがまた素晴らしく、インパクトの強いスープの中で自身の個性が崩れず、同時にスープを汚さない上に、一方ではスープの存在の中でその旨味を際立たせるから恐れ入ります。
食感はプレスの強さを残すこともなく、しかし不思議な反発力をもつ食感がやたらに生々しくもあります。
噛んだ瞬間に、一瞬麺が歯を受け入れつつ、それを包み込むように優しく押し上げてくるような、独特の生命感ある反発力。
ナイキエア的な反発というよりは、アシックスアルファゲル的なクッション性を一瞬感じさせてからの弾力が、味わいの温かくも緩やかな個性に実に馴染みます。
噛み、そしてその断面が舌に触れるたびに、個性的な甘みを浮かべるいかにも高級国産小麦(違ってたらごめん!)っぽい味わい・・・、しかしこの先が凄い。
麺のもつ独特の甘い穀物感の持続力が半端ない。
麺を噛み続けても最後まで旨味をフレッシュに明るく提供し続けるばかりが、麺が若干伸びてきたとしても味がぐずつくことはありません。
麺の太さも、この太さがあるからこの人肌めいた舌触りに馴染む穏やかながら肉肉しい食感が、隙のないバランスを残し、さらには麺の味わいの豊満さが噛みごたえにも馴染みます。
もうぜーんぜん無敵。
世の中に数ある優れた煮干しスープの名店も、きっとここまで美味い麺を使用できてはいないんじゃないかと思えます(知らんけど)。
とにかく素晴らしい麺、どこがどうなってこの麺が出てきたのかって思うくらい、突拍子もなく美味いです。
少し似た味わいの麺のお店も上げられなくはありませんが、それらが長所の代わりにいくらかの欠点を持っているのに対し、どうしてこのお店だけが欠点ゼロなのよ??
麺のことに詳しくもなんともない私ですが、それでもこの麺が凄いって位のことは、わかりますってば。
<スープ>
タレやオイルの個性を最小限にし、ベースとなるスープで味を調えてきた逸品。
オイルが少ないながらも劇的に美味い!!
オイルが煮干しの味わいや潤いある酸味を背負い、驚くほど艶やかな味わいを表現。
スープの表面からの水深1mmの感動、ちょっと意地悪く舐めてくださいよ。
この油脂感を口当たりに残した次の瞬間から、ラーメンろたすの煮干ラーメン劇場はスタートします。
オイルが包み込む煮干しの味わいは丸く、強烈に柔らか優しい味わいであり、そこに丸っこい明るさや甘味や快活さを感じさせられます。
そしてこの表情の内側から、さら~っと波打ち際に潮が薄~く広範囲に染みわたるかのような煮干しの性格が、幾層にも重なって表現されます。
その煮干しの風合いは、煮干しらしい苦味を感じさせるものであったり、小魚独特の肉の味わいであったり、煮干しが引き連れてきた海の潮感であったりもするのですが、それらの個性が混沌とすることなく風味の輪郭をスパッと保ったまま、ミルフィーユのごとき繊細さを積み上げた味わいを演出します。
やばすぎる美味さ!!
間違いなく透明感に長けたスープでありつつも、煮干し特有のいくらか硬質で切れのある味わいがリッチで重厚に存在するために、淡麗系スープの魅力と芳醇系スープの魅力を両有しているのです。
風味の複雑さを見せつつも、よくぞここまで風味の潰れが無いものだと感心させる内容故に、時間をかけて丁寧に仕込まれたものであるとわかりつつも、まるでフレッシュな野菜スープにも匹敵する鮮やかさすら覚えます。
<トッピング>
①叉焼
叉焼の肉質はキメが実に細かく、肉のダレた感じは、脂身部分にすら見えません。
凄いのは皮の焼き面の質感・・・。
皮特有のぶにっとした質感と、ローストによる乾いた張りが共存し、これを噛むと豚の油脂感が口にじゅわっと広がります。
煮干スープを味わう次の一口に、この豚の油脂感が絡むと、口当たりの大胆なふくよかさ、一転して煮干しの繊細かつシャープな味わいへのギアチェンジが何とも劇的。
豚、煮干し双方の旨味が、ぱっと口の中に鮮やかさと煌めきを演出します。
②メンマ。
極太の逸品。
メンマ特有のぐずついた旨味成分がスープに流れ出してはいません。
しかしこのメンマを噛むと穏やかな酸味と出汁の味わい、素材そのものの旨味を感じさせたところに、ふわりと甘味が香り立ちます。
この感触を舌に残しながらの、次のスープの一口の表情が、またいつもと異なる味わいとなり、このラーメンを単調なものとしません。
すこしカジュアルな口当たりを生み出し、そこからの超プロ志向の研ぎ澄まされた煮干しの風合い・・・。
ハッとしてグーな展開に、口元が緩みます。
③葱
白ネギの穏やかな個性が、ネギによる香味で魚臭さ、動物臭さを抑えつつも、スープの味わいをほとんど荒らすことはありません。
ネギでスープが死んでしまうことを、誰よりも嫌う私ですが、この個性はなるほど許容範囲。
とはいえ、これだけ臭みが無い(店主さんは意図的に臭味を加えているようですが、私レベルの舌だと臭味なんて感じられませんよって話)スープに、今さら薬味なんていらないよ。
むしろ葱を噛んだ後に舌がブレちゃうのが嫌だな~ってのが個人の本音。
④海苔
これ、面白いです。
食べずにスープにつけた状態で放置して見てください。
この海苔がゆっくり細やかにと、スープに溶け出していくんです。
すると煮干しスープに柔らかない磯の個性が加わるというダブルテイスト!!
味を途中で変えていきたいタイプの方は、けっこくお勧めの食べ方ですよ。
⑤味玉子
今回のレビューは味玉ラーメンなので、味玉が丸々一つ付いてきます。
玉子を箸で割るとビックり!!
何ですかこの鮮やかな色彩の黄身は!?
材料費抑えるつもりがさらさらないですね、このお店の店主さんは・・・。
半熟具合は100.00%の完璧さ。
白身にもふくよかさが残っています。
温めての提供もやさしく、それによって黄身が固まってしまうなんてミスはもちろんなし。
味付けは非常にライトですが、この個性は叉焼などとのバランスを考えると明らかに正解。
しかもこの作品のスープがもつ透明感を考えると、このくらい穏やかな性格にしたとしても、その個性を十分にスープの中で楽しむことが可能です。
スープの中に軽く溶け込む玉子の風合いも、煮干しの個性とは周波数帯を重ねることが無く、持続力ある黄身の甘味を香らす下側で、煮干しの個性が次々と変化していく様子を楽しませてくれるのです。
やるね、この味玉!
<総論>
ははは・・・、笑うしかないくらいに、このラーメン完璧だ・・・。
ラーメンろたすの最初の一杯は、シンプルに煮干ラーメンがお勧めですが、もしなかなかこれないよという遠方の方がいらっしゃれば、味玉ラーメンをご賞味あれ。
最高にリッチな一発を味わえますよ。では。
オープニングメニュー③ チャーシューメン (あっさり鶏ガラ煮干スープ うま味調味料不使用+チャーシュー♪)
チャーシューは皮と言いますか、焼き面のロースト感がお見事。
タレを含んで皮が香ばしく焼けたような、いくらかの脂のぐずつきとローストの苦味のドロッとした味わいとパリッとした焼き具合と味わいのコントラストが刺激的です。
これがスープそのものには殆ど感じられない動物系の味わいをスープに加えていく印象で、特にチャーシューメンとなるとその影響はオリジナルよりもいくらか多め。
魚介系と豚系の味わいが重なりあうのですが、豚の個性と言ってもデブデブしたオイリーさではなく、いくらかシャープな味わいをチャーシューから滲ますことで、煮干しの個性とすれ違いすぎないところがなるほどです。
煮干しの香ばしさと、焼き豚の香ばしさの2種類の香ばしさが口の中で絡み合います。
スープの味わいは、飲み進めていくと徐々に甘味が加わっていくことが感じられます。
チャーシューのロースト感による反動からか、いや麺が持つ穏やかな甘味をスープが背負い始めるのか・・・、たその甘味を比較的序盤に感じさせつつ、やはり後味には煮干しが持つ複雑な性格の苦味が美しく構築され、いくらかの辛味と塩気をわずかに高揚させることで、エピローグを気品ある美しさで完成させます。
美味すぎるね、これ。
肉食系男児よ、迷う必要なし。
チャーシューが好きなら、チャーシューメンにすればいいじゃん!!
オープニングメニュー④ 豚そば (乳化二郎系こってりスープ ガッツリデカ盛ラーメン)
追加トッピングなしを頼んでみました。
醤油ダレとスープ、オイルの味のバランスは、ヤサイ・アブラ・カラメに比べるとこちらの方が優れていると思います。
個人的にはカラメの二郎インスパイアは自分にとっては基本でもあるのですが、ろたすさんの豚そばはジャンクでインパクトを感じさせつつも、その基本的な部分で風味のキメの美しさを保とうとしているのが特徴。
デリケートで面倒臭いような作品ではありませんが、他の二郎インスパイアには見られないスープの整い具合が生きるアレンジで頂くならば、味の濃さ以上のインパクトのある二郎インスパイアになる気がします。
そのスープの味わいは、醤油の個性で口当たりの味わいを作りつつ、中盤に柔らかな甘味をブターッと楽しませます。
後味にはコクッと甘味が膨らみつつ、やはりフィニッシュでは醤油の個性でキリッと締りある味わいを残します。
醤油ダレの量が少ないからか、より豚の味わいや柔らかなスープの表情がじっくり楽しめる印象で、後味に重さは残りません。
この作品は乳化二郎とのことですが、トロッとさせすぎず、適度にキメを感じさせるところに落とし込んできたのが、大正解!!
スープの味わいに、隙が無いですよ!
麺は味だけでなく、食感も痛快。
麺のゴワッとした質感は、麺屋中川さんの豚らーめん以上に野性的で粗暴です。
その強い性格を、よくぞ受け止められるスープを、過剰な味付けに走らずに整えられたなあと驚きますね。
というわけで、全体をとらえれば追加トッピングのコールは不要かな?
オリジナルを素直に頂きたいと思える作品です。
これだけ味のバランスが良く、これだけ随所に風味の整いを感じさせる二郎インスパイはないですよ。
しかもジャンクさから逃げていないしね。
ちなみにトッピングのモヤシは相変わらずシャキシャキ。
脂のぐずつきの少ない豚肉の性格も良。
淡泊に思えつつ、旨味がきちっと締まったタイプ。
ニンニクは別皿も可能みたい。
生ニンニクはこの作品にはいくらかピーキー過ぎはしますが、漬けニンニクならまあギリOK。
というわけで、当方は、この作品を静岡県東部最高逢の二郎インスパイアと格付けします。
さてさて、皆さんのお好みは?
オープニングメニュー⑤ 豚そば (乳化二郎系こってりスープ ガッツリデカ盛ラーメン)
ヤサイ アブラ カラメ ニンニク(生)を頼んでみました。
ラーメンろたすのデビュー作である二郎インスパイアです。
結論から語ります。
素晴らしいラーメンです。
乳化二郎に対する一抹の不安が払しょくされています。
生命感もある、作り手の魂もみなぎっていますし、食べ応えもある。
でももっと違う何かがある。
無題の作品のようないくらかのチャイルディッシュさが、ここには存在しません。
自分の実力に絶対の自信を持った店主の余裕の味わいがある。
目の前の椀を見て、この二郎インスパイアが味で勝負できる作品であることがそのスープの光沢から明瞭に伝わります。
箸で麺を掴むと、軽いウエーブが他の麺をいくらか背負い、ずしっとのしかかるウエイトが、「この作品は食べるものに挑戦している」というメッセージを発します。
大人びていながら、やっぱり二郎らしさを効かせます。
これは嬉しい。
こってり系のラーメンなのに、まるで超クリア淡麗系ラーメンと対峙するかのように集中力を高めさせられます。
ピリッと神経が集中して、同時に感情が高揚していく感じ・・・、やばいこのテンションの高さ止められねえ!!!
スープは乳化らしいまろやかさを含むもの。
しかし唇に感じつ滑らかな豚の愛くるしさから、舌に触れるとそのスープからは個性がじゅわっっと舌に転がり落ちるのです。
いくらかの粘度が舌を包み込むも、そのよどみないスープの転がり方にはさらっとしたスープ同様の軽やかさを感じます。
とはいえ旨味はもちろん濃厚。
豚の肉が持つ旨みが豊満に愛らしく、男性的な重厚さというよりはぽっちゃりアイドル系のウエイトのかかりかた・・・、これ美味いじゃん!!
乳化二郎のポテンシャルってこれなんだ!!
乳化によって性格を穏やかにさせたスープと思いきや、実は全く逆の個性。
乳化が生んだ口当たりの柔らかさ、そして濁りが無く、オイルとスープの境界がきつくないために視界がクリアになるんですね。
内包される豚の旨味がより一層はっきりと伝わるから驚きです。
乳化によって風味のキメを潰していったのではなく、乳化によって風味のキメを細やかに仕上げています。
後味には、このスープの味わいに醤油ダレの個性がギュギュギュッと締め付けを感じさせます。
一瞬スープの旨味をつねってひねるような強引さが堪りません。
さらにはモヤシもメガ美味い!!
細味で、シャキシャキ感がしっかりあるのに、生っぽさが無い!!
ひょっとしたら今回だけじゃなのとすら思わせる、朝採れて直ぐ盛りつけくらいのフレッシュ感。
麺はオーション100%とい噂も。
極太の蕎麦を思わすようなどこか粉っぽくも引き締めきったものが来るとすっかり予想していましたが、まるで違う。
麺の持つ穀物感?とロースト感?が極めて落ち着いたバランスで存在します。イメージとしては麺屋中川の豚らーめんようの麺をもう少し太く強くして、反発力を抑えた感じの麺と言えるでしょうか?
もちもちしていそうで実はしていない、締りの強い麺です。
歯切れは意外と他店の二郎インスパイアの麺に比べると、うどんのような最後で頑張りきらない感じはなく。ちょっと抵抗しようとする姿勢を香らせてくれるのは嬉しいところ。
そしてこの麺の最高の魅力は、スープの吸い方にあると思います。
思ったよりもスープを弾くことが無く、スープの醤油豚な味わいをすんなり麺に受け入れていきます。
しかしそれによって麺がぐずつくことなく、舌触りの切れやゴワっとした質感を一切落とすことなく、それでいてスープをどんどん吸い込み麺の味を強くします。
これほどスープの味をしっかり吸い込みながら、伸びたり、舌触りが緩くなったり、張りが無くなったり、弱くなったりすることのない麺は初めてかも。
一つ一つのパーツのこだわりとリッチさが光ります。
ラーメンろたすはやぱり凄かった。
ぶち抜いた才能を感じさせられました。
やんちゃな子供を思わすラーメンが得意だった店主さんが、独立したらびっくり、いつからこんなに大人になっちゃったのっていう驚きがこの作品には感じられました。
この作品・・・、まいぽーマシマシだったと、ここに宣言します。
オープニングメニュー⑥ まぜそば (乳化二郎系こってりスープ ガッツリデカ盛ラーメン)
このまぜそばは・・・、ってか、事実上はいわゆる一つの汁なし二郎。
背脂とタレだけで作る本格的な汁なし系とのこと。
で、まーこれが「うまい」んだわさ。
醤油ダレの味わいは、醤油の辛味とほのかな酸味に甘味が絶妙に溶け込んでいて、これこそ日本人の9割が好むカジュアルな甘辛い醤油テイストこの醤油ダレを盗んだら、うどんやだって、煎餅屋だって、餅屋でだって人気店になれるんじゃないかって程に美味いです。
味わいにキレがありますね。
キレがあると表現すると、味わいが尖っているかのように誤解されるのですが、そうではない。
旨味が重厚で、その個性をスパーンと痛快に走らすも、どこかふくよかさがあるために刺激性は最後の最後で抑えられています。。
背脂の柔らかな甘さと油脂感がどろろ~んと生物感をだし、麺屋中川本店さんの豚らーめんのようなサイボーグ化した旨味ではなく、どこか生生しさを覚えさせるのです。
一方では構成自体はシンプル…、故に各風味のバランスが整った時の安定感は尋常じゃありません。
ブレの不安を覚えることなく、安心して体を預けられる味わいであることがわかります。
シンプルな味わいであるものが、そのバランスをきちっと満たされた時の迫力って凄いですね。
表現されるものが濃密ながら、その表現に絶対的な安心感を付随しているからこし、ここまで美味いのでしょう。
麺はすこぶる美味い!
重量のある穀物感が、食感の強さにあわせ、跳ねるような旨味を残します。どすっと穀物の重量感が口内に預けられ、噛むたびに現れるエッジの効いた穀物感が何とも痛快!
さらに驚くべきは、余韻においても麺の穀物感が持続しうる言う事実。
トッピングも派手で言うことなし。
ジャンクでカジュアルで、血沸き肉躍るアイテムがずらっと並びます。
こりゃ、ジャンクな一撃を痛快に楽しみたいと思っている諸君には、堪らず雄たけびな一杯となるはずです!!
オープニングメニュー⑦ 煮干つけめん (あっさり鶏ガラ煮干つけめん)
かつて髙梨店主様が麺屋中川時代に作ってくださったど煮干しつけ麺とは別物でした。
かつてのど煮干しつけ麺で感じた「ザラッと美味いんだよ」な心地よさは今回の作品では主題とはなりません。
もちろん煮干の味わいを荒削りに楽しませる部分とやわらかに楽しませる部分がミックスされたかのようなその旨味には、ザラッとした表情もありはするのですが、より整理が行きとどいた風味の構成力の前には、「ザラッとした」という表現はいくらか似つかわしくありません。
計算された調理が生み出す素材の野性味・・・といった方がふさわしいかもしれないのです。
で。今回の煮干つけめんのつけ汁。
ど煮干しに比べると整っているだけでなく、よりスパッと切れのある味わいにも思えます。
透明感が増したことでスパイスの風味が駆け抜けていく感触を持ち、同時に適度な濁りをもった潮気が香らす磯の風合いを抑えられながら、逆に煮干のカリッとした香ばしい苦味を塩気で飾るという印象に変化。
口当たりの一味の一瞬の辛味で味わうものの神経を覚醒させるやいなや、香ばしい煮干の苦味がロースト感めいた個性を含んで感じられます。
そして塩気と辛味がスピード感ある流麗なるキレを残しつつ、口内でひしっとした煮干の旨味が舌に流れるのです。
洗練されたその味わいからは、一味などのスパイスの個性も粒子単位で味わっているかのように感じられ、繊細でキメの細かい個性は十二分、その一方ではパンチが弱くなることなど微塵もないから驚きです。
そんなパンチやコシのある味わいを作っているのがつけ汁に含まれる酸味の個性。
実は酸味は口当たりから、しっかり存在しているのです。
その個性は、浅く強いものではなく、きっちりした肉厚と艶っぽくうるるっとした表情を持ちながらも、やはり煮干しの苦味を滑らかに内包し、それを染みださせるように表現していくもの。
この酸味がつけ汁の味わいのボディーを多分に構成していることは間違いないのです。
しか-し!!
このつけ汁が、麺とともに味わうことで、異なる個性に仕立てられ、酸味単体の個性が奥に隠れるのです。
麺は細麺を使用。
このセレクトが実にエキサイティング!!
麺と共に口に運ばれるつけ汁に、先ほど語った酸味は感じられません。
麺が持つ良質の甘い穀物感が、つけ汁にすっとその味わいを溶け込ましたかのように感じられます。
するとつけ汁酸味はすっと穏やかになりつつ、麺の旨味のふくよかさがぐっと前に押し上げられる展開に。
その時、ふわっと浮かぶ穀物の甘味が実に美しい!!
オリジナルの煮干ラーメンがそのスープの透明感で麺の旨味を浮き上げたのとは異なり、煮干つけ麺ではつけ汁のキレのある風味の反動として麺の旨味が浮き上がるのです。
これまで麺にスープの味わいが絡む作品というものは、いくつも味わってきました。
特に煮干系のスープでは、煮干の味わいが麺に張り付くように感じられることが多いものです(煮干オイル使用の場合はさらに顕著)。
しかしこの作品における麺は違うのです。
麺につけ汁の味がのるのではなく、つけ汁に麺の味わいが溶け込み、美味しさを導いていると思わせられるのです。
麺の味わいでつけ汁の味わいに上質な穀物の甘旨味が加わっていく・・・、こんなもの初めて味わいました。
感動できるっす!!
この作品が評価されないようなことがあったら世も末だぜ的な名作つけ麺の登場です!!
<ぼくらのラーメンろたす日記>
9/7 いよいよ開店日!
9/1 『オープンしてしばらくの間は、「ラーメン」と「豚そば」の2種類で営業します。(ギョーザやごはんものはやります)「まぜそば」や「つけめん」も9月中には始められるようにがんばります』だそう。いずれにしても楽しみ楽しみ。ラーメン・・・ウマソウすぎるし、やっべヨダレでるしぃ!!
8/28 ラーメンろたす、9月7日開店みたい! 煮干しラーメンと二郎系を堪能したいなう!!
8/18 ラーメンろたすの地図が、ge-c王子のブログに載っていた。http://sugoizoquruli.jugem.jp/?eid=668 「昔、卓朗商店があったところのすぐ近く、青い建物でテナントが10店舗並んでいる左から2番目です。駐車場は店舗前に2台、店舗すぐ横に3台、計5台をご用意しております。営業時間は、11:30~14:30 17:30~21:00 定休日は、木曜日を予定しています」ってことらしいよ!
8/17 9月上旬開店だよ!
8/16 今度、カレーを作るんだって(ろたすのメニューとは関係ない話だよ)。 いっそカレー屋になっちゃえばいいのに(爆)。とりあえずラーメンろたす最初の作品はカレーになったってことだから「ろたすって元々はカレー屋だったんだけどね・・・」というネタを一生使おうとか思う。もう一度言うよ、ラーメンろたすは元々カレー屋だったんだよ。
8/14 お店の場所を発見!! この写真を撮るためにわざわざ行っちまったぜ。やっべ~、テンション上がってきたし!! とりあえず、あえて空気読まずにめんりすとさんち前の本屋だかがあったテナントに入ってしまうんじゃないかという期待は外れて良かった?
8/12 看板ついたみたい。とってもお洒落だったりするし、見た人にインパクト残すデザインだよね。それにしても攻めてる地域に店構えますな~!!
8/11 ラーメンろたすの今を見学しに行ってみる。どこかわからなかった。街道ラーメン醤(だっけ?)とマルトモが閉まっていて凄い違和感覚える。KOUYOで焼きカレーパン買い損ねた。中古屋さんはメンズの服もおいて欲しい。で、本日、看板がつくそうです。また探しに行こうかな。地図もネットも検索せずに。そんな小さな大冒険をミスチルのメロディーに乗せて・・・って、何それ?
8/10 ge-c王子は二郎にはモヤシよりキャベツがお好みらしい。キャベツ100のキャべ二郎を作ったこともあるらしい。で、キャベツマシマシもやるかもらしい。それまでは松ふくさんのうまい半キャベツダブルで我慢だ。ところで半キャベツWであって、全キャベツとは言わないのは何故?
8/4 「なしなし」の件以来、揺れ動く・・・。ろたすはこってりからデビューすると公言していたのに一気にぶれる。できれば比較的空いている日の空いている時間帯を突いた初訪問で、ラーメン→豚そばと連食してみたい。
8/4 ろたすの入り口のイメージ画像は「thursday」のスペルが「thirsday」になっているんだって。とりあえず宇宙一のアナグラマー(U練さんのお世辞で公認)としては、『スペル違いのthirsdayには「I try dash.」つまり「私は全力で取り組もうとしている」というアナグラムが仕込まれています』と報告しておく。
8/3 裏メニューで「なしなし」という名前でタレなし、具なしのラーメンを出すかもしれないらしい。「なしなし」の他に「なしあり」(タレなし、具あり)、「ありなし」(タレあり、具なし)っていうのもあるかもみたい。注文してくれそうな方は○○さんかコメヤさんぐらいしかいないと思いますがって呟いてもらって、そりゃもう天にも昇る気持ち。晴れてて良かった。
7/23 ROTASの初回Tシャツは黒だって。ネイビーかと思ってたよ!
<開店前に得たラーメンろたすのメニュー情報>
ラーメン (あっさり鶏ガラ煮干スープ うま味調味料不使用)
豚そばとつけめんは頭の中でほぼ完成。まぜそばは実際に完成。ラーメンは醤油と煮干の効かせ具合のバランスをどのあたりにもっていくか検討中らしい。
どーせ、美味いに決まってるけど、楽しみ過ぎる!!
無題っぽい感じなのかな、それとまさかの・・・って、感じで来るのかな?
「ラーメン」の麺は、歯切れの良いパッツン系(イメージとして伊藤みたいな低加水のちょい硬い麺)か、多加水のもちもち系(好日みたいな丸刃の優しい麺)のどちらか迷ってたけど後者に決めたんんだって。ど煮干しの時とはちょっと違う感じなんだろうね。どっちかというと鶏塩そば系になるのかな?
豚そば (乳化二郎系こってりスープ ガッツリデカ盛ラーメン)
「豚そば」は、乳化タイプ(「新しい豚らーめん」より)のスープだそう。
二郎インスパイアの多い地域ですけど、これなら個性張れますね。
ちなみに王子に「xxxさんの好みではないw」とはっきり呟かれている。
スープには乳化促進のためにもみじ(鶏の足先)も入るらしい。コラーゲンたっぷりでお肌綺麗になるのかも。
豚そば用の麺はオーション100%麺になるのかも。
だったら凄いね。正方形よりの断面で切り刃10番と12番の2つ、ちょいウェーブ入り、加水はあえて少し上げのプロトをチェックされているんだって。
口の中でわさわさしそうじゃない?
こういう暴力的な感じ、好きですね!!
で、結局は12番にするんだって。「もうちょい加水少な目にして、微妙に平打ちよりにしてもらって、ウエーブをもうちょい強くいれてもらおう」って希望らしいんだけど、言わなければわからない程度の超超ウエーブになりそうだって。じゃあ、言われたんだからそのウエーブに気付くことにしようかなw。
まぜそば (ジャンクでガテン系 汁なしラーメン)
香味油はラードではなく、別の油をベースに作るんだそうだ。
まぜそばは汁なし二郎。タレも豚そばと一緒のジャンクガレッジインスパイア系なんだって。
やべっ、そりゃ旨そうだ!!
9/23(金)にデビュー決定!!
つけめん (あっさり鶏ガラ煮干つけ汁)
餃子
すでに一番弟子もいるみたい
焼豚ご飯
わくわくなう
その他限定メニュー
しばらくは基本のメニューに集中されるみたい。
鶏塩そばも鶏塩つけそばもど煮干しつけそばも豚つけあつもりもいつかやるって。ろたすは暖簾が無いけど「無題」みたいな曜日限定別ブランドもやるかもしれないし、その時は暖簾があるかもしれないみたい。









