みなさんこんにちは
本日は松任谷由実 「Yuming Compositions:FACES」です。


このアルバムはユーミンが今まで他のアーティストに荒井由実、松任谷由実、呉田軽穂名義で書いて来た曲を自らセルフカヴァーしたというファンには待ちに待ったというアルバムだったかもしれません。

収録曲はこちらです💁‍♂️

01.オーシャンブルー
02.日付変更線
03,雨音はショパンの調べ
04.瞳はダイアモンド
05.あの頃のまま
06.「いちご白書」をもう一度
07.Woman"Wの悲劇"より
08.やさしさに包まれたなら
09.星のクライマー
10.ベルベット・イースター
11.オーシャンブルー

このアルバムが発売される前ラインナップを見てとても嬉しかったのと同時に
あの曲は入ってないんだと思う曲もたくさんありました。

しかし多作のユーミンですからそれは仕方のないことなのでしょう。

個人的には松田聖子の赤いスイートピー
太田裕美の袋小路、青い傘
アグネス・チャンの白いくつ下似合わない
観月ありさの今年いちばん風の強い午後などが入ったら嬉しかったですが、それは第2弾に期待しましょうwwww

このアルバムを作るにあたり
稲垣潤一に書き下ろしたオーシャン・ブルーはまずやろうと思っていたという話を聞きました。

このアルバムで面白いのが、普段はほぼ全て詩も曲も自分で書くユーミンが
日付変更線では作詞のみ
瞳はダイアモンド、Womanでは作詞は松本隆
星のクライマーも曲は麗美‼️
そこもまた新しい感じがしました。
この曲、実はCD化される前に苗場のコンサートで歌ったこともあり、どうやらWings of Winter,Shades of Summerに収録したかったような話も聞いたことがあります。

ユーミンの声で他者の書いた曲や詩を噛みしめるというのはこの時点が創世記に近い感じすらしました。

この頃から
このアルバムではありませんが
冨田ラボのGod bless you!
スピッツの楓
井上陽水のどまどうペリカン

などカヴァーや他の人の作品を歌うことに積極的だった時代と言えるかもしれません。

日付変更線は南佳孝の作曲でオリジナルでは大貫妙子とのデュエットが聞くことができます。
小林麻美の雨音はショパンの調べはガゼボがオリジナルでユーミンは
日本語訳というかたちで関わっています。

この雨音はショパンの調べと大貫妙子が原田知世にやはり日本語訳を提供した彼と彼女のソネットは
前者がユーミン
後者が大貫妙子が書き下ろしたとおもっているひともなかにはいるそうです。

自分もはじめそう思っていました。

ちなみに余談ですが、大貫妙子の彼と彼女のソネットはオリジナルはエルザでトンバパという曲だそうです。

そして問題作というか
松田聖子にたくさん曲を提供して来たユーミンですが、なんとなく松田聖子の作品は歌わないだろうなぁと思っていたのですが、この瞳はダイアモンドがラインナップされた時正直驚きました。

ブレッド&バターの
あの頃のまま
バンバンの
「いちご白書」をもう一度はなんとなくやりそうな気はしていました。

薬師丸ひろ子に書いたWomanはユーミン自ら提供した作品の中でいちばん気に入っているそうです。

改めて聴くと神秘的で薬師丸ひろ子バージョン本当に素晴らしいとおもいました。

やさしさに包まれたならの
松任谷由実と荒井由実の掛け合いはまさに時をかける感じがとてもいいとおもいます。
こちらはシングルバージョンが基盤になっています。

ベルベット・イースターはAOR的な感じでボビーコールドウェル的というか荒井由実の世界とはまた違い違和感がありましたが、聴いてくうちに耳に馴染んでいきました。



第2弾を早く聴きたいなど改めておもいます。