本日はKATHMANDUです。



01.KATHMANDU
02.Take me home
03.命の花
04.Baby Pink
05.Delphine
06.輪舞曲
07.Broken Barricade
08.Midnight Scarecrow
09.クロームの太陽
10.Walk on,Walk on by
11.Weaver of Love 〜ORIHIME〜

このアルバムについては色々な時代背景とともに忘れられない出来事があります。

当時
阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件など
想像を絶するような悲しい出来事がたくさん起こりました。
そのせいかこのアルバムを聴くとどうしてもそのことを思い出してしまうことがあります。

命の花は本来なら私の運命の2クール目の主題歌としてシングルリリースされる予定でしたが、歌詞の中に被災された方の心情を考慮し、発売無期延期、つまり発売中止になりました。

このアルバムに収められているバージョンはアルバムバージョンで
シングルバージョンとは異なります。
冒頭のKATHMANDUは大地に向かって希望を謳うようなアンセムに思えました。

Take me homeの昔は未来の中にもあることというフレーズもなにかを伝えていたように思います。

Baby Pinkは苗場のオープニングにもなったことがあり印象深いです。

Delphineのゆったりした海を泳ぐような感覚…シチュエーションこそ違うものの丘の上の光のようなたおやかさがここにはあります。
輪舞曲はドラマの主題歌にもなり歌詞が相当凝っていてユーミン自身も自信作だとか。
Broken Barricadeはロックチューン!
きっとプロコルハルムのタイトルからインスパイアされたのではないかと思っています。
Midnight Scarecrowは今こそ聞いてもらいたいうたとユーミン自身も言っていたように
ユーミンからの、恋のうた。
にも選ばれました。
真夜中の案山子…
奥が深い…

宇宙図書館ツアーでも披露されたのは記憶に新しいところかとおもいます。
クロームの太陽はまだライブで一度も歌ったことがないであろう曲

このフレーズの

ねぇ、エンジェルス

というところがとてもカッコよく
このアルバムのジャケットすべてを物語っているといってもいいかもしれないです。

Walk on Walk on byはパートバカラック的な世界!
普遍性があり
カーペンターズが歌っていてもなんら違和感はないようにおもいます。

ラストのWeaver of Love〜ORIHIME〜
こんなに哀しいユーミンソングが今まであったでしょうかと言わんばかり…
もうこの世にいない人を憂うようなレクイエムに聞こえてきます。

どこかかっこよさの中に今までに感じたことのないかなしさがある
そんなアルバムに思えます。

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