みなさんこんにちは。
本日は1993年にリリースされたU-mizです。
このアルバムには大ヒットした真夏の夜の夢が入っています。
ANNIVERSARYより4年ぶりのシングルリリースとなりました。
またTBS系のテレビドラマ
「誰にも言えない」の主題歌としても印象的でした。
02.HOZHO GOH(ポジョンゴ)
03.真夏の夜の夢
04.この愛にふりむいて
05.XYZING XYZING
06.11月のエイプリルフール
07.只今最前線突破中
08.Angel Cryin' X'mas
09.July
10.二人のパイレーツ
テーマはサイケデリック‼️
サイケデリックというと
絞り染のTシャツにジミ・ヘンドリックス
LOVE&PEACE、ウッドストック
などのワードが浮かんで来ますが、形から入るのではなく内面的なサイケデリック
そういうことなんですね…
さすがユーミンは奥が深い…
タイトル候補として他に
Flower Kid、ylang-ylangなどというネーミングもあったそうです。
ylang-ylangといえばアロマテラピーの香りでご存知の方も多いかと思います。
冒頭の自由への翼は苗場でも歌われました。正直TRANSIT ツアーの時はピンと来ませんでしたが、苗場でこの曲の良さが改めてわかりました。
HOZHO GOH(ポジョンゴ)はアフリカンポップス?とでも呼ぶべきあまりユーミンに今までなかったタイプの曲。
シャングリラ3で地団駄を踏みながら踊る?ダンサーがとても印象的でした。
遠くから見てもかなり迫力がありました。
真夏の夜の夢はいうまでもないファンならずとも知っている曲ではないでしょうか?
この曲の下敷きになったものは僕の見解では
破れた恋の繕し方教えます
恋の一時間は孤独の千年
あたりからをベースに掘り下げていったのかなと思います。
その後つながる砂の惑星などもエスニック調のでどうしてもリンクしてしまいます。
この愛にふりむいては正直存在感の薄い感じがしましたが、苗場のオープニングだったこともあり、よく聞くとアーバンなまたひこうき雲の世界とは違いR&Bよりな感じがします。
XYZING XYZINGは流れ的にはジェラシーと云う名の悪夢?
ちょっと違うかもしれませんが
この曲をライブで聞いた時の演出がとてもインパクトがありました。
マドンナが歌いそうなダークな世界?という感じで猫に扮した🐈ダンサーが👯♀️床を這いつくばるという今回の苗場の110°Fのもっとディープな世界でした。
そして一変して11月のエイプリルフールはモータウンサウンドの軽快なポップス
渋滞がランプの川なんだと云う表現が素晴らしい。
この曲はバラエティ番組で流れ視聴者プレゼントでこの11月のエイプリルフールのシングルがもらえると云う企画がありましたがもちろん当たることもなくその存在自体見たこともありません。
持っている方がいたら見せてもらいたいくらいです^_^
只今最前線突破中は70年代のディスコサウンド
CHICやMichael Jackson、Syreetaなどの世界でありつつ
ユーミンにしてはありそうで
なかなかなかった世界ではないでしょうか。
この曲が93年当時1番好きでした^_^
そしてAngel Cryin' X'mas
ユーミンがアルバムの中にこの頃から始めたロック的な曲もともとロック少女だったユーミンなのでありと言えばアリですが、きっと奥深い部分にあるサイケデリックなのではないかと思いました。
このあとのアルバムに
RIVER
Broken Barricade
ありのままを抱きしめて
結婚式をブッ飛ばせ
Lost Highway
MIDNIGHT RUN
Rodeo
などのロックチューンが増えていったような気がします。
元祖はきっと
14番目の月だと思いますが…
そしてJuly
ユーミンからの、恋のうた。
にも選ばれました。
この曲はもう神がかりというか
詩の表現方法が素晴らしいです。
雨を絹糸と称し、蜘蛛の巣がビーズ刺繍というこういうユーミンの映像的というか例えが大好きです。
場所は砧公園とのことです。
青い船での中でもユーミンが言っていた
同じ波の形は2度とないということとこのJulyの
この世界でひとりだけの
この生命で一度きりの私
という重たすぎるフレーズ
このフレーズにはものすごいエネルギーがあると思っています。
それなのにとてもチカラをもらえます。
自問自答しているような内面的な世界
そういう意味でとてもサイケデリックで
なるほどとサイケデリックの意味がようやくわかった気がしました。
発売した当時の自分には理解することは到底無理でした。
言葉でうまくこの感情は表せないとおもいます。
そしてラストを飾る
二人のパイレーツ
キリンラガービールのCMとして流れましたが、こちらは別テイク💁♂️
打ち込みサウンドのCMに対してアルバムバージョンはアコースティックなものになっています。
何度も何度も聞けば聞くほど👂
違った側面が見え、その時感情が変わるような不思議なアルバムだと思います。
こちらのアルバムは初回盤の方が流通が多いとおもいます。
通常盤は
透明プラケース入りです^_^