こんにちは。潜在数秘術®協会の一ノ瀬です。
今日は母の日。
みなさんは、どんな1日を過ごされるのでしょうか?
過去の親との関係性は、わたしたちに様々な影響を与えています。
潜在数秘術®的に親子関係を読み解くとき、注目するのは2つのナンバー。
◎LP(ライフパスナンバー)
◎S(ソウルナンバー)
ソウルナンバーから見えてくるのは、その人の「愛し方」です。
私たちは誰もが、子ども時代、
ソウルナンバー丸出して生きています。
その丸出しの愛を、思いっきり親にぶつけながら成長するのですね。
大人になった今、もう思い出せなくなってしまったけれど、
私たちは、愛丸出して生きていた。
そんな子どもからの丸出しの愛をどう受け取るかは、
親のLP(ライフパスナンバー)が教えてくれます。
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わたしのソウルナンバーは33。
相手の中に生まれている不調和に気づき、
それを伝えるのが、わたしにとっての「愛し方」のひとつです。
母が不機嫌だったり、体調が悪そうだったりすると、
なんとなく不調をキャッチし「お母さん、だいじょうぶ?」と聞いていました。
でも、たいていの場合「だいじょうぶよ」の一言で返される。
「だいじょうぶ?」と聞くたびに、なんだか悲しげな表情をする母。
大丈夫じゃないくせに、大丈夫って言わないでよ。
元気じゃないくせに、ニコニコしないでよ。
幼いながらに、そんなことを思っていた気がします。
本音で付き合いたい、直球勝負でやりとりしたいというのが、
S33の願いであり、愛し方なのです。
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一方、母のLPは22。
温厚で控えめなタイプ。
自分のことよりも、周りの人を優先する優しい人です。
みんなに心配をかけるくらいなら、自分が我慢すればいい。
みんなに迷惑をかけるくらいなら、自分が頑張ればいい。
数字の特性を見ても、母の普段の様子を見ていても、
そんなポリシーを持っている気がします。
何でもあけすけにやりとりするんじゃなくて、
オブラートに包んでおきたい母。
一方で、本音が表出するように、容赦なく突っつく娘。
真逆のタイプの母と娘。
わたしが口にする「だいじょうぶ?」は、
ある意味、母にとっては脅威だったのかもしれません。
そんな母との関係性をもとに、
わたしが感じたことは、人に伝えてはいけない!
という、ひとつのルールが出来上がりました。
だって、相手を悲しませるから。
自分のむき出しの愛を受け取ってもらえなかった経験は、
その後、大人になってからも、居座り続けました。
気づいたこと、感じたことを、伝えてはいけない!
そんなルールをもとに人間関係を育もうとしましたが、
パートナーシップや子育てでつまづいてばかり。
それは、「自分なりの愛し方」を抑圧したまんまだったからかもしれません。
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子育て真っ最中のお母さんとお話しする機会も多いのですが、
ソウルナンバーから見えてくる「それぞれの愛し方」だなと感じます。
子どもの頃に叶わなかった、
自分のむき出しの愛を受け取ってもらえなかった経験が、
その後の人間関係に大きな影響を及ぼしている。
だからといって、
「あのとき、こんな風にしてほしかったのに!」
そう直接伝えたところで、何も変わらないことが多い。
スッキリするどころか、悶々とするケースも多いですね。
わたしは、わたしなりの「愛し方」で母を愛していたけれど、
それは、母にとっては受け取りづらいものだったということ。
でも、母は母なりの「愛し方」でわたしを愛してくれていたということ。
それに気づくだけでいいんじゃないかと思うのです。
愛されていたから良いとか、愛されてなかったらダメとか。
仲良ければ良いとか、仲良くないのはダメとか。
それでですべてが決まってしまうのはおかしい。
親に愛されていたかどうかで、
自分を人生を丸ごと決めてしまう必要はない。
親との関係性のなかで思い出した「自分なりの愛し方」を、
今度は、あらたな方法性に、あらたな形で表現していく。
それはパートナーシップかもしれないし、
子育てかもしれないし、
友人との関係かもしれないし、
ビジネスかもしれない。
そこに、過去の親子関係に向き合う醍醐味はあると感じます。
そんなことを思う母の日。
直接、お母さんに感謝を伝える人も。
遠くから、ありがとうを届ける人も。
今は、顔なんて見たくないという人も。
もう、今世で会うことはできないという人も。
どれもいいなあと思います。
ぜんぶ、あなただけの愛し方。
あなたの愛丸出しの感覚を思い出す日にしませんか?
わたしの愛丸出しって、どんな感じ?
相手の愛の受け取り方のパターンは?
それらをひもとく恋愛・パートナーシップ講座。
子育てや、親との関係の悩みも、
数字からヒントを得ることができますよ。