千葉市・幕張新都心で動き出したプロジェクト「地域エコシステム」。
交通趣味人、特にバスオタなら、これに注目せざるを得ないだろ(笑)
イオンモール幕張新都心に隣接する、豊砂公園。
この敷地内で、8月1日~11日に無人の自動運転バスが試験運行された。
法的な問題や、技術的な安全確保の観点から、公園敷地内だけで運行、
まあ遊園地の乗り物感覚だろう(笑)あくまでも試験だから、いいか。
バスと言っても、ふだんよく見るバスほど大きなものではない。
ロープウェイの大型ゴンドラが道路を走ってくる、と考えるとわかりやすいかも(笑)
実験ですから^^;
3人がけ座席が2組、前後方向に対面配置、定員は12人。
半自動車両のような扉操作ボタンがある。
ただし試験運行中は乗客は操作できない。
乗車停留場から柵で囲まれたコースを5分程度で往復してくる。
折り返し点では開扉デモを行い、ここで乗降するという想定。
当面は公道でない場所での運行が期待される。
この地では、ショッピングモール内移動が候補。
そういえばイオンモール幕張新都心には、当初無料巡回バスがあったよな。
いつもがらがらだった^^;
モール内の巡回にとどまり、駅へ行かなかったのが敗因だと思っている。
今年に入ってから、先述の地域エコシステムの一環として他地域から買い物客を送迎する無料バスの運行が始まった。正確には、路線を追加したのだ。
こちらはそこそこ乗っている。
この車両は今回花見川団地からの路線開設のために、芝園車庫→習志野車庫へ移籍した0803。
あそこからなら途中にマックスバリュもあるし、はるばるここまで送り込むのはなぜに?と思ったが、
幕張新都心は小規模なスーパーとは来店目的が違う想定なのだと。
なるほど、そう言われりゃ店舗の内容が全然違うもんね^^;
バスは鉄道に比べて、乗客数に応じて車両の規模を変えたり、
運行コースや頻度の変更も柔軟にできる。需要に応じた対応がしやすいのが利点だろうね。
無人運転は、乗務員確保の問題解消になるし、人件費も抑制できる。
技術的な問題が解決すれば、私有地内をすぐにでも運行できよう。
これらの交通手段に関しては、地域エコシステムの中の、
「交通・移動」についてどうするかということへの対応。
家と商業施設の間や、広い商業施設内をどうやって移動するかという問題への取り組みなのだ。
ここに、そのあたりのことがいろいろ載っている。
http://www.chiiki-ecosystem.jp/
実は、さりげなくではあるが、
ここの事務局から打診があって、過去に撮って載せた写真を使っていただいてますっ\(^O^)/
広報の後方支援くらいの貢献ができたかな(笑)
これ、早いうちに実用運行するのかな。
無人運転が難しいなら、人工知能ロボットに運転させたらどうなるんだろ(笑)