以前載せていたこちらの記事ですが
修正・追記しました。
術前の写真載せてます。
写真を載せたということで
個人情報の観点から
アメンバーにしようか迷いましたが、
一先ずこのまま投稿します。
閲覧数によっては、
アメンバーに変更しようと考えてます。

私事ですが、自己紹介させて頂きます。

【ニックネーム】mun
【年齢】25歳
【性別】女性
【住まい】田舎県
【病院】都内🗼某有名大学病院

【発症】2歳〜(23年目)
【原因】1mの高さから転落
【病名】外傷性右顔面神経麻痺
【症状】共同運動・拘縮なし
口角は作れるが、歯2本分くらいまで。
下唇は動かない。
長時間口角作っているとピクピクして、力が入らなくなる。
意識的な作り笑いは左右差ありでも何とか出来ていたが、無意識に笑うと、麻痺側が動かない。
眉毛は眉尻がピクッとする程度。
瞬きは、数ミリ。閉眼は、半分白目。
下瞼は、動きが弱い。涙袋作れない。外反はしてないが、黒目下数㎜下がっている。

真顔時は麻痺してるのが分からないと言われる事が多かったです。

※術前の口元の写真載せます

​術前の口元の動き

(意識的な作り笑い)柳原法16点

無意識に笑うと、麻痺側の口角は作れず

健側に引っ張られます。


【これまでの経過】

発症時は、3ヶ月入院し、ステロイド点滴などを行ったのみ。その後は、成長と共に動くようになったり、変化が表れるかもしれないからという理由で、大人になるまでは、手術しない方が良いと言われていたので、特に麻痺の治療はしていませんでした。
(麻痺発症時に、滲出性中耳炎も発症していたので、耳鼻科には2歳〜大学まで通院していました。)

幼稚園、小学校の頃、カイロプラクティックや整骨院等にも通いましたが、これといった効果はなし。医者にもこれ以上は改善できないと言われ、通院中止。

小5の頃、前歯の歯並びが悪かったので、歯科矯正を行う。通院していた歯科が、歯だけではなく、体や口の歪みを治すようなトレーニングも同時に行う歯科だったので、そこでかなり体や口の歪みが修正された。通院して良かったベスト3に入る。

中学生の頃、色んなリハビリ(主に表情筋を鍛える顔運動)を試すも、顔が動かないのでどれも続かず断念。

唯一できていたのが、麻痺側を使って食事する事。麻痺側の筋肉の衰え防止や鍛えれば少しは動くかもって気持ちで、食事は基本、麻痺側で噛む事を心掛けていました。これを続けていた所、外来受診の際、噛む力が衰えてないこと、筋肉が衰えていないことに驚かれる事も多々。

成長とともに、意識的にではあるが、先程の写真くらいの口角が作れるようになりました。


【手術歴】
高校生の頃、閉眼が出来ない事が1番の悩みで、どうしても治療したい気持ちを両親に伝え、地元の大学病院を受診。
耳鼻科で検査⇒形成外科へ行くも、様々なリスクを伴う&私の状態は手術する必要がないとの診断で、治療法はない。と告げられる。まだ高校生で完治を信じていた私にとって、この診断は今でも鮮明に覚えているくらいかなり辛かったです。

諦めたくなく、東京の有名美容整形外科を受診。
顔面神経麻痺は病院の専門医でないとメスを入れるのは難しい。うちでは出来ない。と言われる。

どうしても治療がしたくて、地元の大学病院へもう一度行き、都内の大学病院を紹介してもらい、形成外科受診。

閉眼するには、瞼プレート術があり、適応可能だと知る。高3の夏、初めて顔面神経麻痺の治療を受ける決意をする。

発症16年目にして、ようやく私の顔面神経麻痺の外科的治療が始まりました。

①瞼プレート術(2016.08 18歳)
ゴールドプレートを瞼に挿入し、重みで閉眼しやすくする目的の手術です。瞼にプレートを入れたことで、一重→奥二重になると共に、閉眼ができるようになりました。入院期間は、3泊4日。局所麻酔でした。

大学生になり、瞼プレート術のお陰で、閉眼はもちろん、奥二重になれた外見もお気に入りで、憧れの大学ライフを楽しんでいました。

しかし、大2の頃、瞼のプレートが盛り上がってきました。パッと見でも何か異物が入っていると分かるくらいでした。先生に、瞼を突き破ってしまう可能性があるので、修正しましょうと、大3の春、修正術が決まる。

②瞼プレート修正術(2019.04 21歳)
プレートを小さくカットし、再挿入する手術。軽くなったので、閉眼力は弱まったものの、閉眼はまだ出来てる状態でした。今回は、日帰り手術。局所麻酔で、ほんの30分弱で終わりました。

この後、プライベートで悲しい出来事(麻痺とは関係ない)があり、形成外科受診が出来ない日々が1年、続きました。

その頃には、奥二重だった瞼が三重くらいになり、プレートな重みで眼瞼下垂のような状態になっていました。

外見の変化とともに、再度修正手術をしたいと伝えるも、これ以上瞼をいじれない。と言われ、他に気になっていた下瞼の弛みについて相談。
下瞼吊り上げ術を提案され、少しでも改善するのならという気持ちで、手術が決まる。大4の秋。

③下瞼吊り上げ術(2020.11 22歳)
下瞼の皮膚を切除し、吊り上げる手術。入院期間は2泊3日。局所麻酔で、手術時間は30分位。

その後の通院で、瞼をこれ以上いじれない事にこのままでは嫌という思いと、先生の言葉に納得がいかず、紹介状を書いてもらいました。

そして、今の病院に転院。

受診後、瞼が気になる事を伝えると、まずは、プレートを除去する事が決まる。前の病院の先生は瞼をこれ以上切れない。という言い方だったが、除去できる事を知り、病院を変えて良かったと安堵した瞬間。

④瞼プレート除去術(2022.06 24歳)
自分で気をつければ、プレート入れなくても問題はないとのこと。閉眼は出来なくなったが、外見が良くなり、視界が広がり、くっきり二重になりました。入院期間は2泊3日。局所麻酔で手術時間は30分位。
最初は、なれないくっきり二重に戸惑いが隠せず、先生に、くっきりすぎるのが気になると伝えると、時間と共に下がってきてちょうど良くなる。と言われました。⇒術後1年半が経過した今、先生の仰った通り、前より下がってきて、馴染んできています。

プレート術後、筋肉移植術の話が出て、詳しく聞きました。1年かけて考えて、手術を受ける事に決めました。

🆕
・遊離筋肉移植術(2023.08 25歳)
19日間入院。全身麻酔。


こんな感じです🫡

ではまた更新します〜🆙🌙