晩秋から初冬にかけて、移動性高気圧に覆われたときなどの、穏やかで暖かい天候のことである。 小春(こはる)

とは陰暦10月のこと。現在の太陽暦では11月頃に相当し、この頃の陽気が春に似ているため、こう呼ばれるようになった。

よって、俳句においては「小春日和」・「小春」は冬の季語となります。(陰暦の冬は10月~12月)

正しくこのような天気が先週から続いています。 熟した柿の実を啄ばむメジロも目を白黒させて楽しげに小枝を飛び交い、冬に備えているようです。

障子張りの民家の窓下に並べられたきくの鉢も、小春を楽しみ踊っているようです。


三代将軍徳川家光の側室お振りの方の霊廟です。側室といっても正妻がいるので、妾に違いないのですが、なぜか身分の高い?人の妾を側室と呼ぶようです。3000石以上の大名以上が、側室と読んでもよいという文献もあるようですが、権力の身勝手な定めのようです。

それはともかく、ひがんでみてもしょうのない時代のことです。この霊廟が近くにあります。昨日この霊屋が開かれていましたので写真を撮っておきました。

家光は、お振りの方を葬るため、市ヶ谷に自證院を建てました。1652年家光の長女千代姫が施主となってその生母のお振りの方の霊屋をその境内に建立したのが、現存する旧自証院霊屋です。

千代姫が嫁いだ尾張家では、千代姫が没した後も自證院に対する庇護は継続していたようですが、明治になり荒廃してしまいました。昭和32年西武鉄道によりこの霊屋は買収され、赤坂プリンスホテル内に移築されていましたが、平成7年に江戸東京たてもの園に移され復元されました。




建築に当たった大工は、幕府作事方大棟梁甲良宗賀で、日光の東照宮の建立にも立ち会った人物のようです。