当日の目覚めは普通でした
昨日まであんなに不安だったのに、
ホントに今日かー??
って思うぐらい普通でした。
この日は母さんが身元引受人で
来ることになっていたのですが、
8時を前にしても来ない…
おい!8時30分には
手術室行かないとダメなのに。
すると
『道に迷ったけど、
今病院行きのバス乗った!』
とのんきなメール…笑
さすがうちのかぁちゃん!
こんな時にすら道に迷って
時間ギリギリ(;´д`)
このままだと病院に着いてからも
迷いそうだったので、
病院の入り口まで
迎えに行きました(笑)
母さんのお陰で肩の力が抜けて、
そのまま手術室のある3階へ
そして手術着に着替えて
ストレッチャーの様な台に乗って
そのままテキパキと色んな人が
体に針を刺してきて、
私の術前の記憶はここまで!
この時、
左手の甲に刺さってきた針が
すごく痛かった(ノ_-。)笑
そして手術は
8時間+1時間の縫合で
合計9時間かかりました。
手術室から出てきた時の事は
全く記憶になく、
ICUで母さんと話した記憶もなく
この時偶然愛媛から
帰省していた妹と話した記憶と
私の相方miniさんと話した記憶が
術後最初の記憶でした(笑)
ICUには入れる人数が決まっていて
この時父さんは入れず……
ってか来てたんかよ!
とツッコミながら
壮絶な痛みに耐えてました。
手術がうつ伏せだったので
手術室から出てきた時は
びっくりするぐらい
顔がパンパンだったらしく
私自身は目を開けてるのに
ふさがってる感覚が続いて不快でした…
そして手術が終わって
出てきた一言は
『悔しい』
記憶が曖昧ながらも、
こんな風になるまで
気にも留めなかった親に対して
そんな思いが出てきた気がします。
そして今まで生きてきて
味わったことのない
痛みに耐えながら、
身動きの取れない体で
夜を過ごしました……
寝てるのか起きてるのか
今が何時なのかもわからず
左手にナースコール
右手に痛み止めを入れるスイッチを持って
ただ時間が過ぎるのを
待ってるだけでした。
体の位置を変えてもらうのも大変で
動かされる度に全身が痛くて
あー思ってた以上にツラい
こんなことなら辞めとけばよかった
と思ってました。