2024-08-05 ホームライナー浜松3号 | シーラカンスと僕

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この期に及んで18きっぷを購入し、乗り鉄をかましてきました。




目的は老い先の短い373系と211系。


こういう機会でもなきゃ地元を走る車両に敢えて乗ろうとも思わないだろうからね。


もちろんいい意味で。



211系の方は運用が固定されていないので、運に身を任せることにします。








まずは373系から。







選ばれたのは"ホームライナー"でした。



沼津から浜松までを走る"3号"に乗ります。


ロングランでしょ。




それでいて追加料金は330円。


こんなお安くていいんですか…っ。




首都圏では消滅したライナー系の列車も地方では現役です。



何年か前に専用の前面幕が用意されました。








やはり地元を走る唯一の特急車両なので愛着は人一倍。




まじまじと写真を撮ることなんて無かったけれど、これで最後かもしれないという気持ちがカメラを起動させます。




なんて言いつつ"特急しなの号"の新車が増備されるまで安泰だとは思うけどね。









方向幕はシンプルなもの。



それでもただの「ホームライナー」じゃなく「浜松」までちゃんと記載あるのえらい。




ちなみに「ホームライナー浜松」は下り列車、「ホームライナー沼津」は上り列車しかそれぞれ設定がないのはお気付きでしょうか。






それでは車内に乗り込みます。






これよ、これ。



一体乗るのはいつぶりなのやら。




コロナ以降ホームライナーは全車自由席になりました。



なので好きな席に座り、前座席のポケットに整理券を入れておけば検札もありません。






乗車率は沼津発車時点で1車両に20〜25人前後。



意外にも18きっぷユーザーっぽい人は3割くらいでした。



これに乗ったとて名古屋辺りまでしか行けないからね…。





程よくリクライニングを倒して浜松までの1時間40分を楽しみます。






各停車駅でじわじわ乗車があります。



やっぱ大きく入れ替わったのは静岡だったかな。




印象的だったのは、富士から乗ってきて島田で降りていった1列前のお客さん。




新幹線は止まらないし、各駅停車だと時間がかかり過ぎるのでホームライナーは渡りに船な存在なのかも。




373系余ってるんだし、もーちょいホームライナー増やしてもいいんじゃないかな。




コロナ前はダイヤ改正の度に増発を繰り返していたのに。。。









藤枝を出ると窓の外から光が減っていきます。




牧之原台地を越えて市街地に戻ってきたと思うと、袋井・磐田を経てあっという間に浜松が見えてきました。





到着前に「浜松到着後に普通列車の豊橋行になります」と放送が。




ライナーが各駅停車に化ける運用は消滅したと聞いていたので不思議に思いながらホームに降ります。




発車案内板を見て納得。





これまでは2分停車で豊橋行に化けていたのを、浜松で30分止めて続行列車として走らせる運用に変わったんだね。




これ頭いいな。




結果的に373系を豊橋に送り込める上に、混みがちな乗りトク列車の乗車率を分散できるし。





やっぱJR東海しか勝たんな。






このまま下ることも考えたけれど、そうすると宿に困るので大人しく改札を出たのでした。