Money D Island | シーラカンスと僕

シーラカンスと僕

ちょっと空いた時間に読むブログを目指し、ちょっと空いた時間に更新します。



時は11月12日。


横須賀へと繰り出して来ました。




近いようで遠い横須賀。

同じ県内とは言え、小田原からだと電車でも車でもそこそこ時間かかります。


運賃の面でいうと新宿より高いし。







しかし!


そんな理由で行かないのは愚かだ!






というわけで横須賀に乗り込みました。



お昼ごろに合流し、まずはハンバーガーでランチタイム。




ファストフードの台頭により「ハンバーガーとは安く食べられるもの」という常識の元に育った世代なので、オーバー¥2000に内心ビビり散らかします。



もちろん味は文句のない美味さだったんだけど、、、1500円くらいが理想かな。。。








食後に歩いて三笠公園へ。



戦艦が静態保存されている世にも珍しい公園ですが、我々の目的地はそこに併設されている桟橋にあります。




その三笠桟橋から船に乗ること10分ちょっと。



東京湾唯一の自然島と名高い"猿島"にやって来ました。




前から気にはなってたんだけど、なかなか1人だと行きづらくてね。。。



猿島までは往復の乗船料金と、猿島公園の入園料がセットになって2000円。




端から端まで歩いても20分程度のサイズ感なので、早速周りの人に倣って島の奥へと進んでいきます。








おぉ…。


良いではないか。



どん曇りの日だったのが幸いした稀有な例。



ここは「いまにも降り出しそう」くらいの方が雰囲気出て良いかも。




要塞として砲台などの軍事施設が置かれた歴史を持つので、その史跡が多く残っています。








島の中央部には、これまた雰囲気のあるトンネルが。



中には等間隔で部屋があり、説明書きによると弾薬庫として使われていたんだとか。




ひっそりとしているように見えますが、船が着くと大体100人近くが降りてきます。



ただタイミングをズラせば、写真のように無人のタイミングで写真を撮ることができるので覚えておいてください。







トンネルの中は蛍光灯頼り。




これ灯りが無かったら相当怖いな。








島の反対側に出ました。



中央の大きな円形は砲台跡。


その昔、猿島と3つの海堡によって首都東京を守っていました。



しかし実際に砲台が使われたことは無いんだとか。




この砲台跡からは東京湾を行き交う船が一望できます。


大きな貨物船の多いこと多いこと。



伊豆諸島へ向かう船が見られるかと期待したんだけど、時間的に噛み合いませんでした。










船の最終便は16時発。



これを逃すと幽閉されるハメに。



猿島は無人島なので宿泊施設なぞあるわけがなく、野宿を強いられます。




そんな事情もあってか猿島での宿泊は認められていません。




こっそり野営を強行したイカレがいないかとネット上を探してみたんだけど、発見には至りませんでした。





横須賀に着いた頃には降っていた雨も、いつの間にか上がってしまいました。



無駄に傘を買っちまったぜチクショウ。




帰りの船も大盛況。



甲板で風に曝されるのに耐えられず、客室へ逃げ込みました。




三笠桟橋に戻ってくると、近くに見つけたショッピングモールでひとやすみ。



パン屋さんに揚げたてだと勧められたマラサダを頂きました。






帰ろうと京急の駅に向かっていると、どこからか花火の音が聞こえて来ました。



駅前の歩道橋を駆け上がると、建物の奥に上がる花火を発見。



ことしは8月の神宮球場に次ぐ2回目の花火でした。






横浜へ出るべく京急に乗ろうとすると、




青いやつが来ました。



転クロの"アタリ"に分類される車両です。




久々の京急だったこともあり、ひっそりと乗り鉄欲も満たすことができました。