レンタカーで島内を走り回り、気付けば時刻は17時半。
既に夕日が傾き始めています。
20時にレンタカーを新大阪で返却しなければならないため、名残惜しくも島を出ねばなりません。
帰りももちろん明石海峡大橋で。
2022年に言うことではないけれど、この橋の開通は革命的すぎる。
こりゃ関西の全大学生が淡路島を目指すわけだよな。
ちょうど橋を渡っている間に、
瀬戸内サンセットを迎えました。
いやぁ後部座席でよかった。
もう少し大きくいうとペーパードライバーでよかった。
こんなにもキレイな夕日を目の当たりにできるのだから。
海を渡って本州に着くと、勢いそのままに山へと突入します。
長い長いトンネルを抜け、神戸市とは思えないほどの田舎道を1時間ほど走ると、
どん。
どどん。
待ってました、1000万$の夜景です!
いま超円安なので価値が上がっています!
ここは六甲展覧台。
「1000万ドルの夜景」を自称する関西屈指の眺望スポットです。
時間が経つほど湧いてくるカップルに構うことなく、我々陰キャ3人組は「円安だから1000万$がどうのこうの」と騒いでいました。
こういうところなんですよね。
そしてなぜか絶好の眺望位置にキジが飛んでいます。
なんなん、これ。
ボケにしては趣味悪いぞ。
このキジがいなかったら1000万ドル以上の夜景になっていたんじゃないか。
絶景を拝んでいると、
段々と辺りは真っ暗になってきました。
それに比例するようにカップルがやって来ます。
ここは六甲ケーブルの山頂駅に直結しているのでアクセス抜群。
いつまでも居られそうですが、
レンタカーの返却期限が迫っているので、そろそろ撤退します。
夜景鑑賞の引き際は未だにわからん。
朝と同じように阪神高速と国道2号線を走り、返却期限を少し過ぎて新大阪駅に戻ってきました。
最後にメシでも食べてから帰ろうと考えていたけれど、なんやかんやで新幹線の時間も迫りつつあります。
仕方ないので大阪住まいの友人とは若干バタつきながらもお別れ。
来るときは4列シートの夜行バスに詰め込まれていたのに、帰りはリクライニングシート275km/hで東海道を爆走します。
神奈川西部民の雄、最終の"ひかり号"。
乗客の6〜7割が小田原で下車したことからも人気っぷりが伺えます。
そして車両は最新型のN700S。
「念願の!」といった勢いで乗り込むも、、、あんま乗り心地は良くなかったな。
停車駅に着く前に車内灯がフワッと明るくなるのが気になりすぎる。
N700Aの方がよっぽど良いです。
晩飯は新大阪でテイクアウトしたたこ焼き。
「どうせみんなマスクしてるから臭い分からんっしょ!」と意気揚々と口に運びます。
パッケージには「大阪の味 連れてって…」と書かれていますが、京都着く前に完食してしまいました。
残念だったな!
完。