jw研究生として経験したこと、感じたこと、

忘れかけていた事を思い出しています。

研究生を続けている間、延べ１年半くらいの間は

伝道奉仕に注力していた私ですが、

そんな中でも、

自動車教習所へ行ったり、

大学で講義を受け、試験勉強をしたり、

通学で満員電車に揺られる毎日でした。

それなりに、世の中の良いところ、嫌なところは、

目に付きましたし、体験も普通にしていました。

例えば、アフリカでは飢餓で大変と聞きますが、

食に困ることなんて全くなかったですし・・・

満員電車は嫌でしたけど、

学割定期には感謝していたし・・・

切符を窓口で買わなくて良いのには助かりました。

なので、物事の見方に縛りみたいな事は無く、

偏った見方も無かったと思います。

群れでの集まりや、会館に連れられて来ていた

子供達の様子も、偏り無く見ていたと思います。

私は研究生の立場でしたが、

子供達とのレクリエーションで、

引率役を頼まれることが、時々ありました。

中学生の男の子達が中心だったので、

おやすい御用でした。

頼りなさそうな私だったけど、

よく任せてくれたものでした。

当時のＪＷ２世の子供達は、群れや会館では、

ぜんぜん目立たなくて、レクリエーション当日に

初めて話す子もいました。

電車に乗って海釣りに行ったことがありました。

電車の中からテンション上げ上げの子供達で、

釣りをしている時、お弁当を食べている時、

一日中ホントに楽しそうに遊んでいました。

私も、そんな姿を観ながらほっこり気分

だったと思います。

その後の群れの集まりや、会館での集まりで、

子供達の親の皆さんと、レクリエーションの時の

話があったと思うのですが、

あまり印象に残った話が聞かれませんでした。

子供達から、あまり話しを聞いていなかった？

のかも知れません。

子供達、結構はしゃいでいたのにな～・・・

その時は、気にしていませんでしたが、

レクリエーションではしゃいでいた事を、

言いたくなかったのかな？

私はと言えば、作って頂いたお弁当が

凄く美味しかった事をお礼として伝えました。

そんなことより、

子供達の楽しそうだった様子を伝えろよ！

って、今は思います・・・

教育実習で受け持った子供達の歳も、

その子たちと同じくらいでした。

女の子達は、穏やかな雰囲気でおとなしく

授業を受けていましたが、

男の子達は、お前達はお猿さんか！

ってくらいの騒ぎようでした。

実習が終わるときには、全員でメモ用紙に、

思い思いの感想を書いてくれたり、

中学生のクセに、私に勉強頑張れなんて書く子も

いたり、子供らしい姿を見せてくれました。

思い返してみると、

会衆の雰囲気を、いつも察しながら過ごす事を

日常にしているＪＷ２世の子供達と、

日常にしていない子供達とを、

対比して感じていた私でした。

一緒にレクリエーションで過ごした子供達が、

会衆の外の様子を、偏向させられた目ではなく、

偏りなく観れていたことを願いたいです。

jw研究生だった頃の外の様子