どうもこんにちは~。
スモールワールドセーラーの色悠です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191001/18/smwlove/d3/a5/j/o6000400014604075847.jpg?caw=800)
まずは回数の確認をします!
前回更新後から今回までの総乗船数は9回となります!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191001/18/smwlove/66/e7/j/o6000400014604076242.jpg?caw=800)
というわけで記録に加算すると、
総乗船回数:3314回
新規後乗船回数:259回
となりました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191001/18/smwlove/71/04/j/o6000400014604076560.jpg?caw=800)
さて、今回のメインの話題なのですが、
皆さんもご存知の玉ねぎ頭をした屋根のお話をしたいと思います。
と言ってもどういうわけかその玉ねぎ屋根の写真を撮ってこなかったのは、
直前まで考えるネタがなかったからです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191001/18/smwlove/03/65/j/o6000400014604076825.jpg?caw=800)
スモールワールドに長蛇の列が発生すると、
中のキューラインだけではなく外の広場まで待たされることはあるでしょう。
そんな時、多くの人はスモールワールドのクロックタワーを見て、
カコカコ音が出るあの顔をただじっと見ているのではないでしょうか。
リニューアルして時間が経ち、今となってはあの紫色のノーブルな外観に慣れたかとは思いますが、
初期の頃から聳えている建築物に変化はありません。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191001/18/smwlove/32/75/j/o6000400014604077226.jpg?caw=800)
オランダの風車もあるし、
パリのエッフェル塔もある。
至る所で世界の名建築が顔を見せておりますが、
その中でもかなり目立つ存在感を放つのは、
何と言ってもあの丸みを帯びた玉ねぎ型の屋根の建物ではありませんか?
どういった経緯で世界の建築意匠としてあの玉ねぎ屋根がデザインされたかは不明です。
ただしこの屋根を見る時、イスラム教のことを思い出して欲しい。と思います。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191001/18/smwlove/73/fb/j/o6000400014604077591.jpg?caw=800)
世界三大宗教と言えば、キリスト教、イスラム教、仏教があります。
一番古いのは仏教で、今私たちが目にする仏教は紀元前500年頃にインドで始まりました。
そしてご存知の通り、世界で使わている西暦はキリストの誕生年の翌年を元年として始まったものなので、
キリスト教はちょうど2000年前。
ではイスラム教は?
実はこの中で一番遅く誕生したものであって、紀元後600年程度に生まれたものです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191001/18/smwlove/1b/69/j/o6000400014604078170.jpg?caw=800)
クライシュ族のハーシム家という隊商の大家に生まれたムハンマドという男性が、
山の中で神の啓示を受けたと言われており、人類を導く為に大悟してイスラム教を立宗します。
そこで中東をルーツにして世界中に瞬く間に拡散され、
カトリックのように大きな文化的意匠を獲得するようになります。
ユダヤ教のように受容と迫害の歴史がありました。
ペルシャ地方で最初のイスラム王朝ウマイヤが成立してから西はエジプト、東はインド・パキスタンまで。
また中世になると知らない方もいるかと思いますが、
今となってはキリスト教文化圏であるヨーロッパにも勢力を拡大しています。
ただ800年程度続いたスペインのレコンキスタ(のグラダナ陥落)によって欧州はキリスト教圏となってイスラムを排除しています。
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話が盛り上がってしまったので玉ねぎ屋根に話を戻したいと思います。
玉ねぎ屋根を見かけたらイスラム教由来のものだと思って欲しいということは、最初に申しました。
この屋根には名前があり、通名は「モスク」と言います。
実際はモスクと言えば、屋根のことではなく建物そのものを指します。
しかしその建物の玉ねぎ屋根自体が段々そのモスクの代名詞となっていった、ということでしょうか。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191001/18/smwlove/1b/48/j/o6000400014604080587.jpg?caw=800)
モスクが何をする所かというと、敬虔なムスリムが日々の礼拝を行ったり、
また入信をする人々が信仰告白をする大変重要な施設になります。
そもそもモスクという言葉自体が「跪く場所」という意味なのは注目。
キリスト教ではそのような場所を教会と言うのはご存知でしょう。
教会にも、例えばイタリアのフィレンツェにある、かの有名なサンタマリアデルフィオーレ大聖堂など、
丸い屋根を持つ教会のことは「クーポラ」などと言います。
イスラム教の丸い屋根=モスク
キリスト教の丸い屋根=クーポラ
と覚えるといいですね。
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モスクはスモールワールド乗船中でもしっかり見ることが出来ます。
ただし見ることができる場所は限られています。
イスラム教文化圏というのは中東からアジアにかけてなので、
スモールワールド乗船中にモスクを見ることが出来るのは二番目の部屋、「アジアエリア」になります。
そこにある二つのモスクをしっかり見ておくといいですね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191001/18/smwlove/1a/f1/j/o6000400014604081180.jpg?caw=800)
一つ目がインドのタージマハルです。
この建物については、以前のエントリーでお話をしたかと思います。
ムガル帝国の5代皇帝ジャハーンが夭折した妻の為に建てた霊廟でしたね。
このタージマハルが持つ玉ねぎ屋根のモスクの美しさは世界最高と評されています。
実際筆者も行ってみようと思っていますが、いつになるのやら汗
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191001/18/smwlove/dc/58/j/o6000400014604081391.jpg?caw=800)
で、二つ目は新しく触れますがロシアのワシリー寺院です。
本当に写真がなくて申し訳ない。
アジアの部屋に入って一番右奥に、赤・青・黄色などの色とりどりで極彩色の屋根のモスクが見られます。
これはロシアのワシリー寺院と言い、世界的に有名な観光スポットになっています。
ワシリー寺院のウィキペディアを貼りますので、ちょっと見てください。
確かにスモールワールドにあったなと、思い出されるはずです。
ワシリー寺院 →https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E3%83%AF%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A4%E5%A4%A7%E8%81%96%E5%A0%82
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191001/18/smwlove/a6/f7/j/o6000400014604081779.jpg?caw=800)
最近ロシアに観光に行かれる日本人の方は、格安LCCを使って
エカチェリーナ宮殿とワシリー寺院を見てすぐ帰国する弾丸トラベルが人気のようですよ。
行ってみたいと思うのですが、まずは貯金をしなくてはなりませんね。
ロシアのこの寒い地にもイスラムの勢力が及んでいたのか!
と心の中で思ってしまいますが、
この建物の成立を話せば眠くなるので、ご興味があればぜひ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191001/18/smwlove/89/62/j/o4000600014604082350.jpg?caw=800)
それでは今日はあの玉ねぎ屋根を見たら、
「あれはモスクと言うんです」と周りのお友達に自慢してみましょう。
それではアディオス!
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今回のなかなかいい写真↓
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191001/18/smwlove/9f/f0/j/o6000400014604082655.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191001/18/smwlove/b8/8f/j/o6000400014604082832.jpg?caw=800)