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(C)C-JeSエンターテインメント
公演のエンディングに差し掛かると、メンバーたちは東京ドームをぎっしり埋めたファンに向けて感謝の気持ちを伝えた。
ジュンスは「東京ドームでの3日間、とても幸せでした。
僕らにとっては貴重な瞬間で、皆様が見せてくださった愛を忘れません」とし、「これからも日本での活動に力を入れ、東京だけでなく、日本全国を訪れ、皆様に直接会いに行きます」と伝えた。
ユチョンは「幸せです。必ずまた戻ります。本当に再会できましたね。僕たち3人は絶対これからも一緒にいます。僕たちの心を信じてください。ありがとうございます」と言って、目を潤ませた。
「困難なこともたくさんありました。でも今は幸せな旅に出た気分です。ユチョンが言いましたよね? 僕たちの間には、二度と『さよなら』や『別れ』という言葉はありません。
長く待つことは大丈夫ですが、別れは駄目です。
僕はこの4年という時間がとても大変でした。
皆様も大変でしたよね?
僕にも皆様に会いに行かなければという責任感があるんです。
その責任感があまりにも重く感じられます。
僕たちの心とは裏腹に過ぎて行く時間がとても怖いです。
最初の1年は大丈夫だったのに、時間ばかりが流れ、もう3年になりました。
ついに皆様にお会いできましたね。
今、この気持ちを言葉では表現できません。
今ステージに立っている僕たち3人はまだ若いですが、これからどうなるか分からない3人です。
その不透明な未来を信じてくださる皆様がいる限り、皆様を信じて頑張ります。
これからも応援してください」(ジェジュン)
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ジュンス、ユチョン、ジェジュンが最後の挨拶をすると、多くのファンたちが涙を流しながら彼らの話に耳を傾けた。
JYJが3日間の東京ドーム公演を終える名残惜しさに声を詰まらせ、言葉を繋げずに目頭を熱くすると、ファンは「泣かないで」を連呼し、JYJを応援した。
アンコール曲の2曲を含め、全部で26曲を歌ったJYJ。彼らはJYJで、そしてジュンス、ユチョン、ジェジュンのソロとして、日本のファンに馴染みのある日本の歌まで歌い、長く準備してきた東京ドーム公演の幕を華やかに閉じた。
東京ドームをぎっしり埋めた5万人の観客は、2時間30分の間、JYJの赤いペンライトを手にし、立ったままコンサートを観覧した。
ファンたちは時には息を殺し、時には歓声を上げながらJYJの公演を見守った。
JYJは2日から4日までの3日間、東京ドームで「2013 JYJ Concert in Tokyo Dome ~The Return of the JYJ~」を開催した。
3日間の公演の全席が完売となり、15万人のファンを動員した。
コンサートのチケットを買えなかったファンのために、4日には日本全国にある映画館を通じてコンサートを生中継した。
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