「調教鞭の打ち方」のコツの1つは音楽! | 体験的SM論とSM事故&緊縛事故などのトラブルについて

「調教鞭の打ち方」のコツの1つは音楽!

相変わらず、緊縛が出来る様になるとSとして一人前だと思ったり、鞭は力一杯振り回せば良いと思っている人がいるんですよね。

 

また、M男が強い鞭ばかり求めるのか、とにかく一本鞭を力一杯鞭を思いっきり振り回す女王様がいるのですが・・、一本調子では効果は小さいし、音楽でもピアニシモがしっかりしているからフォルテシモが効くわけでね。

鞭としてはバラ鞭の方が痛みと衝撃を打ち分ける時にバネが利かない分鞭かしいしね。

 

そう、SM行為をする事をセッションという人がいますが、私にとってSM行為はライブセッション感覚なんですよね。

但し、私が主導して相手の反応を引き出す感じになるんですけどね。

 

その為には、例えば鞭だと、強い鞭からソフトな鞭まで様々な打ち方が出来て、特に同じ打ち方で強中弱と打ち分けるとか・・、様々な打ち方を会得しておいて、その時々に相手の反応に合わせて思い向くままに打ち分けてこそセッションが可能になるんですよね。

 

私の場合は、それによって相手が盛り上がって行くサマが楽しいのです。

 

そう、セッションと言えば・・・、私は若い頃楽器や歌をやっていたからか・・、例えば緊縛中は頭の中にボレロが流れていたり、鞭はその時々でクラシックで運命とか、ビートが4ビートから16ビートまでその時々の気分で、リズムを変えて・・、日本の太鼓のリズムも意識したり…、それを行為中でも変えて行ったりするんですよね。

 

でも、それは様々な打ち方が出来て始めて出来る事なんですよね。

ただ痛みだけを与える気持ちではバリエーションも少なく、あきてしまったり、鞭の良さを引き出す事が出来ないのです。


しかも、、非力な小柄な女性でも軽やかに打てて、でもちゃんと痛みや衝撃を十分に与えられる鞭の打ち方も必要なのです。

そのコツの1つが遠心力を味方に付けることなんですよね。

鞭を振っている時に、房の先まで一本になっているのか?

房の先の重さを感じられるのか?


うちに来る人や店などでの講習会では、様々な打ち方のコツを、特に力一杯振り回さなくても小柄な女性でも十分打撃力が増す打ち方も指導しています。

 

それと、鞭というと四つん這いで尻を向けるんだと思っている人も多いのですが、現実は伏せてたり横向きに寝てたりも有ります。

だから…基本の打ち方のバリエーションで調教現場ならではの様々な受け手の状態で行う打ち方も披露しています。

 

鞭は力では有りません。

力任せで肩や肘を痛める必要も有りません。

鞭の原理を把握してタイミングと技術と、ちょっとの力で十分なのです。

 

興味のある方は、ご連絡・予約して下さいね。(^^)/