体験した本人しかわからない甘美な快感…オーガズム。
女性のオーガズムって、男性に比べて、複雑です。


女性のオーガズムは、目には見えない感覚なので、体験したことがない女性、男性ともに、妄想が膨らむようです。


逝く種類にも深さにも様々ありますので、他者がどんな感覚で逝っているのかは、本人しかわかりえないことだと思います。


クリトリスでオーガズムを感じる「クリイキ」、膣でオーガズムを感じる「中イキ」、何度もオーガズムを感じる「連続イキ」など、身体で感じるオーガズムは、分類されて、そこに、優越が発生しているのです。
「『クリイキ』はできるけど、彼と性交で『中イキ』は、したことがないという女性は、かなりの比率でいるようです。


どんな女性でも大なり小なりオーガズムを感じることはできるはずですが、より感じやすい、オーガズムを感じている女性には、次のような特徴が挙げられます。

・下半身、骨盤底筋群の筋力がある
・自律神経のバランスが整っている
・セックスに肯定的
・自然好き
・音楽好き

カラダの特徴としては、ある程度の筋力があり、血行がよい状態であること。

メンタル面では、セックスに肯定的で、自律神経のバランスが整っていること。

「音楽好き」「自然好き」というのは、感覚的なものに身を委ねるのが上手な女性ほど、快感にも乗りやすいんだと思います。
カラダと心をゆるやかにして、難しいこと抜きに、快感に身体と心を委ねることが、オーガズムを堪能できることに繋がるのだと思います。




脳イキについて



脳は、思考と生殖器をコントロールします。男女ともに刺激を受けると脳内の視床下部を通して興奮し性欲のスイッチが入る。


性的な刺激は、においや視覚、言葉、触覚、思考など、様々です。男性の場合は視覚、女性の場合は聴覚や思考が、一番刺激を受けやすいといわれています。


精神的なつながりがある相手と和やかな会話や抱擁で、心身をリラックスさせた状態から、聴覚への刺激・・・・


言葉責めなども・・・・


性感への触覚への刺激は、その後にが、最も定番になるでしょう。


逆も真なりでは、ありますが。


脳イキに大きく関与するものとして、βエンドルフィンというものがあります。

βエンドルフィンとは、脳内で働く神経伝達物質で、モルヒネに似た化学構造を持ち、快感や多幸感をもたらす働きがあるといわれています。

「きもちい~い」と感じたときに分泌され、分泌されると「きもちい~い」と感じる物質といった捉え方でよろしいでしょう。

快感を味わい、オーガズムに達すると、βエンドルフィンが大量に分泌するのです。

ランニングでも水泳でも、「きもちいいな~」と感じるレベルでおこなえば体に良いけれど、苦痛の果てに訪れるランナーズ・ハイまで行ってしまうと、いくら気持ちよくても負担がありすぎます。

「きもちいい」と感じればとりあえずβエンドルフィンは出ますが、その出し方が大切です。

妙な薬物や器具を用いたセックス、有害な性的刺激を潜在意識に持ったままのセックスやオナニーでは、仮にオーガズムに似た感覚が味わえたとしても、偽物の「疑似オーガズム」に過ぎないとされています。

そんな行為で出るβエンドルフィンは微量であり、それ以外の害が大きいでしょう。


一般的なセックスは、多くの女性が知っているように、いくらか気持ちいいにせよ、そのうち「まあ、こんなもんだよね」というレベルの快感に落ち着くことが多いでしょう。

性的体験が未経験の頃、話に聞く「すごいエッチ」に憧れ夢見ていたのに、いざ自分が体験してみると、「驚くほどでもない」。

そのうちだんだんよくなってくるのかなと期待していても、残念ながら夢見ていたほどの期待は裏切られ、やがて「まあ、こんなもんか」・・・・・


これまで経験したイキ方よりも深い・・・・

こんなレベルのオーガズムを味わったことがなかった・・・

逝きっぱなしということを初めて経験した・・・・


こんな世界もあるのです・

快楽レベルを、深まり続けることはできるのです。