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ザッパの開発日誌

iOSアプリ開発を中心とした日常のこと

最近、Apple審査の方針が変わり、有料アプリに対応するお試し版の公開が不可(困難)になったようです。

 

今回、「フェイス モーフ」の有料版と同時に無料版の審査を行いましたが、無料版のみリジェクトされました。

 

リジェクトの理由は、アプリアイコン・アプリタイトルや説明文に無料(Free)などの価格に関する記述があるのは不可ということでした。

 

仕方ないので、「Free」を「Trial」に変更して、再度審査を行った結果、今度は、Trialなど、通常の機能を限定した記述も不可という結果なりました。

 

以下のようなアプリアイコンは、リジェクト対象!

 

結局、機能を限定したり、アプリ名に「無料」「Free」・「お試し」「Trial」などの単語が入っているアプリは、審査で確実にリジェクトされます。

 

機能を限定したい場合はアプリ内課金で対応すれと言うことのようです。

 

とはいえ、一度、有料版でリリースしたアプリを、内課金に変更するのは、プログラミング上は全く問題なく、瞬時にできるのですが、有料版を購入したユーザーの情報を、内課金後のアプリで識別する手段がないので、有料版で購入済みのユーザーが未課金の状態になってしまいます。

 

技術的には、リストア時に、レシートを確認して、内課金対応前にダウンロードしていたら、購入済みと判断することができますが、内課金アプリのコードから、内課金の購入済み処理は自動で行えないので、機種変などの場合に再度、上記のリストア処理が必要になります。

 

一見、問題なさそうですが、上記のようなレシートチェックはおそらくアップル側が想定していない内容なので、レシートの仕様が変更された際に、不具合が生じる可能性があります。

 

以上の理由により、「フェイス モーフ」のフリー版はとりあえずストアから削除しました。

ついでに、「GeoPointer」のフリー版も削除しました。

 

購入済みのユーザー様には申し訳ございませんが、今後、時期をみて機能アップの際に別アプリで内課金対応にするかもしれません。  7月9日削除

当初の予定を変更して、現行アプリの修正を優先することにしました。

 

とりあえず「フェイスモーフ」の顔パーツ検出の精度を改善しました。

 

今まで、CIDetectorで顔の矩形を検出後、顔パーツは独自ロジックで行なっていましたが、顔パーツの検出部分をdlibに変更しました。

 

dlibは驚くほど精度がよく、手動で調整する必要がないというか、手動調整より正確かもしれません。

 

ただし、顔矩形の検出に時間がかかるので、CIDetectorと併用しました。

 

dlibによる顔パーツの検出結果:

 

修正バージョンは、すでにApple審査を終え、ストア上で公開されています。

 

引き続き、モーフィング処理をGPUのコードに書き換えて高速化を行う予定です。

 

 

1)とりあえず、今手掛けているiOSアプリを9月を目処にリリースする予定です。

 

画像合成ツールでアプリ名は「Photo plus」です。

 

アプリアイコンはこんな感じです。

 

低解像度の画像合成アプリはいくつか存在しますが、フル解像度で実現すべく、処理時間を考慮して画像処理は全てGPU対応のシェーダー言語GLSLで記述しています。

 

開発途中の画面イメージ:

 画像取り込み時のトリミング・調整画面

画像合成中の画面

 

2)来年夏までに、DRAW系のMACアプリをリリースします。

 

当初、アドビのイラストレータを参考に作成していましたが、低価格のSketchの存在を知り、一時は保留にしていましたが、iOSのアプリアイコンに特化したツールとして仕様変更しアプリ名も「Icon works」に変更して開発を再開しました。

 

3)既存のモーフィングアプリ「フェイスモーフ」・「モーフラッシュ」のレンダリング処理を GPUレンダリングに変更してリアルタイムにモーフィングを行えるようにします。

 

また、「フェイスモーフ」の顔パーツ検出をオリジナル処理からdlibに変更して検出精度を改善します。

 

「フェイスモーフ」は8月、「モーフラッシュ」は10月ぐらいにバージョンアップ版をリリースする予定です。