またしてもセミ被害の続きについて

書こうと思っていましたが、

いやぁ、長くなるしね…

需要があるかも分からないしね…

なら

今日は心暖まるお話しを♡

と思い

この夏私が目にした

素敵な愛犬家の方々について書こうと思います。


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毎年夏になると

セミと同じ位気になるのが

ワンちゃん達のお散歩事情。


多くの愛犬家の方々が

日中のお散歩は止めましょう!

アスファルトで肉球が火傷してしまいます!

足の短いこは特に注意!

熱中症で倒れてしまうこともあります!

炎天下のお散歩は虐待です!!!!!

と訴えかけているけど

やっぱり居なくならないよね。。。


この夏も

平気で炎天下の中

アスファルトを歩かせてる

アホ飼い主を見かけました。


とは言え

どんな事情があるか分からないし

私はヘタレなので

声掛けするなんて出来ないんだけど。。。


あるすんごい暑い日のことです。

お昼頃のとにかく暑い時間帯に歩いていたら

嘘でしょ!?

通り過ぎようとしたマンションから

ワンちゃんを2匹を連れた

おばちゃんが出てきた!!!


おうちを出たばかりなんだろうけど

既にワンちゃんは2匹ともハァハァしてる。

え?

これから散歩に行くの?

だとしたら声かけるべき?←出来ないけど。


気になり過ぎて

少し離れたところから見ていると

間もなく一台の車がやって来た。

トリミングサロンの送迎車だ。


あ、そうなんだ。

これからトリミングに行くのに

この車を待っていたんだ。

声かけなくて良かった~。。。

なんて思っていたら、

送迎車から降りたおじちゃんが

慌てて走り出して

ワンちゃんをダッコしてから

飼い主さんに言った。

「ダメ!ダメ!肉球火傷しちゃう!!!

  お願いだから日陰で待っていて下さい。

  電話でもそう言いましたよね?!」

と。


相手がお客さんだとしても

こうやってしっかり叱れるのって

素晴らしいなぁ、

いいトリミングサロンだなぁ、

と心がほっこりした出来事でした。

こーゆー方になら

安心して愛犬をお任せできるよね。


ただ、この飼い主さんも

ピックアップしやすいようにとの気遣いで

日向で待っていたんだろうから

その気持ちも分からなくもないです。



それからもう1つ別のお話。


テンチャンのてんかんの定期通院で

病院へ行った時のことなんだけど、

私がテンチャンをダッコして

待合室の椅子に座っていると

老夫婦が入ってきて

私の隣に座った。


本当にこのご夫婦…

なんと言うか…

私の語彙力の問題で

上手い言葉が出てこないので

思ったことを素直に書くと

80代位かな…

歩くのも大変そうな感じ…

ガリガリのヨボヨボ…

着ているモノはボロボロのヨレヨレ…

…言葉遣い本当すみません、でもそんな感じ。。。

そんなご夫婦でした。


少しすると

一匹の老犬を抱きかかえた院長先生が

そのご夫婦のところへやって来た。

つまり、私の直ぐ隣ね。

ちなみに院長先生は

重症なこを担当するのがほとんど。

そしてテンチャンの担当医でもある。

テンチャンはてんかんの中では

軽症な方だと思うけど

院長先生が院長になる前から

診て頂いていることもあって

今でもずっと担当して下さっている。


どこの動物病院でもそうだと思うけど

普通は診察室に呼ばれて話を聞くよね?!

でもきっとこのご夫婦が

移動せず座ったまま話せるように

先生がワンちゃんを連れて出て来たんでしょう。


ワンちゃんは中型犬で雑種のようでした。

ぐったりとしていたけど

ご夫婦二人の膝元にまたがって寝させて貰うと

尻尾をパタパタと動かし嬉しそう。

おばぁちゃんは涙を流して

「よく頑張ったね。頑張ったね。」

とワンちゃんを撫でていた。

すんません、

なんなら私も横で涙をこぼしてました!!!!!



ペットの場合、

個人情報とかあんまり気にしなくていいのかな?

私に聞かれてもいいのかなぁ?

と思いながらも

話を聞いていると

どうやらそのワンちゃんは

具合が悪くなって前日から入院していたみたい。

一通り検査をして

悪いところも見つかって

緊急手術をしたよう。


その後、

院長の言った言葉が印象的だったんだけど

「これからの治療法として、

  このこに一番効くと思う薬があります。

  でもそれは費用が高いので、

  そんなに高くないけれど

  効く可能性のある薬で

  様子を見たいと思います。」

と。


話から私が思ったのは

きっとこのワンちゃんは

ペット保険とか入ってないんだろうなぁ

と言うことと

やっぱりこのご夫婦

そんなにお金に余裕もないんだろうなぁ
(本当に失礼ですみません!我が家こそお金無いですけど!)

と言うこと。


するとおばぁちゃんが

「その高い薬はいくらですか?」

と。

院長、

「おすすめしません。本当に高いから。」

おばぁちゃん、

「いくらですか?」

先生、

「うーん。。。1日5千円位。

  だから1ヶ月で15万位かなぁ。

  それを続けていくとなると…

  やっぱりおすすめしません。」


するとおばぁちゃん、

おじぃちゃんを見つめて

「いいよね?」

と。


おじぃちゃん、

深く頷いていました。


私、

また涙どばー!!!


なんだろう…

実はお金持ちのご家庭なのかもしれないけど、
(ほら、金持ちほど倹約家だったりするし。←また言葉遣い!)

勝手に私の脳内には

愛犬のためなら

自分達の年金を惜しみ無く差し出す図が浮かび上がり

自分がその立場だったとしても

きっとそうするな、と思うと

涙が止まらなくなるわけです。



なんかやっぱり

無償の愛ってやつは最強や!←謎の関西弁