ダニエルの華琳様応援雑記 -410ページ目

親殺し?“魔の14歳”の心理…東名高速バスジャック

東名高速のバスジャック事件で、逮捕された山口県宇部市の市立中学2年の少年(14)は「家族をめちゃくちゃにしたかった」と供述をしているという。1997年の神戸連続児童殺傷事件で「酒鬼薔薇聖斗」と名乗った少年も犯行当時は14歳。入学(中1)と卒業(中3)という緊張感が抜け、“魔の14歳”ともいわれる。不安定な心理状態はどのように形成され、なぜコントロールが効かなくなるのか。

 調べによると、少年は逮捕直後は「彼女にふられたから」と話していたが、その後は「親に怒られ嫌がらせでやった」「家族をめちゃくちゃにしたかった」などと供述し、話す内容は一定していないという。


 ただ、自社の高速バスに乗り合わせたジェイアール東海バスの男性社員(42)が「話したいことがあるのなら聞きますよ」と声を掛けると、少年は「親に見捨てられた」「困らせて恥をかかせたい」と話したとされる。


 少年は15日未明に宇部市の自宅から家出。新幹線で名古屋に向かい、名古屋駅前のビジネスホテルで1泊した後、近くの店で事件に使ったナイフ2本を購入。16日正午に同駅前を出発したバスに乗り込んだ。14歳の心には何が起きたのか。


 少年犯罪に詳しい社会評論家の芹沢俊介氏は「世間が神戸の事件以来、少年犯罪に特に恐怖のまなざしを向けるようになっただけで、14歳の少年が殺人などの凶悪犯罪に及ぶケースは昔からあった。14歳はそれだけ難しい年齢」とみる。


 14歳といえば思春期のまっただ中で、性の問題にも驚き、戸惑い、将来も見えにくく、自らを最もコントロールしにくい年齢といわれる。


 「思春期というのは家族を脱する時期。世の中の様子が見えてくると同時に、親を初めて客観的に眺めるようになる。そのとき、場合によって憎悪の念が芽生え、親殺しへと発展することがある。対象が無差別の犯行も、実は親殺しの変形と考えられる」(芹沢氏)


 逮捕された少年は調べに対し、「親に怒られ嫌がらせでやった」と供述しており、犯行と「親」が密接にかかわっていたようだ。


 「小学生だと身体的にも親の方が明らかに大きく、尊敬のまなざしを向ける。ところが立派で大きかったはずの親と肩を並べてしまうと、今まで見えなかったみっともない部分、卑小な部分が見えてしまったりする」(同)


 精神科医の日向野春総氏によると、14歳の犯罪は「成長過程の脳」「生活環境」「学校でのストレス」の3つが複雑に絡み合って、引き起こされるという。


 「脳の成長によって『世間の脚光を浴びたい』という感情が生まれてくる年代。そこへ生活環境への不満やストレスが重なると、感情を抑えられなくなる。この年齢の犯行は社会に向けた憎悪の念というより、あっと驚かせてやろうという愉快犯の要素が強い」と分析している。

まさか本当に14歳だったとは・・・なんでこんな事件が多くなってきたんでしょうか?

「親を困らせるそれはいいけどやるなら家出位にしとけばいい」って言ってる人が居たけど、その前に相談出来る大人が必要なんだよ!

未然に防ぐのが一番いいのだから!


契約店長の過労死認定

外食大手「すかいらーく」で、1年ごとに雇用契約を更新する契約店長だった埼玉県加須市の前沢隆之さん=当時(32)=が脳出血で死亡したのは過労が原因だったとして、春日部労働基準監督署が6月に労災認定したことが分かった。遺族らが17日、記者会見し再発防止を訴えた。遺族を支援する全国一般東京東部労組は「長時間労働が非正社員にも広がっていることの表れだ」と指摘している。

この記事を見て私的に、雇用労働契約書の裏面を確かめる事が大事だと思いました。

アルバイトをしていて、疲れ果てている人が多いようですが、休みはちゃんと取りましょうね!

雇用者が一定の休暇を与える義務は、正非関係なく在るんです!

もし休日の事で「明日から来なくていいよ」とか首をきるみたいな事を言ってきたら労働省の労働監督の部署が在りますので言って改善命令を出してもらうと言いそうですよ。

不当解雇をした場合は、少々面倒かも知れないけど。

近くの法テラスか消費者センターに行って訴訟を起こした方がいいです。

私の知り合いにフリーの声優さんがいるのですがギャラの未払いが多いみたいです。事務所に入っている人でもあることが多いと聴きます。

同人ゲームで名前変えて出ているから事務所が管理してないのがトラブルの原因みたいですけどね。

世知辛い世の中です!

新華蝶仮面三号参上!

愛紗「失礼します、ご主人様」

 珍しく政務の片付きが早く、この調子だと昼過ぎには今日の政務も終わりだな~、と余裕ぶっていた昼飯直前。

 相変わらず丁寧な言葉を扱う愛紗が、俺の部屋を訪ねてきた。

愛紗「お忙しいところ申し訳ありません」

一刀「いや、全然良いって。この調子だと昼過ぎには終わるだろうし。で、どうしたの愛紗? 急ぎの用事?」

愛紗「……急ぎというほどのことではありませんが、恋を見かけませんでしたか?」

一刀「恋? 今日はまだ見てないけど……もしかしてまた警邏をサボったとか?」

愛紗「いえ。恋は今日非番ですので、そういうわけでは。ただ気にして少し探してみれば見当たらないので」

一刀「部屋にはいないのか?」

愛紗「はい。城中のどこにも。ですからご主人様のところになら、と踏んで来てみたのですが……どうやらここにもいないようですね」

一刀「ま、そこまで気にする必要はないだろう。恋のことだから、夜にはフラリと帰ってくるさ」

愛紗「それはわかっているのですが……何せ、最近物騒ですから。あの蝶々仮面が二人に増えた件も片付いていませんし」

 ……あれから結構経ってるけど、まだやっていたのか、星たち……

 愛紗は凄く警戒と心配しているようだけど、正体しっている身としては警戒のけの字も湧かないわけで、愛紗の心配はわかりません。

一刀「ま、大丈夫だろ。やってることを見てるかぎりじゃ敵じゃないんだし」

愛紗「ですが! あの槍の腕前と、人を小石のように投げる怪力。そう易々と見過ごせるものじゃありません。星と貂蝉の二人でやっている戯れなら問題ないのですが……」

 ビンゴ! 今回はドストライクです愛紗さん。

愛紗「いかんせ正体不明。うしろめたいことをしている気でなければ堂々と素顔を曝せばいいだけですのに……やはりあの者たちに警戒は解けません」

 俺も二号にだけ警戒は解けません。

愛紗「そういうわけでご主人様。煩わしいと思いますが、皆に行き先を告げてから外出するようしてください。皆にもそう徹底させていますので」

一刀「それじゃ、政務が片付いたら俺も探してみるか」

愛紗「申しわけありません……」

一刀「いいって、いいって」

 どうせ探すと言っても街だし。

 それにしても……まだ一号しかいなかったあの時代。これと似たようなやり取りをしたような気がする。

 思い立てば駆られるのは嫌な予感。

 では、と言葉を残しながら去っていく愛紗を、すぐに呼び止めた。

一刀「あ、そうだ。待ってくれ愛紗」

愛紗「はい、なんでしょうかご主人様?」

一刀「そういえば星って今日非番?」

愛紗「はい。非番ですけど、星に用でも?」

一刀「用って言うほどでもないけど……ただ、どうしてるか気になって」

愛紗「星なら警邏を兼ねて市を回ってくると言ってましたよ」

 ……ああ、なんか嫌な予感。

 昔からのお約束で、こういうときにかぎって予感は的中するんだよな。



     ◇



 恋探し兼遊びに街に出てから数刻。

 行きつけのラーメン屋から出てみれば、ふと人だかりがすぐ近くに出来ていた。それも雰囲気は険悪。

一刀「すみません。一体なにがあったんですか?」

見物人A「なにやらゴロツキがでかい顔して絡んでるらしいみたいだよ。多分、先の戦の流れ者だろうね。ほら」

 言われるがままに見てみれば……

アニキ「オラオラオラ! どうしてくれるんだよ!」

町人「すみません! すみません!」

チビ「御免ですみゃ、戦は起きないだろうが!」

デク「起きないんだな。起きないんだな」

 ……えーと、あんな奴ら、どっかで見たことあるようなないような……

 なんて、そんなことは今はどうでもいい。

 愛紗や鈴々たちと違って、俺はすぐにあいつらをどうにかできたりはしない。精々、街にいるらしい星とかを探し呼ぶしか。

 だからこそ今すぐここから走って、探しに行こうとした。

 その時。

???「はっはっはっはっは! はーっはっはっはっは!」

 俺の呼びに行く足を止めるように、高らかな笑い声が辺りに響き渡ったのは。

アニキ「なんだっ!」

チビ「誰だ!」

???「あいや待られーい!」

アニキ「何者だ! どこにいやがる!」

 冷静さを欠いた頭目らしい人物は、辺りを見渡し声の主を探す。

 俺はというと……まあなんだ。探しに行く手間が省けたというよりも、嫌な予感の加速が早まった。

???「正義の華を咲かせるために、美々しき蝶が悪を絶討つ……」

 つ……とともに、その身を置く屋根から飛び降りた。見上げるほどの高さから飛び降りたにも関わらず、相変わらず地を踏む音すらない。

???「美と正義の使者、華蝶仮面……推参!」

 着地の衝撃すら感じさせず、華蝶仮面こと星がこの場に推参した。

子供A「華蝶仮面!」

子供B「わーい、華蝶仮面だー!」

 そして、主に子供たちの歓声が湧き立ち始めた。

 ……ちょっと見ない間に、随分と人気を集めた物だな、華蝶仮面も。

アニキ「くっ、またテメェか!」

華蝶仮面「またはこちらのセリフだ。街の治安を乱す悪はいい加減この街からご退場願いたい」

 言い、優雅に槍を構えた星……ではなく華蝶仮面。

アニキ「退場するのはテメェのほうだ! おい、野郎ども!」

 華蝶仮面に怒鳴りつけ、頭目は周囲全土に向かって叫んだ。

 すると……ダメだ。考えてはいけない。一体この十数人が、どこから湧いてきたのかなんて絶対に。

アニキ「今度は三十対一だ! 勝てると思うな!」

 もちろん華蝶仮面相手に数押しで勝てるわけはなく、こちらは華蝶仮面の心配などしない。だが、これだけの人数、周りに被害がでないかが心配でならない。

 やっぱり、急いで愛紗たちを呼びに行くべきか?

華蝶仮面「ふ、面白い。だが言い忘れていたが三十対一ではない」

???「おーっほっほっほっほっほっ!」

 すると華蝶仮面然り、どこからともなく高らかな笑いが聞こえてきた。低く、不気味な。

 こ、この声は……

 皆は一斉に見上げる。声の聞こえるその方角に。

???「とう!」

 ズドン、と屋根から飛び降りてきたそれは、地響きを鳴らし着地した。

???「世界を愛で見たさんがため、艶美な蝶がいま舞い降りる! 華蝶仮面二号、参上よぉん♪」

 俺にはその参上ではなく惨状だ。

 華蝶仮面と同じ仮面を被る、そのビックフット。

子供A「でたー! ばけものだ!」

子供B「きゃー! たすけてー!」

一刀「男は逃げろ! 食われるぞ!」

 つい子供たちに混ざり叫んでしまった。

 ……が、ついやってしまったがそんなことをしている暇は無い。ざっと見相手は三十人。対して華蝶仮面一号、二号と二人だけ。せめてもう一人いなければ、周りの人へ被害は被るかもしれない。

アニキ「は! それでもまだ三十対二だ! 勝てると思うな!」

華蝶仮面「この勝負、三十対三だ」

一刀「え……」

 三十対三だって……?

 まさか、と辺りを見回したそのときだった。

???「もぐもぐもぐもぐもぐもぐ」

ゴロツキ「ぎゃあぁあ!」

ゴロツキ「ガハ!」

ゴロツキ「な、なんなんだコイツは!?」

 二人の華蝶仮面を囲うゴロツキたちを潰し屠ってゆく、謎の一号でも二号でも無い第三者。

二人に合流したその正体は――

???「もぐもぐもぐ……ごくんっ、けふ。……華蝶仮面三号」

 華蝶の仮面をつけた、巨大な方天画戟を右手に持ち、点心が詰まった袋を左手に持つ女の子だった。

 ……って!

一刀「なんですと!」

 あれはどっからどう見ても恋じゃないか!?

 なぜ恋が華蝶仮面三号なんかに……

子供A「すごーい、また新しい華蝶仮面だ!」

子供B「点心食べてるよ、華蝶仮面三号。でもなんかカッコいい!」

 新しい華蝶仮面に、皆大喜び。

 無邪気な子供たちに大絶賛だ。

だが、点心をただ食べているだけの、あれのどこがカッコいいのかわからない。可愛いくはあるけど。

華蝶仮面三号「……もぐもぐもぐもぐ」

 そしてまた食べ始める恋……ではなくて華蝶仮面三号。

アニキ「ふ、ふざけやがって!」

 こんなところでもぐもぐ食べるさまが気に入らないのか、ついには頭目が切れ始めた。

 突然石を拾うなり、三号に向けて投げ始めた。

 だが三号は三国最強の武将。食べている途中だとはいえ、そんなのは当たるわけはなく……と、思ったそのときだった。

 食べるのに熱中しすぎてたせいか、三号の袋を持つ手に当たった。



華蝶仮面三号「……あ!」

 落下する点心が詰まった袋。

 散らばる点心。

 そして哀しそうな、三号の顔……

華蝶仮面「き、貴様!」

華蝶仮面二号「三号ちゃんにあんな顔をさせて、ただじゃおかないわよぉん!」

 もう敵意を通り越して、三号のその哀しげな顔に殺意すら覚えてしまった二人の華蝶仮面。

 一方、哀しげな顔をしている三号は、落ちた点心を袋に詰めなおしていた。

 じりじりと周りの雑魚を蹴散らしながら、頭目に近付いていく一号二号。

 頭目はそれに怯えながら下がって逃げようとした、が、

三号「はぁあ!」

頭目「グ――ハッ!」

 気合の入った片手での一撃が、いきなり頭目のミゾオチに入った。石突だったから、おそらく死にはしないだろう。……おそらく。

華蝶仮面三号「一号、二号。周りの雑魚、任せる」

 頭目に馬乗りしながらの三号の発言。

華蝶仮面「よし、任された」

華蝶仮面二号「三号ちゃんはどうするの?」

華蝶仮面三号「落としたこれ、責任もって食べさせる」

 言うや否や、拾い集めた点心を次から次へと頭目の口にぶち込む三号。

 ふがふが言いながら、それに死ぬんじゃないかというくらいの声にならない悲鳴を上げる頭目は、完全に自業自得だ。

 技の一号に力の二号。そして、点心の三号。

 三羽の蝶が乱戦の中、優雅に舞い上がる?



     ◇



華蝶仮面「正義は勝つ!」

華蝶仮面二号「愛は勝つ!」

 全てのゴロツキどもを蹴散らした後、二人の華蝶仮面は決め言葉らしき声を上げる。

見物人「つえぇー!」

見物人「やっぱ凄いぜ!」

子供A「華蝶仮面!」

子供B「カッコいい華蝶仮面!」

 そして、ここぞとばかりに歓喜の声を上げる町人たち。

 そんな中、一人浮かない顔をする者が一名。

華蝶仮面三号「……ごはんが……」

 点心をゴロツキに台無しにされた、三号だった。

 ちなみに、頭目は口の中が点心でいっぱいになりながら気絶している。

 三号は哀しみオーラ全開。見ているだけで、その哀しさは伝染しよう。

華蝶仮面「……さ、三号?」

華蝶仮面三号「ごはんが……」

華蝶仮面二号「三号ちゃん……」

華蝶仮面三号「ごはん……」

 三号の哀しみの伝染は、早くも一号二号へ。

 周りの活気だったその声も、今は三号の哀しみに伝染される。

華蝶仮面二号「三号ちゃん、そう悲しまないで。後であたしが、点心を買ってあげるから」

華蝶仮面三号「二号……」

華蝶仮面「二号の言うとおり、そう悲しむな。後で三人で点心を食べに行こう」

華蝶仮面三号「一号……」

 哀しみにくれていた顔に灯火が。

 明るさを見出したその顔に、三号から哀しみは消えた。

華蝶仮面三号「二人とも、ありがとう」

 この先に希望を見出した三号は、二人の華蝶仮面に並んだ。 

 伝染していた哀しみも消え、また活力を取り出す周囲の町人たち。

 同時に、警備が数人駆けつけてくるのが見える。中には、愛紗も混ざっていた。

華蝶仮面「では、私たちはこれにてさらば」

華蝶仮面二号「じゃ、ばいばーい♪」

華蝶仮面三号「……点心」

 それに気付いた一号たちは、言葉を残し去っていく。若干一名、おかしな言葉を残していったが。

一刀「さて、俺も行くか」

 愛紗に見つかって問いだされ時間をかけられる前に、すぐにこの場から離れていった。



     ◇



恋「もぐもぐもぐもぐ」

星「美味しいか、恋? ほれ、これも食べろ」

恋「ぱくっ」

貂蝉「はい、恋ちゃん。これも食べてん」

恋「はぐっ。もぐもぐもぐもぐ」

 点心を売っている店を回ること三軒。

 ようやく見つかった華蝶仮面一号二号三号の中の人たち。楽しく飲茶をやっていました。

一刀「ようやく見つけた、三人とも」

星「おや、ご主人様ではありませんか?」

貂蝉「あらん? あらあらあらん♪ ご主人様じゃないの♪」

恋「もぐもぐもぐ……ごくん、けふっ。ご主人様、どうしたの?」

一刀「どうしたのじゃないだろ。一体どういうことだよ」

中の人たち「?」

 まったく俺が探しにきた理由がわからない中の人たち。

一刀「華蝶仮面三号だよ」

 声のトーンを下げながら、三人が占領している机の椅子に座る。

一刀「貂蝉の場合はまだ納得できる。けど、なんで恋まであんなことをやってるのさ?」

星「ああ、そのことですか」

 ここまで言ってようやくわかってくれた星は、恋の取り皿に点心を運び、

恋「ぱくっ」

 恋はぱくり。

星「これには深い事情がありまして。話すととても長くなる話しかたと短くなる話しかたがあります」

一刀「短いほうの説明を求む」

星「いつものように貂蝉と二人で悪党どもを蹴散らし、裏で仮面を外していたのです」

一刀「ふむふむ」

星「するとどうでしょう。そこに恋が通りかかったじゃありませんか」

 はい?

 てことはあれですか。

一刀「……つまりそれって」

貂蝉「ようは恋ちゃんに正体がばれちゃったのよ♪」

 ……おい。身元不明の正義を気取るなら、もうちょっと用心しようよ。

 けど、それがなんで恋が三号になることに繋がる?

貂蝉「だからあたしたちは、恋ちゃんに口止め料として点心を食べさせてあげたわけ」

一刀「ほうほう」

貂蝉「そんなとき、星ちゃんが名案を浮かべたのよ」

星「恋を三号にしてしまおうと」

一刀「…………」

 えーと、そんな簡単に?

貂蝉「あたしとしては、仲間が増えるのは歓迎するわけだから、星ちゃんと二人で恋ちゃんを勧誘したわけよ」

星「そしたら恋は快く引き受けてくれたのだ」

 恋が、快くね……

 恋をチラッと見ると、ハテナを浮かべる。

一刀「恋、そうなのか?」

恋「……………七日に一度、ここでごはん食べさせてくれるって言った」

一刀「…………」

 それってさ、買収って言うんじゃないのか?

 それで恋が納得したならいいんだけど、これが全ての事情を知った愛紗なら、

愛紗『武人のくせに己の武を金で売ろうと言うのかっ!』

 と、恋を仲間にしたときみたいに言いそうだな。

一刀「まあ、恋の意思で決めたことならなにも言わないけど。別に悪いことをしているわけじゃないし」

 だが、これでまた少なくとも、愛紗の警戒は強くなるだろうけど。

 三国一の武を持ってるからね、恋は。愛紗の胃は痛まるばかりだな。

 謎が全て解けたところで、俺はそろそろ退散するかな。

一刀「じゃ、俺はもう行くな」

星「おや、もう行ってしまうのですか?」

貂蝉「もっとゆっくりしていけばいいのに~。いっぱい頼んでるから食べてもいいのよ」

一刀「その気心つかいだけで結構だよ。それと恋。街に出るときは誰にでもいいからちゃんと一声かけろよ。愛紗が心配してたぞ」

恋「…………………………(コクリ)」

 このコクリは絶対わかってないな。

 まあいい。恋のことだから、愛紗も大目に見てくれるだろう。なんたって、恋を甘やかす喜びを見出した同士なんだから。

 最後にもう一度、じゃ、と言いこの場から去る。

恋「……は、ごひゅひんひゃま」

 ……去ろうとしたら、不意に、口の中に点心を入れたままの恋に呼び止められた。

一刀「ん? どうした、恋?」

恋「もぐもぐもぐ……」

 偉い偉い。ちゃんと口の中を空にしてから喋ろうな。

 ごくんと飲み込み口が空になった恋。

恋「…………」

 沈黙。

 なにかと思い口を開こうとした瞬間、恋は告げる。

恋「ご主人様も、華蝶仮面やる?」

一号・二号「…………」

 とんでもない発言に、絶句する一号二号。

 そして絶句しかけた俺は、当然のようにこう返答す。

一刀「謹んでお断りさせてもらいます」
これ以上愛紗を怒られるだけですからね!