紅い月の西側に、想う二人のプリンセス「プリホリ」編第一回
此処はシンフォニア王国、遥か未来の地球人達の移民してきた世界。
シンフォニア王国は現在ウォーゼル・ハイゼン・ド・シンフォニア前国王から王位を継ぎ、クリフ・クラウド改めクリフ・ド・シンフォニア(正式名称は解らなかった)が国王を務めている。
クリフ「忙しいな~」

「クリフまだ始めたばかりじゃない?」
クリフ「だってこのところ、街に行ってない」

「王様が怠けては皆に示しが付かないですよ」
クリフ「レティはたまに抜け出しているのに、俺だけ駄目なんだな~」

「クリフさん内緒って言ったのに!」

「それは後で聴くから今は仕事してね」
杖を構えるラピス
二人「はい!頑張ります」
近衛兵「大変です!」
「何事です!」
近衛兵「今来た情報によりますと、湖に大きな光の柱が落ちてきてその場に突如見慣れぬ者が現れてたとのことです」
「その人達を直ぐに連れて来て、丁重におもてなししてね」
近衛兵「は、はい!」
「もしかして、この前言っていた過去から来た者達なの?」
「現れ方が同じだから多分ね」

「結さんと恭子さんですよね」
「そう言えば、レティは知ってるんだよね」
「それより此処は、月の王宮ではないみたいだけど何処?」

「えっと此処はシンフォニア王国だよ、そして私は宮廷魔術師のラピス・メルクリウス・フレイア貴女は?」

「リース」

「あのさっき言っていたのって野々村結と仁科恭子って人のことかな?」

「そうだよ、二人を知っているって事は時空転移装置で此処に来たんだよね」
「違う・・この銀色を触ったら此処に居た」
「私は、急に光に包まれて気付いたら此処に居たの」
「ラピスさん、この方達が来た人なんですね」
クリフ「レティ、失礼だよいきなり入って行ったら」

「ごめんなさい、はじめましてレティシア・ラ・ミュウ・シンフォニアです」
クリフ「俺はクリフ・ド・シンフォニア、よろしく」
「名前で解るように、二人は王様と王妃様なんだよ」