「議会だより」のコーナーに原稿をお願いされた。200字以内でということだったが、200字でまとまった内容の文を書くことは難しい。とりあえず書き始めた。う〜ん、ダメだ。200字では足りない。

 

封筒に入ってきた直近発刊3部の「わたしのひとこと」欄のコピーを見てみる。おや、200字以内で書いている人はいない。3人とも18字×20行の360字、あるいはそれ以上だ。200字以内に収めるには1行18字なら11行(18×11=198)で書かないといけない。

 

そこで議会事務局に電話をかけて聞いてみた。

「200字以内でとお願いされましたが、直近3部の例を見ると、みなさん360字ほどで書いています。私もそれぐらいの字数でよろしいでしょうか」

 

それに対して議会事務局の女性担当者が答える。

「次号から紙面のレイアウトが若干変わります。今回からひとこと欄の原稿は200字以内でとお願いしております。少しのオーバーはよろしいですが、なるべく200字でお願いします」。

 

だったら最初からそう言ってよと思う。直近3号のコピーが同封されいずれも360字以上。掲載例は内容を参考にするだけで、字数は参考にしてはいけなかったということか。

 

結局220字ほどで書いた。以下のような原稿(案)。「議会だより」にふさわしいと思う一般質問傍聴の感想である。締め切り日の18日に自撮り写真とともにメールで送ることにする。

 

  『ときどき一般質問を傍聴する。議員と同じ空間を共有する緊張感が心地よい。今やYouTubeでも配信される一般質問だが、傍聴席で聴くのは新鮮だ。「晴れの舞台」に立つ議員にエールを送る。

  入念な下調べを基に質問する議員、新しい情報を引き出してくれる議員、質問の中で自身の想いを込める議員、もちろん市長と丁々発止の議論を交わす議員も。

  街づくりにかける議員の熱情を傍聴席で感じてみませんか。』