積雪10センチほど。湿った雪だ。除雪機のエンジンを高回転保持しながら、雪がシューターに付着するのを防ぐ。勢いで雪を飛ばしながら庭先と玄関周りを除雪する。車3台のエンジンもかけて、それぞれの出勤・出動の準備をする。

 

年齢と共に足腰も痛むから、手作業での雪かきは大変だが、機械のおかげで本当に楽だ。今年の冬は記録的暖冬で、除雪機を一度も使わないまま春になるのだろうかと思っていたが、ここにきて雪の予報も続く。明日も雪降りになりそうだ。

 

10時から地区センタ体育館でシルバー室内スポーツ大会の練習をする。15人だけ参加。本番(29日)では35人ほど参加する予定。今日は積雪もあり出不精になったのか。明日と明後日も練習があるからまあ、大丈夫だろう。

 

昼前、遠野テレビでは市議会議員3月議会一般質問が中継されていた。S木A緒議員が質問に立っていた。大きな質問2つ目の遠野市畜産公社の改革について。

何も知らずのほほんと生きていく自分だが、知れば知るほど財政的に大変だということが分かる質問だった。このままでは財政破綻もありうるのだとか。

 

12月議会一般質問ではS木D郎議員が下水道事業の財政逼迫状況について質問した。こちらも財政的には大変で、このままでは破綻かもというコメントがあったと思う。もはや値上げはやむを得ないのか。

一般質問では我々普通の市民が知らないでいることをあぶり出してくれる。ありがたいことだ。議員へのささやかなエールの意味も込めて、時々は議場で傍聴させてもらおうと思う。

 

ということで、午後から議会事務局で受付を済ませ、議場後方の傍聴席へ。

午後は1時からの予定だったが、何か不具合が発生したようでなかなか一般質問が始まらない。予定時間から10分過ぎ、15分も過ぎた。午後1時からの質問予定者はK松議員だった。質問項目の一つ目はDX(デジタル・トランスフォーメーション)について。

 

遠野市のDXの目標は、「いつでも、どこでも、みんなに優しい、デジタル市役所」だという。それにより、市民サービスの利便性向上、行政事務の効率化などの効果が期待できるという。

しかし、午後1時開始予定の一般質問が、遠野テレビの設定ミスのためか、20数分も待たされたのでは、なにがDXだ!と、不満の一つ二つも言いたくなる。

 

13時24分、やっと再開。K松議員は以前コンピュータ関連会社に勤務していたと聞く。IT関係に大変詳しい議員というイメージだ。

うん?IT(インフォメーション・テクノロジー)関係の会社。DXとはIT化、あるいはICT(インフォメーション&コミュニケーション・テクノロジー)化とどう違うのだろう。後でK松議員に聞いてみたい。

 

熊本市では職員固定の机はないそうだ。完全ペーパーレスで机がない。オフィスの概念を覆すものであり、これには賛否両論がありそうだが、紙ベース廃止はいい。

 

マイナンバーカード、マイナポータルの利便性について市の幹部職員が答えていた。マイナンバーカードの取得率は遠野市では80%以上(正確な数字は忘れた)で県内自治体では2番目に高い取得率であると胸を張る。そうだったのか、知らなかった。

 

マイナンバーカードがあればコンビニで各種申請書が簡単に申し込めるなど、マイナンバーカードの有効性を力説する。しかし、デメリットはないのだろうか。