相変わらず「オフサイド」は分からない。分かろうともしない。それでもアジアカップ決勝トーナメントがテレビ中継されていれば見る。

 

「オフサイド・ディレイ」という用語を今大会で初めて聞いたような気がする。前からあったルールなのだろうか。ワールドカップ2022カタールでもあったルールなのか。

 

オフサイド・ディレイとは「オフサイドと判断したが念のため、アウトプレーになるまで判断をディレイ(遅らせる)こと」。その後ゴールが決まってもオフサイドでしたとなることもあるわけだ。白けるなあ。

 

さて、日本対イラン。前半に日本が先制し1-0。日本がイランを攻め続けていたように思うが、追加点は得られない。体を張ったプレーが続く。サッカーも格闘技だ。1-0のまま前半終了。

 

後半10分頃にイランが同点ゴール。1-1。後半は日本はイランに攻め込まれる場面が多い。前半とは全く違う展開。防戦一方の時間帯もあり。

 

そしてアディショナル・タイムに入り、なんとPKを与えてしまう。終了間際だった。テレビで解説を務める松木氏は、「大丈夫、ゴールキーパーが止めればよいだけです。その後は日本にチャンスがやってきます」。相変わらず根拠のない前向き予想が痛い。

 

結局、PKを決められ、1-2とイランにリードを許す。万事休すか。それでも、松木氏は、「大丈夫。まだ時間はある。1点取ればいい。中央にボールを上げろ」などと、前向きなコメント、というか応援コメント。

 

選手が負傷で倒れたり、選手交代の時間もあったり、アディショナルタイムは加算されたようだが、それでもほどなくゲームセット。3大会ぶりのアジア杯優勝はなくなった。

 

日本はグループリーグでイラクに1-2、そして決勝トーナメントではイランに1-2。イライラするアジア杯だった。

イラクに負けた時も地上波中継があった。これも見ていた。地上波中継はそれ以外はなかったような。