修正会とは、新たな年を迎えるにあたり、 仏さまの前で身を正し、あらためて自分自身を見つめ直す新年の法要。我が菩提寺萬通寺では毎年1月16日に行われる。

 

9:30〜いつものように受付の手伝いをする。参加者名とお布施、持ち寄った米などを記帳する。お布施は袋に入れ、氏名と金額が記入されていればいいが、袋に入れず現金で持ってくる人もいる。氏名を知っている人ならいいが、そうじゃない場合は氏名と漢字を聞くことになる。

 

お布施の封筒に金額が記入されていない場合は、中身を確認し、金額を受付簿に記入する。10時からの法要が始まっても、記帳漏れがないか、金額は合っているかなど確認をする。今年は参加者数は賄い当番の人たちを含め40人ほど。いつもより多い。

少し遅れて私も法要に参加。

 

台所で餅つき器や炊飯器を複数台使い、本堂ではストーブを3台焚く。電気容量がオーバーになったのか、電源が落ちた。賄いの人たちがブレーカーの位置を探すのに手間取っているようだ。なかなか復元しない。寒くなった。しかし、なんのこれしき。能登の避難所に身を寄せる被災者に比べたら申し訳ない。改めて被災者に思いを馳せる。頑張ってくださいと。

 

先日は日出神社の神事(越年祭、元旦祭、お焚き上げ)に参加した。新年早々関係者が亡くなるなど大変だった。

 

寺関係者でだれかが亡くなったということではない。いずこの寺でも大なり小なりあると思うが、後継者問題、健康問題、総代など役員の代替わりもうまくいかない。役員の高齢化、負担増しの問題なども課題であり、今後の門徒活動に影響を及ぼす。

 

正午から御斎(おとき、食事会)。賄い当番が用意したきな粉餅や惣菜などを参加者みんなでいただく。この食事の用意も当番には大変だ。

年4回ある。盂蘭盆会法要、彼岸会法要、報恩講、そして修正会法要。準備から買い物、掃除、仏具磨きなどのためにそれぞれ2〜4日間ほど寺で奉仕作業となる。7グループあるから、7年に1度当番が回ってくることになる。

 

我が家では妻がまだ仕事をしており、賄い当番はだいたい私が努める。当番は女性がほとんどだ。私が行っても邪魔になるだけだ。そんな時は境内の掃除や仏具磨きをする。男は1人か2人。台所で人手が足りなくなった時のみ、台所に戻る。そんな仕事もなかなか大変である。