9/13提出締め切りのCAN-DOリストを3学年分作成した。英語科の教員が3人以上いる学校なら各学年の担当者がそれぞれの学年のリストを作ればいい。しかし、英語科教員が一人の小規模校ではその一人が3学年分のリストを作成する必要がある。3倍の労力と時間がかかる。

 

「英語科の会議を開き、科内で十分に協議し情報を共有してから提出すること」などと注意書きがあるが、虚しい注意書きである。県教委は英語科が一人の学校など存在しないと思っているようだ。

 

9/12締め切りの英検の申し込みも終わった。初めて英検を担当し、申し込みのフローチャートなどを読みながら進めた。ファックスでも郵送でもインターネットからで申し込みが可能のようだが、インターネットで申し込もう。まず英検の公式サイトにアクセスしてログインする必要がある。

 

しかし、ログイン画面はどこから入っていくのだ。説明書はいきなりログイン画面から始まるが、リンクに関する記述がない。あちこちクリックするが、なかなかログイン画面が現れない。さらにIDやパスワードはどれなのだ。私費用と公費用の2種類がある。前任者が病中の6月24日から勤務したが、引き継ぎも何もなかった。

 

高校勤務時代には面接担当員の経験はあるが、英検事務担当の経験は全くない。何日か悩んだ。取り敢えずファックス用の申込書を記入した。申込書も本会場用と準会場用の2種類がある。どっちなのかも分からず、説明書をまた読む。

 

何日か授業の合間に説明書を読みながら悪戦苦闘。結局インターネットから申し込むことにした。ファックスでの申込書なら、各級の申込人数に受験料を掛け、合計金額を出し、それから会場使用料を減じた金額を振込むのだが、ネット上の申込書なら、当然ながら、掛けたり足したり引いたりする計算は不要である。自動で振込むべき金額が表示される。

 

受験料は町が払ってくれるという。教育には金を惜しまないという町に感謝。お陰で生徒から、高い受験料を集金する必要がない。振込用紙に金額や学校名、級ごとの人数等を記入、役場に持って行ってもらう。担当者が公費で払ってくれるのだという。なんと太っ腹。

 

1ヶ月前ほどから気になっていた2つの件がデッドライン内(おとといの月曜日)に終了し、久しぶりに気の休まる日々を迎えている。

 

気になる次は国際理解授業と地域創造学、それに教育事務所から英語の指導主事が来校し、私の授業を見て、その後で1時間指導を受けること。

 

国際理解教育では町内の外国人労働者や研修者を学校に招き、生徒たちと交流させるという取り組み。なんと7時間も計画されていた。これには多くの関係者が集まって来る予定だ。

地域創造学は総合的な学習の時間の学習内容だと思っていたが、各教科でも取り組むことだった。英語の授業の中で地域創造学をどう組み入れるというのだ。

 

そして名指しで私の授業を見に来るという指導主事。今更私を指導してどうしろというのだ。来年3月までの私を指導するより、今休んでいる前任者をもっと指導しておくべきだったのではないか。あまりに忙しくて、煩わしくて、私も学校に行けなくなったらどうするのだ。