入国時にJAPANなしの白シャツで入国したのがそもそもの発端かも知れぬ。最初から歯車が狂っていたのだ。これを提案したのは誰だか分からないが、まったく罪のない高校生がコソコソと隠れるように入国したということ。

 

メンバーに本職のファーストはおらず、内野手、それもショートばかりだった弊害。2アウト2・3塁でサードの低投を取れなかったり(記録はサードのエラー)、タイブレーク、無死1・2塁で送りバントのキャッチャーゴロをファーストへ送球エラー。とんでもない高い送球なら仕方がないが、取ってあげろよというレベル。

 

敗退に繋がったこの2つのエラーは本職のファーストならアウトにしていたかも知れない。アウトに出来ない場合でも後ろに逸らさず止めていれば傷口は最小で済んだかも。ファーストを守る選手にはスラッガーも多いのに選出しなかった弊害。

 

そして誤算の最大は佐々木朗希だろう。血豆のため韓国戦初回だけの登板に留まった。世界の晴れ舞台でわずか十数球だけでは内外のスカウト陣も困ったことだろう。奥川の奪三振ショーに比べたらあまりに不甲斐ない。

 

奥川がプロ希望を表明したのに、日本に帰ってからと口を濁した佐々木。もしかしたら筑波大学という選択肢が本物になるかもしれない。大船渡高校の監督が勧めているという噂もある。あの監督のやりそうなことだ。