宝珠山立石寺は通称山寺。その名の通り山の中にある。と言うか、崖にへばりつくように建てられた寺だ。天台宗に属し、創建は貞観二年(860年、清和天皇の時代)、慈覚大師円仁によって建立された。

  ちなみに慈覚大師円仁は中尊寺、毛越寺、それに瑞巌寺の開山者でもある。知らなかった!知ってましたか?

 

  登り口から普通に歩いても30分から40分ほどで頂上、奥の院にたどり着く。途中休み休みしてもそんなものだ。

 

  それにしても昔の坊さんはえらい。よくもまあこんな断崖絶壁に窪地を見つけ、そこに寺院やお堂をいくつも建てたものだ。宮大工や坊さんたちがマンパワーで建築資材担ぎ上げたのだろう。まさかヘリコプターで吊り上げたわけではあるまい。

 

 

  最近流行っているのが御朱印帳。山寺でも何箇所か御朱印帳に記帳してもらえる。上の写真は奥の院での記帳所。