高校卒業後、地元の私立大学に進学したテテ
高校生活も謳歌したものの、大学生ともなれば、弾け方は、高校生の比ではないのは、誰しも感じることだと思います。
さてさて、地元の大学
と言っても、前提の大前提
家は島
都市部から電車やバス、もしくは自転車で港まで行き、そこからフェリーで40分
フェリーは基本1時間に1本
高校生のときは、朝5時におきて、港まで20分歩き、フェリーで40分、自転車で30分
なんとか、3年通った。
(私からしたら、勉強嫌いな人なのに、良く通ったよ)
ただ、大学は、高校の場所より、もっと遠かった。
この地方では、大学は基本、山側。
海からも、港からも遠い山側。
自転車などでは、到底無理な、上り坂の連続。
原付だって、バイクだって、ガソリンは必要。
テテ
シマシマに向かって
『バイトするから。』
遊ぶお金も携帯代も原付もガソリン代も、大学生ともなれば、自分でってことも、これも普通。
ただ、1点、最終フェリーは21時
求人のある都市部で20時に、上がらないとフェリーに乗れない&家に帰れない
あっちなみに、台風や雨でフェリーが欠航したら、島から出ることも、島に帰ることも出来ないんだけどね
その上で、テテに課せられたもの
シマみ
『大学費用も安くないんだから、バイト代から、5万円、家にいれてね』
大学生スタートから、最終フェリーまでの短い時間を気にしながら、フルスロットルで、バイトして本人は、ふと、気がついた。
家に5万円いれるなら、
1人暮らし出来るかも。ƪ(˘⌣˘)ʃ
陸に家を借りて
島に帰らなくて
フェリーの時間を気にしなくて
バイトしたら
もっと働けて
もっとお金を手に出来て
大学にも通いやすくなって
親にも、うるさく言われなくて
遊ぶ時間も確保出来て
良いことづくめ
テテの頭の中は
バイト代貯めて、1人暮らしのお金をつくるぞー
大学1年生の前期
島から大学とバイトをフルスロットル
夏休み
働き続けて、お金を貯めた
後期
念願の1人暮らしを手に入れた
そう。
彼は働いてお金を貯めて
1人自由な暮らしを手に入れた。
次回につづく
っていっても、内容は想像がつきますよね?!