K子さん
職場から逃避行相手の住所を聞き出しました。(30年くらい前、今ほど、個人情報はうるさくなかったため)
実家に住んでいた逃避行相手
K子は10歳になる娘の手を握り
そうです。
不倫相手の両親を訪ねたのです。
そこで、K子は不倫相手の両親に謝罪し懇願します。
大人の事情は分からぬままに、ただただ、そばにいる娘
K子が懇願した内容
娘さんの捜索願を出してください
携帯電話など、まだ無い時代
逃避行した男女を探し出す方法
捜索願
程なくして見つかった2人
不倫女は、両親に連れられて警察署をあとに
K子は再び、娘の手を握りしめて、夫を警察署に迎えに
愛の逃避行までした男
家族を捨てて、までの思い
愛の逃避行させた女
家族を捨てさせて、までの思い
けれど、警察署をあとにする横は互いに
家族
往生際の悪い男は、不倫相手と一緒になりたいと口にしたけど
K子さん
『愛してる女(不倫相手の方ね)の気持ちが、貴方には理解できないの?』
そして、そこから、40年
K子さんは、離婚せず夫を天に見送りました。
お葬式での彼女は、泣くこともなく、多くの孫に囲まれて、清々しいまでの背筋で、少ない弔問の人に挨拶されてました。
少ない弔問客
それは、その後、愛の逃避行をした2人は会社を辞めたからです。
少し裕福だった給料から、次の会社で、一からスタートの少ない給料でも、添い遂げたK子のプライド
そして、今、孫に囲まれて彼女はきっと幸せです。
ただ1点
手を握られて、大人の事情に振り回された娘は、多感な青春時代を過ごしたみたいです。
次の内容は
愛の逃避行をした男の思いをアップする予定です